碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。

失踪した博士の実験室には奇妙な小説と、ある名前ーー。

累計590万部突破！　「蒼穹の昴」シリーズ第5部完結巻！ シリーズ史上、もっとも哀切なラストに涙する。

張学良の帰還。 満洲国建国ーー祖国を失った将軍の決意とは。

一編15分、世界がぐるりと裏返る。

勝村瞳子、独身。自分を疎ましがる母の介護と、実家の店でこき使われているうちに一日が終わる。

長野の冬は厳しい。

加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは最終巻。

京都所司代を歴任した傑士、襲撃さる。賊は狩衣を着ていたそうだ。

森の狭間に建つ白亜の洋館。 美しく謎 めいた兄弟・実矢(みや)と麻堵(まど)の周囲で相次ぐ奇怪な「死」。

出雲でのフィールド・ワークを終えた橘樹雅は、 「出雲の本質は奥出雲にある」という 指導教官・御子神伶二のひと言で、奥出雲へ向かうことに。

運悪く、十五年勤めた修業先を辞めることになった麻四郎。

消えた女。 友の死。

あらがう馬占山。 満洲事変勃発。

さまよう溥儀。 紫禁城を追われた最後の皇帝（ラストエンペラー）は、日本の庇護下に。

吉川英治文学新人賞受賞『地の底のヤマ』著者の快作! 目撃者・”見立て屋”刑事・殺人犯。

両親が遺したつきみ茶屋が窮地に。 なんと父の借金が判明し、一括返済を迫られたのだ。

ビールの苦みが、心に寄り添う夜がある―― 何度でも味わいたい、極上のミステリー! 若き日の面影を探して街をさまよううち、 カメラマンの有坂祐二はビアバー《香菜里屋》に辿り着く。

忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。

トップレベルの私立大学に通う百瀬陽一の就職戦線は冴えなかった。

妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。

さらし首の名所だった「暗闇坂」にそそり立つ樹齢二千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだのか。

俵屋を継ぎ妻を娶った宗達は、名門公卿の烏丸光広に依頼され、養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。

扇屋「俵屋」の養子となった伊年は、醍醐の花見や、出雲阿国の舞台、南蛮貿易の輸入品から意匠を貪り、絵付けした扇は評判を増す。

富豪の一人娘が、別荘で不審な事故死を遂げる。

春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。

大泥棒たちが集まる秘密の会。そこで供される「五右衛門鍋」は驚くほどにうまいらしい。

消えた復興予算、2兆円。 震災を食い物にする奴らがいる――。

第52回メフィスト賞受賞作 ある夕方、保育園から榎本千夏子に一本の電話が入った。

時の将軍・家綱より拝領した刀を奪われる四谷の弁慶事件が頻発。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

