赤い夢の迷宮



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初公開日(参考)2007年05月
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長編小説

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赤い夢の迷宮 (講談社文庫)

2010年05月14日 赤い夢の迷宮 (講談社文庫)

二十五年前、ぼくらは小学生だった。殺人鬼が出没する噂もあった街で、ぼくら七人は「やっておもしろいこと」を見せてくれる不思議な男OGの館に通った。地下室であれを見せられるまでは。OGからの招待状を受け取り、再会したぼくらは大人になっていた。七人を待ち受ける本物の惨劇。悪夢は始まっている。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

赤い夢の迷宮の総合評価:7.75/10点レビュー 16件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

赤い夢の迷宮の感想

ゴッチ、ウガッコ、ユーレイ、Cちゃん、ココア、魔女、そしてぼく。
ぼくらは不思議な男OGの館に足しげく通ったメンバーだった。
街には殺人鬼出没の噂があり、得体の知れないOGを訪ねることに、大人はいい顔をしなかった。
しかし、ぼくらは普通やって悪いことを面白ければ平然とやってしまうOGに憧れのようなものを持っていた。
そんな夏のある日、ぼくらはOGの別荘に出かけた。
大人に黙って宝物を隠すという冒険に出たのだ。
しかし、そんなドキドキ感は地下室で「あれ」を発見したことで消失した。
その一件以来疎遠になって二十五年。
突如OGから招待状を受け取ったぼくらは集まった。
惨劇が待ち受けているとは知らないで―・・・

勇嶺薫氏初の大人向けミステリ。
普段ははやみねかおる名義で児童向けミステリを書かれているようです。
所謂クローズド・サークルものになります。
普段児童向けで書かれている方だからなのか、非常に読みやすい作品です。
とはいえ、大人向けミステリということで、なかなか歪んだ闇や毒があります。

オープニング
第一幕 昔―二十五年前
幕間  それぞれの歴史
第二幕 現在
終幕
エンディング
このような目次になっています。
第一幕で登場人物の子ども時代が記され、幕間で再会までの各自の変遷が記されます。
第二幕で所謂クローズド・サークルとなり、終幕で種明かしという流れです。
第一幕と幕間を読むと、皆子ども時代の純粋さを失い、社会の荒波に揉まれてどこか歪み荒んでいます。
その様が妙にリアルで時の残酷さを感じます。
ただ、せっかく幕間で人物像を多少掘り下げたのに、第二幕で特段それを活かしているわけでもない気がします。
一人ひとりの死があまりページをさかれることなく、あっさりしています。
せっかくのクローズド・サークルなのに疑心暗鬼に陥ったり、殺伐としたりはあまりしません。
クローズド・サークルを期待して読むと、少しガッカリするかもしれません。
決してページ数が少ないわけではないのですが、サラッとしている印象です。
エンディングのオチは好みと解釈が割れると思います。
個人的にはどこかおどろおどろしいオチで好きです。

良くも悪くも読みやすく、サラッと読める分、あまり印象に残らない作品かなと思います。
けれど、単純にクローズド・サークルの犯人探しではなく、そこは一工夫されています。
個人的には時の流れの残酷さの方が印象に残る作品です。


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あんみつ
QVSFG7MB
No.1:
(3pt)

赤い夢の迷宮の感想


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virgo
1K8FHM4I
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No.14:
(3pt)

あっさりミステリ

あっさりした描写なので、厚さの割には早く読めた。
しかし、なんだか呆気ない結末というか、ミステリーとしてはあまりにあからさまなヒントで。逆にもしかしたら違うのかも、と変な疑いを抱きながら読みすすめる羽目になって、しかし結局思った通りの結果。
事件は解決されるが、なんだかはっきりとしない結末を迎える。
結局この主人公は、犯人と似たような狂人なのだろうか?
首吊死体を見たことで、眠っていた狂気が目覚めてしまったのか?
赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)より
4061825283
No.13:
(5pt)

すぐ届きました!

非常に場所満足です。
赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)より
4061825283
No.12:
(5pt)

怖い小説でした

はやみね作品は残念ながら読んだことがなかったのですが(さわやかなミステリが好きじゃないので)これはとても面白かったです
エンディングの意味を考えると頭が痛くなってきます
こちら名義の作品をもっと見てみたいです
赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)より
4061825283
No.11:
(5pt)

夢水清志郎シリーズが大好きなので手を出してみた。

良い意味で読みやすかったが、悪い良い方すると内容が薄かった。さらっと読めてしまう。
小学校時代の思い出の書き方とかは作者らしさが出ているし、トリックも著者らしい。エピソードの伏線の回収の仕方も良かった。読みやすい一方で怖いし気持ち悪い表現もあり。
赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)より
4061825283
No.10:
(5pt)

非常にいい本

はやみねさんの本は場面展開がよく出来ていて非常に読みやすい。

そして内容。中3になる僕ですが深くて、暗くて、人間の醜さや、本性?のような感じで、読んだ後も、喉を通らないようなそんな感じになりました。

講談社は学ランのポケットにすっと入るいいサイズなので、暇な時にちょこちょこっと読めるのもgoodです!
赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)より
4061825283



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