(短編集)

ロマネ・コンティ・一九三五年



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    初公開日(参考)1981年07月
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    短編集

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    ロマネ・コンティ・一九三五年―六つの短篇小説 (文春文庫)

    2009年12月04日 ロマネ・コンティ・一九三五年―六つの短篇小説 (文春文庫)

    長年の旅と探求がこの作家にもたらした、深沈たる一滴、また一滴―。酒、食、阿片、釣魚などをテーマに、その豊饒から悲惨までを、精緻玲瓏の文体で描きつくした名短篇小説集は、作家の没後20年を超えて、なお輝きを失わない。川端康成文学賞を受賞した「玉、砕ける」他、全六篇を収める。 (「BOOK」データベースより)




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    ロマネ・コンティ・一九三五年の総合評価:8.95/10点レビュー 19件。Dランク


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    No.19:
    (5pt)

    食わず嫌いだったのだが・・・ この中身のつまった文章の充実感は何だ!

    〇 生前マスメディアに登場することが多かった開高さんは、純粋な文学者ではないように思われて読む気にならなかったのだが、山崎正和さんによる表題作の書評に出会ったので、念のためにという軽い気持ちで読んでみた。

    〇 読んでおどろいた。色彩、密度、重量、強さ、手応え、そんなものがみっしりと詰まった文体で、この重量級の文章にすっかり魅せられた。退廃を描いてもシニカルにならない熱量がある。ひとことで言ってしまえば充実している。

    〇 収録されている6篇の短篇はそれぞれ独立した作品だが、各篇とも中心となる物語にもうひとつのエピソードが絡む凝った作りになっていて、この対位法が単純なストーリーに複雑で精妙な味わいを生んでいる。

    〇 美点をあげればまずは文章。そのほかにも読者を退屈させない物語の展開の速さ、洒落た会話の使い方、念入りな人物の描写があげられる。読者にたいするサービス精神もたっぷりで、ポンと放り出すように物語を閉じて読者に宙ぶらりんの居心地のわるさを味合わせる身勝手などはしない。

    〇 この作家は当たり前のものではないものを描くところで力を発揮するようで、登場人物では作者によく似た異形の怪人がとても魅力的だ。だから東京でのサラリーマン生活をえがく「黄昏の力」よりは、北海道の釣りをえがく「渚にて」のほうがおもしろいし、それよりもベトナムや香港やパリを舞台にした「玉、砕ける」「飽満の種子」「貝塚をつくる」や表題作のほうがさらにおもしろい。
    ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)Amazon書評・レビュー:ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)より
    4167127040
    No.18:
    (5pt)

    最高に決まってる

    言うまでもなく、開高氏の作品の中でも大変面白い作品だと思います。3度目となる読破です。
    ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)Amazon書評・レビュー:ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)より
    4167127040
    No.17:
    (4pt)

    歳をとって読み返してみた。

    他の作品も読んでみたくなりました。
    ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)Amazon書評・レビュー:ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)より
    4167127040
    No.16:
    (4pt)

    神は細部に宿る

    開高健氏の最も円熟した時に書かれた短編集。中の「玉、砕ける」を再読したくて、購入。何気ない描写のうちに、世界の不穏な状況が浮かび上がる。見事だなと、唸る。神は細部に宿ると言ったのは、開高健氏なのかな?その言葉を見事に実践していると感じました。
    ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)Amazon書評・レビュー:ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)より
    4167127040
    No.15:
    (5pt)

    戦後、昭和時代を代表する傑作短篇集

    主題、文体、挿話……、すべてにわたって卓越している。川端康成賞、受賞作含む。
    ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)Amazon書評・レビュー:ロマネ・コンティ・一九三五年 (文春文庫 127-4)より
    4167127040



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