突然、事故死した両親に代わって、神楽坂の割烹「つきみ茶屋」を継ごうと決意する剣士。

東風亜由子、32歳、気鋭の映画スクリプター、もとい、正木監督の雑用係。

名門・聖真女学園高校の「開かずの間」で、少女が死んだ。「魔女」という謎の言葉を残して―。

東京第一銀行の花咲舞は、今日も不正を許さない。別府支店が見送りの判断を下した、老舗温泉旅館への巨額融資。

件は牛から生まれ、予言をしてたちどころに死ぬという。

東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられた〓人形。その中から男性の刺殺体が発見された。

南極遊覧中のチャーター機がシステムダウンを起こし不時着。

加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く好評の書下ろしシリーズは、第十六巻目。

京都の公家から江戸の武家へ。前代未聞の転身を遂げた信平。

ボッシュを分署から追いだしたバラードだったが、ある事件に興味を示す。

ロス市警ハリウッド分署深夜勤務女性刑事レネイ・バラードがボッシュと共演。

十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。

切断された二本の指がクランベリーソーダに沈められていた。

人気俳優とカリスマ歌姫が惨殺された。容疑が濃厚なドラッグ密売人が逮捕されるも冤罪を主張。

大学院生の町村と指導教員の宇賀神は、ニセ科学批判の急先鋒・蓮見教授にある事実を知らされる。

悪魔が刻む逆さ五芒星は、死の証―。警視庁に新設された特殊犯罪捜査室。

「爆発事故発生」。一年生記者・佐藤亜紀良は深夜、ツイッターで奇妙なつぶやきを見つける。

自分の死を暗示するような謎の言葉を遺し、37歳の若さで急死した医師・土岐佑介。

「絶対に医療崩壊はさせない」。新型コロナの集団感染が発生した大型クルーズ船が横浜港に入った。

出版社勤務の星野は、山手線内で乗り合わせる美女に憧れ「山手線の恋人」と呼んでいた。

得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。

世界的な企業買収者・鷲津政彦は、原発を建設する民営会社株の買収に失敗。

未曾有の事態に官邸は迷走し、首都電力は責任回避に奔走するのみ。原発メルトダウンの危機は迫る。

画家レンブラントのもとにやってきた、ある宝石商からの緊急の使い。

十五歳の公家・信平は仏門に入ることを嫌い、将軍・家光の正室である姉の孝子を頼って江戸に出た。

日ノ本中に散った三万の忍び「蛛蜘」を束ねる頭領を捜せ。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

昭和29年春から夏にかけて続く怪事件。 「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。

聖地白山を流れる手取川で発見された不可解な首なし死体。

Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。

同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。 自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。

新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念して出版されたアンソロジーが、ついに文庫化。

夜、廃墟の病院跡地で『赤き時の魔女』水倉りすかと相棒の供犠創貴は、隠された『ディスク』を探していた。

サンフェルナンド市警の刑事として、自発的に未解決事件捜査にあたっているボッシュ。

薬局の父親は永年麻薬犯罪の片棒を担がされていたが、息子が不正に気づき処刑された。

深夜、ニューヨークの地下鉄。ジャック・リーチャーの目の前で絶命した女性は、国防総省に勤務する事務員だった。

国防総省の事務員と連絡を取っていた謎の親子。軍の特殊部隊にいた経歴を持つ人気政治家。

人気子役の少女が誘拐され、支援のため状況把握に動き出した村野。

東京都内の一軒家で、おびただしい血痕と三つの左手の小指が見つかった。

謎でゾクゾクしたいならこれを読め!作家・評論家が選ぶ年間短編傑作選。

水の守り神とも称される愛くるしい両生類ウアブに魅せられ、太平洋の小島ミクロ・タタに通う若き研究者ジョージ。

あこがれの同級生、真知花梨の故郷を訪れた郡司と栗城。

刑事夕雨子はいつも首元にストールを欠かさない。

公園で乱射事件が発生、狙撃犯は警察官によって射殺された。

次の捜査を、最後の仕事に――。

ロンドンの主要駅で爆破テロが発生。

加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。

ついに姿を現した京の黒幕・下御門。 警戒する信平のもとに、江戸を騒がせる木乃伊の秘薬の噂が舞い込む。

異端の歴史学者・潮田誠教授の主催する天橋立へのバスツアーで起きた全員死亡事故を遡ること二年。研究室関係者が相次いで怪死。

気づけば、すっかり依頼が来なくなっていた人類最強の請負人・哀川潤。

結婚をしたはずの男がいない。婚姻届は出されておらず預金も消えていたが、とにかく、もう一度会いたい―。

上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。

とある若者の間で流行する奇病、異形性変異症候群にかかり、一夜にしておぞましい芋虫に変貌した息子優一。

太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子は、仕事で満州へ渡った貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。

当代きってのミステリー作家7人、華麗なる競作!昭和三十九年十月――。

己の野心のため「使える手駒」を探す、小学生らしからぬ小学生・供犠創貴は、赤い髪に赤い瞳の転校生・水倉りすかが『赤き時の魔女』の名を持つ魔法使いだと知る。

退場からが、人生だ。 「普通の人はいつ会社をやめるんやろ」。

将軍暗殺の企てを探るため、魚之進は南町奉行・筒井和泉守に連れられて生まれて初めて江戸城の門をくぐる。

すべては樹木が語ってくれました。

徹夜明けの仕事帰り、俺はビルの屋上から飛び降りてきた男となぜか目が合った。

星野台小5年1組の佐藤翔太たちは、探偵クラブ「51分署捜査1課」を結成する。

東京都内の雑居ビルの放火事件で、若い男性ガードマンが焼死する。

君の罪は許されない。 だがぼくはまた会いに来る。

最下位低迷中の新興球団「新潟アイビス」の監督に就任した、元スラッガー宇恵康彦。

味見方の魚之進は南町奉行から密命を受ける。

日本橋の裏店に集う、一癖もふた癖もある住人たち。

アンバーは病室のベッドに横たわったまま体を動かせない。口をきくことも目を開けることもできない。

銀行には金と秘密と謎がある。

松島、天橋立、宮島。日本三景と呼ばれる名勝が次々と倒壊、炎上する。