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七人の敵がいる
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七人の敵がいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
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わりと家にある。書棚にまだある。 最新作の「ONE」は、うちの初代犬多聞丸(楠木正行の幼名)と、三代犬リキ(由来は英語のリーキで、ハーブのこと)がしゃべっているみたいで、可愛い | ||||
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『ななつのこ』や『魔法旅行』等リリシズムあふれる日常ミステリの上手が、PTAを題材にコミカルな奮闘記を創作した。 主人公は有能で多忙極まる「ブル(ドーザー)」という渾名の女性編集者山田陽子で、息子陽介の小学校入学とともに舞い込んできたPTAの役員になる羽目になる。非効率で杜撰で無計画で慣行至上主義のPTAのさまざまな業務に陽子は悩まされ、断固としてそれと闘う。 この手の小説の多くは、文体がノンフィクションっぽく窮屈なものだが、本書に限っては加納氏の軽く澄んだ文体が作品を楽しく読ませるものになっている。 ただ、現在(雑誌に掲載されたのは2009〜2010年だ)となっては「結社の自由を理由に、そもそもPTAに入らなければいいのでは」という観が強い。 | ||||
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数年前に真琴つばささん主演でドラマ化もされたそうで、私もちょっとは気になっていた気がするのだが、機会がなくて一度も見ることができなかった。 強気なヒロイン・山田陽子は、のっけから「私はフルタイムで働いているのでPTA役員はできません! そういうのは専業主婦の方の役目なのでは!?」とぶちかまし、ほぼすべてのおかーさんたちを敵に回してしまう。 そんな彼女がクラス委員、学童保育の保護者会会長、自治会長、果てはサッカークラブの保護者会会長までこなすはめになり、ママたち、義実家、男ども、夫、息子、教員、そしてラスボスたるPTA会長・上条圭子との最終決戦!! 「ミス・ブルドーザー」の異名の通り仕事もブルドーザーのごとくこなしまくり、PTAの仕事も、あちこちとぶつかりながらこなしまくり、給食費をくすねようとする会計係の村辺千香をいさめ、その千香の娘・真理がロリコン教師に迫られている事実を暴いて糾弾。肝っ玉母さん・玉野遥、ヤンママの五十嵐礼子といった面々とともに、猪突猛進に突き進んでいくのである。 リアルではこんなの無理だ。ボスママには頭を垂れ、自分の役割だけとにかく何事もなく終わればいい……。またはうまいこと逃げおおせればいい……。そんなママが大半だろう。私もそう。 陽子も役員なんてできない! 6年間逃げまくってやる! だったのにそうはいかず、そうなったらなったで全力でやっちゃう。やらなくてもいいことまでやっちゃう。なんだかんだと時間あるんじゃないのか陽子!? と勘ぐってしまうくらい。 PTAに代表される各種保護者会関係でどんよりしている方々に、元気をどっさりくれる小説。 | ||||
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PTA、子ども会、スポーツ少年団、どれも経験しました。そろそろ自治会もやらないとかな(>_<) PTAってほんと、母親ばっかりなんですよねー。 たまに父親がいると称賛の眼差し。 活動がいまの時代に即してないのでは…? 役員の数を増やして分担すればいいのに、といつも思います。 | ||||
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「ある意味ホラー」な、PTA小説。 バリキャリ編集小学男児の母、強引に仕事を片付けてく様から「ブルドーザー女」と渾名される、山田陽子が主人公。 子供を人質にとられている様な学校で、ボランティアで運営されている、PTA。その他、学童保育の父母会、子供会、町内会、etc。 ブルドーザー女をもってしても時に愚痴・涙にくれる、働く母親が敵:女、義母家族、男、夫、我が子、先生、会長:と闘う姿を描きます。 「七人の敵がいる、されど八人の仲間有り」いい言葉だ。 | ||||
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小学入学した息子の様々な環境=PTA・様々な役員・クラブ等に於ける親の戦いを描いた作品。 うちは子無しなのでこの種の大変さは人づてに聞くだけですが、改めて過酷だなと感じたし、子供のために時間も心身も削って戦う全ての親の皆様に頭が下がるばかり。 ラストも前向きで名作! | ||||
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これは面白かったぞー! ただ、もしかしたら"男として"面白く感じているのかもしれない。女性からしたらある意味死活問題なわけで…。 この間、同じ会社の女性先輩社員(独身)と話をしたけど「女性は寿退社が当たり前の時代だから…」と愚痴を漏らしてた。 雇用の面では男女問題は多少改善されたかもしれないけど、キャリアアップの面ではまだまだな気もする。その一端がこの話に盛り込まれているんじゃないのかな? この作品の女性の感想をぜひ聞いてみたい。 | ||||
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汚れもなくきれいな本でよかった。内容は面白くてすぐに呼んでしまった。 | ||||
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忙しい共働きの女性がPTAや町内会の役員など、どうやってこなしていくかというのが主なストーリーです。 役員の組織のことばかりで、難しいことも多く、正直あまり面白くなかったです。 第1章から最後まで、ほぼ役員のことばかり。夫の章は町内会の役員で、子どもの章は習い事の父母会の役員と、所属先が変わっただけで、ワンパターンな章が続きます。 PTA小説ということですが、もう少しバラエティに富んだ内容のほうがよかったなと思いました。(たとえば1人の主人公にしないで、短編で専業主婦の立場から書いてみるとか。) でも、主人公が文句を言うだけでなく、工夫してなんとか困難に立ち向かっていく姿は好感が持てたので、「普通」の星3にします。 あと、共働きといっても家事や介護、育児などやっぱり当然のように女性に負担がかかるのは理不尽だというのにも同感したので、星2はやめておきます。 | ||||
