(短編集)
螺旋階段のアリス
- 本格ミステリ (563)
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螺旋階段のアリスの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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私は加納朋子さんの本が好きなのですが、「螺旋階段のアリス」の話はあまり好みではありません。 | ||||
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いつもどことなく安心して読めるミステリー。ありささんもいいですね。目立ちすぎず、おとなしすぎず。 | ||||
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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、いわずと知れた古典的名著である。そして、この『アリス』をもとに様々な作品が今でも生み出されている。本作もそのひとつであろう。 物語の担い手は、第二の人生として私立探偵となった仁木順平と、ふとしたことから順平の下で探偵助手を務める市村安梨沙の二人だ。 二人が挑むのは、日常の中で起こるささやかな事件。例えば、貸金庫の鍵探し、行方不明になった犬探し、更には赤ん坊の子守など、どこかほのぼのした事案ばかりのように思える。しかしその裏には、当事者たちの様々な想いが交錯しているのだった。 本作の7つの事件に大なり小なり共通する要素、それは多様な夫婦の絆なのだろう。夫婦の様々な在り方、信頼関係の形が事件の発端となり、解決のキーとなっている。特に秀逸と感じたのが、『最上階のアリス』における事件だ。一見すると犯罪まがいの事案であるのだが、このような形の夫婦の絆もある意味尊いのではないかと感じられた。 個人的な読みどころとして、ヒロインである安梨沙の聡明さと透明感がある。安梨沙は事件の本質を迅速に見抜く洞察力を持ちつつも、どこか「自分」というものがなく掴みどころの無い透明感を持っているように感じた。 何となく、『END OF ETERNITY』のリーンベルに似ているなと思った。 全体的に見て本作は、事件当事者たちの様々な絆の在り方と、切なくも爽やかな読後感を味わえる良質なミステリー小説といっていいだろう。 | ||||
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第二の人生として私立探偵となった仁木順平と、ふとしたことから順平の下で探偵助手を務める市村安梨沙。本作は、ルイス・キャロルの『アリス』の物語に魅せられた二人によって紡がれるミステリー小説だ。 二人が挑むのは、日常の中で起こるささやかな事件。例えば、貸金庫の鍵探し、行方不明になった犬探し、更には赤ん坊の子守など、どこかほのぼのした事案ばかりのように思える。しかしその裏には、当事者たちの様々な想いが交錯しているのだった。 本作の7つの事件に大なり小なり共通する要素、それは夫婦の絆なのだろう。夫婦の様々な在り方、信頼関係の形が事件の発端となり、解決のキーとなっている。特に秀逸と感じたのが、『最上階のアリス』における事件だ。一見すると犯罪まがいの事案であるのだが、このような形の夫婦の絆もある意味尊いのではないかと感じられた。 全体的に見て本作は、順平と安梨沙の『アリス』をモチーフにした諧謔的な台詞回しと、事件当事者たちの様々な絆の在り方がうまくマッチした、良質なミステリー小説といっていいだろう。 | ||||
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加納朋子さんの作品はこれも含めて何作か拝見させて いただいてますが、共通するのは総てに対して優しい心が 発見されると言うことです。 ミステリーというより、日常の身近に潜むほんの少しの闇、 ほんの少しの謎に焦点をあててゆき、最後にはほのぼのと した清々しさに集約させる・・・ 百聞は一見にしかず、この作品のレビューで購入を判断 しようとしてる方、胸の奥が少し暖かくなりたいのでしたら、 ぜひ一度読んでみて下さい。 | ||||
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Bought this book via amazon, the pop up keeps showing up telling me "Before you go..." It is annoying I have to say | ||||
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