サーベル警視庁
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実は、この小説、歴史に意外と従っている。明治時代の警察官達を描いてある。まず鳥居耀蔵の親戚が主役だ。鳥居のべらんめ調の江戸言葉が爽やかだ。藤田五郎と改名した斎藤 一がなんと登場してくる。まさに歴史道理である。藤田は、東京女子高等師範学校のおじさん・用務員として働いているが、事件後に、鳥居たちと一緒に活躍する。その剣術も衰えていない。鳥居達が先輩である、斎藤一を尊敬する姿が素晴らしい!! 今野敏の警察小説は多いが、これは素晴らしい!! | ||||
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明治時代に起きた殺人事件に関し、設立当時の警視庁の捜査が展開する。時代背景に基づいた事件の真相が明らかになるにつれて、藩閥政治に翻弄される当時の世相と、その中で理不尽な権力に対する若手巡査達の葛藤が描かれている。現代の事件捜査を舞台とした警察小説で常々著者が描いてきた権力組織の横暴に対する素直で自由な姿勢の重要さを時代を超えて描いている。史実や過去に実在の人物を絡めて物語を構想する著者の創作力には脱帽です。 | ||||
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フィクションだから時代考証はどうでもいい、のかもしれないけれど。1905年7月に、警視庁に自動車が存在した、は無い(自動車自体は存在しましたが)。舞台はぎりぎり明治時代に設定したい、警察官たちを颯爽と現場に急行させたい。だから、史実じゃないけど、自動車を登場させちゃえ? なまじ、歴史上の実在の人物が多数登場するので、何も知らない読者は、デタラメを事実と思いこむでしょう。ファンタジーと銘打っておいてほしかったところ。 | ||||
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明治時代の参考として買ったが、全く役に立たなかった。 斎藤一や山縣有朋の評価なんて、今までのまま。 買うだけ無駄。 | ||||
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内容は深いが、さくさくと読みやすい。 時は徳川幕府瓦解から38年経た日露戦争中の世の中。 明治時代の著名人が登場する。 夏目漱石、小泉八雲、山縣有朋。 そして、あの新撰組三番隊組長の斎藤一(藤田五郎)が登場し活躍する。 現在の国政を語っているように思える。 忖度に派閥争い。 藤田五郎が山縣有朋に語る。 「この国がご自分のものだとお思いでしたら、大間違いです」 「この国で生まれ、暮らし、死んでいくすべての者たちのものです」 夏目漱石が語る。 「西洋の真似をしたからといって西洋人になれるわけではない」 「日本人としての背骨を忘れたら、何者でもないのっぺらぼうになっちまう」 | ||||
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