(短編集)

ガラスの麒麟



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初公開日(参考)1997年08月
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ガラスの麒麟 新装版 (講談社文庫)

2021年09月15日 ガラスの麒麟 新装版 (講談社文庫)

17歳の女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。その同級生・直子を娘に持つ野間は、童話雑誌で挿絵などを描くイラストレーターだ。彼がこれから絵を手掛けようとしていた雑誌への応募作『ガラスの麒麟』の、安藤麻衣子は投稿者でもあった。事件の日から娘・直子は、安藤麻衣子が乗り移ったかのようなことを口走ったりして学校へ行かなくなる。心配な野間は安藤麻衣子の葬儀で出会った養護教諭の神野に娘のことを告白する。神野は、直子のことを知り安藤麻衣子のことにも詳しい女性だった。とびぬけて美しく、すべてに恵まれていた麻衣子の何が死を招き寄せたのか。彼女の書いた『ガラスの麒麟』のように、精一杯首を伸ばし背伸びして、だからとても不安定で壊れやすく細やかな少女たち。その心理を温かく描き、六つの物語を通じて真相に近づいていく連作ミステリーの傑作! 日本推理作家協会賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

ガラスの麒麟の総合評価:6.95/10点レビュー 19件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

ガラスの麒麟の感想

日本推理作家協会賞受賞作。女子高生が抱える悩みに切り込んだ傑作!こんな保健の先生がいたら、いいでしょうね。

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(5pt)

心苦しくてちょっと苦手

1つの事件を複数人の視点で描かれるミステリ。
それぞれの登場人物達の気持ちの中を上手く描かれていました。
心苦しくなるシーンが多くて、ちょっと苦手かな。

なっつ
9KCW4J9X
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(1pt)

あんまり好きじゃないかな…

『カーテンコール』『いつかの岸辺に跳ねていく』に続けて3冊目の加納朋子さんを読みましたが本文の中のある時、神野菜生子先生が横断歩道で車イスのお年寄りを助けようとしつつもどうしようもなくなっている横を楽しそうに通りすぎて行く若い女の子の集団の描写の部分で集団の冷たさ、怖さを感じました。
本の帯にも本文にも繰り返し書かれた言葉である「美しく聡明」とはなんぞや!?と感じたし作者はそれを考えさせたかったのかなと想いました。
私は麻衣子さんよりも『いつかの岸辺に…』の徹子さんのほうが断然好きで『いつかの岸辺に…』は取ってありますがこの『ガラスの麒麟』はもういいかな…f(^ー^;
ガラスの麒麟 新装版 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガラスの麒麟 新装版 (講談社文庫)より
4065249724
No.16:
(5pt)

綺麗な絵でそしてミステリー

ドキドキする話しの展開
綺麗な絵で楽しめる
1人の少女の殺人事件からこの子の周りの子たちの話になる。
2巻が楽しみ
ガラスの麒麟(1) (バーズコミックススペシャル)Amazon書評・レビュー:ガラスの麒麟(1) (バーズコミックススペシャル)より
4344804937
No.15:
(4pt)

女子高生の殺人事件のお話。

一応は短編小説なのでしょうか? それぞれに題名が付いているし、主人公も違うのでそうなのかもしれませんが、限られた登場人物の世界の中で、それぞれの主人公のお話にある共通する殺人事件の謎を絡めてあるので、長編と言ってもいいような作品でした。
基本的に殺された女子高生とその周りの人たちのお話です。女子高生たちの心情も分かりやすく、普通に恵まれているのにどうしようもない孤独を感じるという遠い昔を思いだし、ちょっと切なくなりました。
ガラスの麒麟Amazon書評・レビュー:ガラスの麒麟より
406208757X
No.14:
(2pt)

読むとモヤモヤする一冊

加納朋子さんのファンとして、万を辞して日本推理作家協会賞受賞作である本作を読み始めました。
いつもの作品と違うやや暗い雰囲気でしたが、まあこれは許容範囲内。一話目のトリックは、そうきたかといった感じで、素直に面白いと感じました。その後の展開も暗いなりに悪くはなく、どんなオチが待っているのかと期待させました。
ところが、最後まで読み進めてみると、これがモヤモヤするのです。何と推理がどう見ても後付けで、完全に破綻しているのです。しかも謎の答えすら提示されていない部分もあり、ミステリとして成り立っていません。
どうしてこんな作品が日本推理作家協会賞?と思ったのですが、よく見れば「短編部門」。最初の第一話が受賞しただけで、全体が評価された訳ではなかったのです。これにはがっかりでした。
加納朋子さんの作品は大好きなのですが、残念ながらこれは失敗作でしょう。
ガラスの麒麟Amazon書評・レビュー:ガラスの麒麟より
406208757X
No.13:
(3pt)

連作でなければ

ある高校の周辺を舞台に沸き起こる様々な事件を保健室の養護教師が解決していくという
連作短編集で、ミステリとしてのできはいまいちだが、個々の短編のできは面白い物もあり
それなりに評価も出来るのだが連作としてみると評価しにくい
とにかく全てを神野周辺にまとめてしまっていて話のスケールが小さすぎ、
犯人もただ身勝手なだけで共感できない人間というのがいただけない
せめてもう少し同情できる人物にして欲しかった
最終話に感動した人には名作、そうでない人には佳作な作品
ガラスの麒麟Amazon書評・レビュー:ガラスの麒麟より
406208757X



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