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私はこの主人公が嫌いです。PTAに関しては時代に合っていない部分もあり、負担も大きく理解できる部分は沢山あります。(私も委員長等していたので)でも、世の中にはどうにもならないことがあり、それがどうにもならないから母親はせめて大切な我が子を守ろうと行動しています。主人公の言動や考え方は本当に子供を守ろうとしているようには思えませんでした。その言動や行動による影響をほぼ考えず、ただ突っ走ってしまう、としか考えず合理性だけを追及し気持ちはほぼ考えない。同じように思えないと思われる人を自分より下に見たり、勝ち負けで判断。世の中の人間はそこまで何も考えず出来ない人間でしょうか?沢山考えて考えて、子供の為にできることの結果が、主人公がいう「敵」の生き方を選んだ親もいるのですよ。私の言動や行動が自分だけならともかく、子供に及ばないよう必死に皆頑張っているのですよ。そこを主人公は全く心から理解していない。やらかしても心では全く反省していない。こういう人、周りにいますがただのワガママで幼稚な人間としか思えません。だいたい、敵と考えること自体が本当に幼稚。敵と思えばそこで終了。楽ですから。全て主人公の考えで進行し、その考え方に正当性を出そうとしている感じが嫌です。色々な人がいて、色々な人はそれぞれ考えがあって、自分が見ているのなんて一部なのに批評判断して本当にこの主人公が大嫌いです。 | ||||
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読み終わったときにスッキリした気持ちになるお話。 主人公の陽子が自らの信じる真っ直ぐな生き方 で立ち塞がる問題を解決していく姿が 軽快なテンポ(問題発生から解決までの長さが絶妙)で描かれており。中盤からもラストまでは一気に読んでしまいました。 | ||||
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色々なサイトを探したが、見つからず、アマゾンも2回目でやっと手配してもらいました。 内容は、期待通りで、楽しく読んでいます。 | ||||
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「我ら荒野の七重奏」と共に読みましたが、私的には気に入っています。 | ||||
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面白く読ませていただきました。出だしから掴まれた感じで、一気に読んでしまいました。エピソードと、最後のたたみ方が凄くいい! | ||||
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編集者としてバリバリ仕事をこなす山田陽子。一人息子の陽介が小学校に入学し、少しは手が離れて楽になるかと思ったら―とんでもない!PTA、学童保育所父母会、自治会役員…次々と降りかかる「お勤め」に振り回される毎日が始まった。小学生の親になるって、こんなに大変だったの!?笑って泣けて、元気が湧いてくる。ワーキングマザーの奮闘を描く、痛快子育てエンターテインメント。 | ||||
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働く女性あるあるなので、主人公と一緒に怒りながら、共感しながら、一気に読みました。 | ||||
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「我ら荒野の~」を読んだら読み返したくなり、再読。 合理的かつ迅速に行きたい人が不合理と不条理と非効率に苛々する様が大変に楽しい。 「そこは幾ら何でも君も少し考えを修正した方が良いよ」と、「痛い目被る」バランスが良い感じだw 近所のしょぼい祭りなんかじゃなくてねぶただ、というピントのズレ具合が大変に楽しい。 | ||||
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ひょんなことから他の書籍のレビューで知ったこの作品。のっけから、引き込まれました。なんせ、小学生を持ったと同時に「断れない奉仕」の網があちこちらからかかってきて、それをKYごとく、主人公がぶった切っていくのだもの。 各方面と戦う姿や、そのリアルな世界(抵抗勢力、既存勢力)にそうそうと膝を打って、あー早く続きが読みたい、と思わせながらも、終わってしまうのがもったいないようなそんな気にもさせる小説でした。 一番気になったのが、既存の慣習軍団に切り込んでいったものの、最後は、やはり助け合いが必要、PTAってやってみたら面白かった、といった落とし所で終わってしまうのでは、という点でした。やる気になってみて初めて得られたものも多かったけど、既存派になってしまわないところはホッとした。しかし、最後の解決策の出し方は、一般共通的に誰にでもできることではなく、じゃっかん突飛な感を受ける。どこにでもある小学校でどこででもできそうな現実的な解決先の一端を提示してほしかった。 かくいう自分もPTAにまさに切り込んでいる真っ最中。主人公ほど弁が立たないので、羨ましくもあり、自分では無理かなぁと知り込んでしまいました。 | ||||
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早々にお送りいただきました。 また本の状態も綺麗でしたし、梱包も手ごろな感じでした。 | ||||
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PTAの実体に鋭く迫る??保護者の深層心理を見事に描き出しておられます。 | ||||
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