エムエス 継続捜査ゼミ2
- 継続捜査ゼミ (2)
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 | 2021年10月15日 エムエス 継続捜査ゼミ2 (講談社文庫) 思い込みと手柄のため暴走する警察。 恩師のピンチに5人のゼミ生が立ち上がる! 大好評の「女子大生×警察」小説、第2弾! 警察学校校長を最後に退官した後、女子大教授となった小早川は未解決事件を取り上げる「継続捜査ゼミ」を主宰する。5人のゼミ生が次のテーマを「冤罪事件」に決めるなか、学園祭でのミスコン反対運動を推進する女子学生・高樹晶と小早川が議論を交わした後、高樹がキャンパスで襲撃された。傷害容疑で任意同行を求められる小早川。疑いが晴れない教授のため、ゼミ生たちが推理と行動を始める! 女子大を舞台にした人気シリーズ最高潮!!(「BOOK」データベースより) |
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| 気軽に読める小説。5人の魅力的な女子大生が、小早川教授のもと事件に向き合う。今回は冤罪をテーマにした作品。冤罪を違う角度から光をあてている。 一度警察から被疑者扱いされたらそこから抜け出すのは大変だなとは感じさせられた。 | ||||
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| けど、最後に担当刑事と地域巡査部長に罰を与えて欲しかった。巡査部長に至っては刑事になる試験の推薦までもらえたのがスッキリしない。 | ||||
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| 都合の良い話しです。最初から無理な話しです。警察の冤罪がこうして造られていく転回を、元刑事であるものを無理矢理被疑者にしていく過程を軟らかくしていく、なんの解決にもならない結末です。 | ||||
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| 警察官の傲慢、偏見、作文、情報操作、煽り、脅しすかし、恐怖政治・・・等々、サツカンも人間。 仕事がたてこめば、イリノイもするし、やっつけ仕事にもなるじゃん。 可愛い後輩に、カッケいとこ見せたいじゃん！ なかなかのブラック企業。 情弱は、いいように玩具にされる。 知識なきものは、いや、そもそも知ろうとすらしない奴は、遊ばれてしかり。 権力に逆らうには、金を惜しむな！ テメ～の珠はテメ～で守らんと。 性根の腐った輩は、死ぬまで治らない。 なら、自滅するまで放置プレーに。 女子大ってだけで、ヘラヘラと、節制なく馳せ参じるお・と・こって生き物は・・・救いがたしかな。 「志」さえ捨てなければ、充実した人生を送ることができる(375p)。 | ||||
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| 刑事の見込み捜査と共に無罪判決の信憑性をも問題視もしている。 真犯人を捕まえる難しさの両面を女子大教授になった元警察官の主人公とゼミ５人の学生を使って公平かつ面白く描写しています。 国会議員に立候補するくらいの見識をもち武闘家でもある著者ならではの展開です。 最後には，何事も人の行うことに１００％はあり得ないが志を持てば「人間，万事塞翁が馬」であることも改めて気付かせてくれます。 | ||||
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