七人の敵がいる



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    初公開日(参考)2010年06月
    分類

    長編小説

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    七人の敵がいる (集英社文庫)

    2012年03月16日 七人の敵がいる (集英社文庫)

    編集者としてバリバリ仕事をこなす山田陽子。一人息子の陽介が小学校に入学し、少しは手が離れて楽になるかと思ったら―とんでもない!PTA、学童保育所父母会、自治会役員…次々と降りかかる「お勤め」に振り回される毎日が始まった。小学生の親になるって、こんなに大変だったの!?笑って泣けて、元気が湧いてくる。ワーキングマザーの奮闘を描く、痛快子育てエンターテインメント。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    七人の敵がいるの総合評価:8.33/10点レビュー 55件。Aランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    七人の敵がいるの感想

    始めにお断りしておきますがこれはミステリではありません。よってここで読後のレビューを書くのはサイトの趣旨からは逸脱していますが大変面白い本でありますので敢えて書きます。「ささらさや」を読んで
    この作家の作品に惹かれたのでこの本も手にしました。超リアルな題材を扱っているのですがこれが痛快で楽しく笑いありホロリとさせたりとエンターティメントとして上々の作品です。編集者としてバリバリ働く女性が
    主人公で担当の作家からブルドーザーとあだ名されるほどですが、その生き方にはある種爽快感があります。のほほんと苦労知らずに生きている人がいたらこの本を読むように意見したい気分です。缶コーヒーのCMじゃないですが、
    世界は誰かの仕事で出来ている。そう、そのとうりです。お笑い芸人の言葉にあるように小さなことからコツコツとです。リアルな話ですが真正面から取り組んでいます。専業主婦もフルタイムで働く主婦も子供がいれば避けられない
    問題です。七つのお話で構成されていますが男は一歩家から外に出ると七人の敵がいる、という有名な言葉に引っ掛けて主人公の山田陽子が遭遇する、あるいは自ら招くトラブルを真摯にそして面白おかしく描いています。群れない、井戸端会議に夢中の女たちを軽蔑する、そんな真っ直ぐで独自のポリシーを持った陽子ですが簡単に敵を作ります。ケンカ上等の精神ですが陽子も云っているように多くの無駄話のなかにたった一つ重要な情報が入っている。それを逃しているのは自らの生き方の所為とはいえやはり悔やまれるとそんなプチ教訓などもあります。女性の住む世界は男社会とは別に厳しいものですがその処世術なども学べるような気がします。視点を変えればサラリーマンの立身出世物語にも通じるような爽快感があります。群れないといっていた陽子ですが最後には知り合った愉快な人たちとしっかりネットワークを作っているところも笑いを誘います。ラスト七人目の敵から言われます七人の敵がいる・・・その後の言葉を知っている?されど八人の
    仲間がいる。ラスボスとの気持ちの良い会話で七つ目のお話が幕を閉じますが、この作者のますますのファンになった自分を自覚しました。おススメです。(特にこれから結婚する若い女性に、子育てとは何か?それをこの本で学んで下さい)。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.54:
    (5pt)

    加納朋子さんはこのシリーズで知って

    わりと家にある。書棚にまだある。

    最新作の「ONE」は、うちの初代犬多聞丸(楠木正行の幼名)と、三代犬リキ(由来は英語のリーキで、ハーブのこと)がしゃべっているみたいで、可愛い
    七人の敵がいる (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七人の敵がいる (集英社文庫)より
    4087468054
    No.53:
    (4pt)

    PTAと闘う多忙な女性編集者の姿を応援したくなる。

    『ななつのこ』や『魔法旅行』等リリシズムあふれる日常ミステリの上手が、PTAを題材にコミカルな奮闘記を創作した。
    主人公は有能で多忙極まる「ブル(ドーザー)」という渾名の女性編集者山田陽子で、息子陽介の小学校入学とともに舞い込んできたPTAの役員になる羽目になる。非効率で杜撰で無計画で慣行至上主義のPTAのさまざまな業務に陽子は悩まされ、断固としてそれと闘う。
    この手の小説の多くは、文体がノンフィクションっぽく窮屈なものだが、本書に限っては加納氏の軽く澄んだ文体が作品を楽しく読ませるものになっている。
    ただ、現在(雑誌に掲載されたのは2009〜2010年だ)となっては「結社の自由を理由に、そもそもPTAに入らなければいいのでは」という観が強い。
    七人の敵がいる (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七人の敵がいる (集英社文庫)より
    4087468054
    No.52:
    (5pt)

    リアルでは絶対無理だけど、小説だから

    数年前に真琴つばささん主演でドラマ化もされたそうで、私もちょっとは気になっていた気がするのだが、機会がなくて一度も見ることができなかった。
     強気なヒロイン・山田陽子は、のっけから「私はフルタイムで働いているのでPTA役員はできません! そういうのは専業主婦の方の役目なのでは!?」とぶちかまし、ほぼすべてのおかーさんたちを敵に回してしまう。
     そんな彼女がクラス委員、学童保育の保護者会会長、自治会長、果てはサッカークラブの保護者会会長までこなすはめになり、ママたち、義実家、男ども、夫、息子、教員、そしてラスボスたるPTA会長・上条圭子との最終決戦!!
     「ミス・ブルドーザー」の異名の通り仕事もブルドーザーのごとくこなしまくり、PTAの仕事も、あちこちとぶつかりながらこなしまくり、給食費をくすねようとする会計係の村辺千香をいさめ、その千香の娘・真理がロリコン教師に迫られている事実を暴いて糾弾。肝っ玉母さん・玉野遥、ヤンママの五十嵐礼子といった面々とともに、猪突猛進に突き進んでいくのである。
     リアルではこんなの無理だ。ボスママには頭を垂れ、自分の役割だけとにかく何事もなく終わればいい……。またはうまいこと逃げおおせればいい……。そんなママが大半だろう。私もそう。
     陽子も役員なんてできない! 6年間逃げまくってやる! だったのにそうはいかず、そうなったらなったで全力でやっちゃう。やらなくてもいいことまでやっちゃう。なんだかんだと時間あるんじゃないのか陽子!? と勘ぐってしまうくらい。
     PTAに代表される各種保護者会関係でどんよりしている方々に、元気をどっさりくれる小説。
    七人の敵がいる (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七人の敵がいる (集英社文庫)より
    4087468054
    No.51:
    (5pt)

    わかるー

    PTA、子ども会、スポーツ少年団、どれも経験しました。そろそろ自治会もやらないとかな(>_<)
    PTAってほんと、母親ばっかりなんですよねー。
    たまに父親がいると称賛の眼差し。
    活動がいまの時代に即してないのでは…?
    役員の数を増やして分担すればいいのに、といつも思います。
    七人の敵がいる (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七人の敵がいる (集英社文庫)より
    4087468054
    No.50:
    (5pt)

    「ある意味ホラー」な、PTA小説

    「ある意味ホラー」な、PTA小説。
    バリキャリ編集小学男児の母、強引に仕事を片付けてく様から「ブルドーザー女」と渾名される、山田陽子が主人公。
    子供を人質にとられている様な学校で、ボランティアで運営されている、PTA。その他、学童保育の父母会、子供会、町内会、etc。
    ブルドーザー女をもってしても時に愚痴・涙にくれる、働く母親が敵:女、義母家族、男、夫、我が子、先生、会長:と闘う姿を描きます。
    「七人の敵がいる、されど八人の仲間有り」いい言葉だ。
    七人の敵がいる (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七人の敵がいる (集英社文庫)より
    4087468054



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