帝都争乱: サーベル警視庁2
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
帝都争乱: サーベル警視庁2の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白く一気に読み終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今野敏のファンです 前作からはだいぶ経ちましたが 相変わらず面白い小説ですね 巡査とか、刑事(角袖)とか、最初は視点がわかりにくかったですが 次第に引き込まれていきました 読後感は『藤田の存在感』が際立っていました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日露戦争後のポーツマス講和条約に怒った群衆が起こした「日比谷焼打ち事件」を描いている。前作同様、会話が主体の構成であまり情景が書き込まれてないし、場面も桂首相の妾宅が中心で、「明治感」は希薄。山田風太郎の明治モノにくらべると、もの足りないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日露戦争の講和条約(ポーツマス条約)では、国民の期待に反してロシア側から賠償金を一銭も取れなかった。莫大な戦費捻出の為に増税につぐ増税に喘いでいた国民は怒りを爆発させる。 1905年9月5日に日比谷公園で行われた、この講和条約に反対する国民集会をきっかけに発生した暴動事件「日比谷焼打事件」。 本書はこの史実をベースとして展開していく。国民の怒りは桂首相の愛人お鯉(史実で有り実在の人物でも有る)宅も襲撃の対象となった。そのお鯉宅を襲撃から守る役目をおった警察官が本作の主人公たち。 本書の面白さは、実際の事件をベースとして話が進むところ。実在の組織・人物である玄洋社や頭山満。これらは名称のみで物語には登場しないが、玄洋社の海外工作を担う黒龍会や、その代表内田良平はこの物語にしっかりと登場する。従って、明治大正辺りの時代に興味がある人にはたまらなく面白い本だと思う。 一方、史実がメインで有る為、虚実の虚の部分は薄い。殺人事件の解決が虚の部分だが、その解決の為に無理やり登場させた様な人物がいるように感じる。 レビュータイトルは、今野氏の警察モノに良く出てくるタイプの人物像と言う意味。べらんめぇ調のしゃべりかたをする上役、自身に自信が持てない主人公など。この様な登場人物を出すことによって、史実を今野敏の小説として読めるようにした感じがした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
斎藤一(藤田五郎)が助太刀として、本当の命のやり取りを経験している人物として登場するのが前作品に引き続きいい味を出している。 桂首相の妾宅をメイン舞台としながら、当時の日露戦争後の日本の民衆の不満を的確に表しているストーリーも読ませる。 フィクションでありながら、ノンフィクションと思わせるような内容でもあり、登場人物達の人間味も合わせて、当時の日本の雰囲気をよく描いている。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|