夏の闇



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    8.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    4.50pt ( 5max) / 52件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []A
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1972年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数875回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数2

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    夏の闇―直筆原稿縮刷版

    2010年05月01日 夏の闇―直筆原稿縮刷版

    誰も殺せず、誰も救えず、徒労と焦燥の間を漂うしかなかったヴェトナムでの戦場体験を経て、暗く、抜け道のない「現代」によどむ懈怠と嫌悪の淵に沈潜し、ひたすら女との甘い生活にふけろうとする男。男は「私」であり、作家は自分自身に挑みかかる決意だった。40歳のにがい記念として…。かくて、書き直しも消し跡もほとんどない、この完璧な原稿が残された。作家の決意がみごとなまでに結実した、その記念として―。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    夏の闇の総合評価:9.00/10点レビュー 52件。Aランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.52:
    (3pt)

    駄作か秀作か?

    大昔に読んだ開高健の『夏の闇』を再読したいと思い手にした。
    おぼろながら男女の機微を鬱陶しいほど記述していたのを記憶していた。
    今回再読して「私」の心象の背景にベトナム体験が色濃く語られていることが理解できた。
    小説なら駄作だと思うが、生と死を、皮膚の皮一枚で感じた者だけにしか語れないベトナム体験の後遺症的な思いを吐露しているものなら秀作だと思いながら読み終えました。
    夏の闇 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夏の闇 (新潮文庫)より
    4101128103
    No.51:
    (4pt)

    ままごとって。なんともまぁ、男は自分勝手だ。

    30年ぶりの再読
    若かった時には気にも留めなかった表現などに、若干の胸やけも。
    半面、日によっては胸やけではなく、語彙力に感動したり。
    ストーリーを追うと、美しい文章を読み飛ばしがちになり
    文章に夢中になると、ストーリーに感情移入しづらくなり。
    五十路には気力と体力の必要な本だ。

    女は愛人であり、恋人ではない。
    女に感情移入してしまった、五十路(の私は女性)です。
    おままごとが終わった時には涙が。
    夏の闇 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夏の闇 (新潮文庫)より
    4101128103
    No.50:
    (3pt)

    綺麗な状態

    good
    夏の闇 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夏の闇 (新潮文庫)より
    4101128103
    No.49:
    (4pt)

    心に残るヒロイン

    面白かった。
    20年前に読んだ時は、性描写の濃厚さに読み進められず挫折。
    久々に読んでみたら生き生きしたヒロインに惹きつけられ、あっという間に読了しました。
    ヒロインの住む街、恐らくバドゴーデスベルクの街並みや学位論文のかたわらに営む日々の生活の描写が印象深い。
    実在のモデルがいると言うのもさもありなん、特徴ある口癖や会話のテンポにリアリティがあり魅了されました。
    モデル女性が若くして亡くなられたあと、友人が夏の闇には彼女の小さな癖が書かれていて懐かしいと振り返っている記事がありました。

    作中後半のベトナム戦争のくだりはダレてきますが、そこから続くヒロインの独白がよい。
    なかなかドギツい内容だと言うのに、ヒロインの魅力は損なわずに読ませる開高健の巧みさよ。

    女性は、ドイツ語もわからず流れ着いたと言うのに大学で学位論文を仕上げる底知れないバイタリティがあり、知性も食欲も性欲も旺盛で作者自身と思しき主人公にひけをとらない存在。

    描きようによっては深みが伝わらない貪欲な女性となるところを、ドイツの深い森や静けさ、簡素な清潔さを背景に清々しいヒロインとして浮かび上がらせています。 

    昭和文学の濃くて静かな余韻の残す一冊でした。
    夏の闇 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夏の闇 (新潮文庫)より
    4101128103
    No.48:
    (2pt)

    佐々木千世に興味があったので・・・

    チェーホフ関連の翻訳者、佐々木千世の「ようこそ!ヤポンカ」を読み、
    その佐々木千世がモデルとなっているということで、この「夏の闇」にたどりつきました。
    主人公の男性は、何か、昔懐かしい男性という気がしました。
    結局、女性に甘えるところは甘えているのに、一方、女性のほうは心底甘えることはできず、
    手放すほかなかったのだと。
    佐々木千世は、今の時代に生きていても、いや、生きていたらもっと、
    魅力的な女性だったと思いますが、
    「夏の闇」の主人公は、一昔前の日本男性だなと感じてしまいました。
    これは、あくまでも、開高健の小説はこれまで一冊も読んだことがなく、
    チェーホフや村上春樹の小説が大好きな一女性の感想です。
    夏の闇 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夏の闇 (新潮文庫)より
    4101128103



    その他、Amazon書評・レビューが 52件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク