(短編集)
巨悪
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元新聞記者がこんな検察びいきの小説を書くってことは、検察は我々が思ってる以上にきちんとした組織なのかもしれない。法務省出身の「赤レンガ派」検事が特捜をはじめとする「現場派」検事と伍する勢力なのは知らなかった。これまで読んだ小説では法務省は検察庁の下部組織扱いばかりでしたから。 | ||||
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大きな謎がなくささいなひっかかりをフックに話が展開していくので読み進めるのに苦労します。入院中でなければ早々に読むのをやめていたはず。あとアクションの描写が稚拙で何がどうなっているのか伝わらないのもマイナスです。あしからず。 | ||||
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東京地検特捜部のことがよく分かった。謎解きも多くて楽しめた。 | ||||
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地検特捜部のことがよく分かる。 地検特捜部を構成する検事と検察事務官の関係。 直告班と機動捜査担当。 大規模事件への取り組み。 フロッピーディスクのデータ改竄を隠蔽した不祥事。 悪しき慣例を抜本的に改革していく姿を描いている。 ストーリーはダイナミックに階層深く複雑にエスカレーションしていく。 ”巨悪”たる根源を追求していくミステリーとサスペンス。 | ||||
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東京地検特捜部による政治家や企業間における不正献金疑惑を追及した検察ミステリ。 東京地検特捜部のブツ読みや、取調べなど、地味な仕事や上司との軋轢が丁寧に描かれており、取調べ対象の秘書や政治家、大企業幹部も一筋縄ではいかない人物ばかりで非常に読み応えがある内容だった。 法律って誰のためにあるんでしょうか 正義って何なんでしょうか 組織って誰のためにあるんでしょうか と、常に正義に疑念を抱きつつ、自分の信念を貫き通した中澤検事や城島事務官の心意気が好きだった。 また、検察組織内でも現場派と法務省の赤レンガ派の派閥争いや、現場の意見と上司の筋書きの食い違いなど、権力争い、手綱争いの様子も楽しめた。 とりわけ、震災復興事業と巨悪のくだりは印象的だった。 1つ1つは小さな悪、あるいは悪とも言えない組織思いの行動かもしれないが、途方もない大きさのため全体像を把握できず、巨悪を巨悪だと認識できていない。一昔前の巨悪は個人と企業の結びつきの範疇での犯罪に過ぎなかったが、今では数多くの施策や官僚が絡みつき巨悪の規模は飛躍的に増大している。 巨悪とは、単純なものではなく根深く、いくつもの思惑が絡んでいる実態の見えずらいものだということがよく分かった。 | ||||
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