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七人の敵がいる
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七人の敵がいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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わりと家にある。書棚にまだある。 最新作の「ONE」は、うちの初代犬多聞丸(楠木正行の幼名)と、三代犬リキ(由来は英語のリーキで、ハーブのこと)がしゃべっているみたいで、可愛い | ||||
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『ななつのこ』や『魔法旅行』等リリシズムあふれる日常ミステリの上手が、PTAを題材にコミカルな奮闘記を創作した。 主人公は有能で多忙極まる「ブル(ドーザー)」という渾名の女性編集者山田陽子で、息子陽介の小学校入学とともに舞い込んできたPTAの役員になる羽目になる。非効率で杜撰で無計画で慣行至上主義のPTAのさまざまな業務に陽子は悩まされ、断固としてそれと闘う。 この手の小説の多くは、文体がノンフィクションっぽく窮屈なものだが、本書に限っては加納氏の軽く澄んだ文体が作品を楽しく読ませるものになっている。 ただ、現在(雑誌に掲載されたのは2009〜2010年だ)となっては「結社の自由を理由に、そもそもPTAに入らなければいいのでは」という観が強い。 | ||||
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数年前に真琴つばささん主演でドラマ化もされたそうで、私もちょっとは気になっていた気がするのだが、機会がなくて一度も見ることができなかった。 強気なヒロイン・山田陽子は、のっけから「私はフルタイムで働いているのでPTA役員はできません! そういうのは専業主婦の方の役目なのでは!?」とぶちかまし、ほぼすべてのおかーさんたちを敵に回してしまう。 そんな彼女がクラス委員、学童保育の保護者会会長、自治会長、果てはサッカークラブの保護者会会長までこなすはめになり、ママたち、義実家、男ども、夫、息子、教員、そしてラスボスたるPTA会長・上条圭子との最終決戦!! 「ミス・ブルドーザー」の異名の通り仕事もブルドーザーのごとくこなしまくり、PTAの仕事も、あちこちとぶつかりながらこなしまくり、給食費をくすねようとする会計係の村辺千香をいさめ、その千香の娘・真理がロリコン教師に迫られている事実を暴いて糾弾。肝っ玉母さん・玉野遥、ヤンママの五十嵐礼子といった面々とともに、猪突猛進に突き進んでいくのである。 リアルではこんなの無理だ。ボスママには頭を垂れ、自分の役割だけとにかく何事もなく終わればいい……。またはうまいこと逃げおおせればいい……。そんなママが大半だろう。私もそう。 陽子も役員なんてできない! 6年間逃げまくってやる! だったのにそうはいかず、そうなったらなったで全力でやっちゃう。やらなくてもいいことまでやっちゃう。なんだかんだと時間あるんじゃないのか陽子!? と勘ぐってしまうくらい。 PTAに代表される各種保護者会関係でどんよりしている方々に、元気をどっさりくれる小説。 | ||||
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PTA、子ども会、スポーツ少年団、どれも経験しました。そろそろ自治会もやらないとかな(>_<) PTAってほんと、母親ばっかりなんですよねー。 たまに父親がいると称賛の眼差し。 活動がいまの時代に即してないのでは…? 役員の数を増やして分担すればいいのに、といつも思います。 | ||||
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「ある意味ホラー」な、PTA小説。 バリキャリ編集小学男児の母、強引に仕事を片付けてく様から「ブルドーザー女」と渾名される、山田陽子が主人公。 子供を人質にとられている様な学校で、ボランティアで運営されている、PTA。その他、学童保育の父母会、子供会、町内会、etc。 ブルドーザー女をもってしても時に愚痴・涙にくれる、働く母親が敵:女、義母家族、男、夫、我が子、先生、会長:と闘う姿を描きます。 「七人の敵がいる、されど八人の仲間有り」いい言葉だ。 | ||||
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小学入学した息子の様々な環境=PTA・様々な役員・クラブ等に於ける親の戦いを描いた作品。 うちは子無しなのでこの種の大変さは人づてに聞くだけですが、改めて過酷だなと感じたし、子供のために時間も心身も削って戦う全ての親の皆様に頭が下がるばかり。 ラストも前向きで名作! | ||||
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これは面白かったぞー! ただ、もしかしたら"男として"面白く感じているのかもしれない。女性からしたらある意味死活問題なわけで…。 この間、同じ会社の女性先輩社員(独身)と話をしたけど「女性は寿退社が当たり前の時代だから…」と愚痴を漏らしてた。 雇用の面では男女問題は多少改善されたかもしれないけど、キャリアアップの面ではまだまだな気もする。その一端がこの話に盛り込まれているんじゃないのかな? この作品の女性の感想をぜひ聞いてみたい。 | ||||
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汚れもなくきれいな本でよかった。内容は面白くてすぐに呼んでしまった。 | ||||
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読み終わったときにスッキリした気持ちになるお話。 主人公の陽子が自らの信じる真っ直ぐな生き方 で立ち塞がる問題を解決していく姿が 軽快なテンポ(問題発生から解決までの長さが絶妙)で描かれており。中盤からもラストまでは一気に読んでしまいました。 | ||||
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色々なサイトを探したが、見つからず、アマゾンも2回目でやっと手配してもらいました。 内容は、期待通りで、楽しく読んでいます。 | ||||
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「我ら荒野の七重奏」と共に読みましたが、私的には気に入っています。 | ||||
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面白く読ませていただきました。出だしから掴まれた感じで、一気に読んでしまいました。エピソードと、最後のたたみ方が凄くいい! | ||||
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働く女性あるあるなので、主人公と一緒に怒りながら、共感しながら、一気に読みました。 | ||||
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ひょんなことから他の書籍のレビューで知ったこの作品。のっけから、引き込まれました。なんせ、小学生を持ったと同時に「断れない奉仕」の網があちこちらからかかってきて、それをKYごとく、主人公がぶった切っていくのだもの。 各方面と戦う姿や、そのリアルな世界(抵抗勢力、既存勢力)にそうそうと膝を打って、あー早く続きが読みたい、と思わせながらも、終わってしまうのがもったいないようなそんな気にもさせる小説でした。 一番気になったのが、既存の慣習軍団に切り込んでいったものの、最後は、やはり助け合いが必要、PTAってやってみたら面白かった、といった落とし所で終わってしまうのでは、という点でした。やる気になってみて初めて得られたものも多かったけど、既存派になってしまわないところはホッとした。しかし、最後の解決策の出し方は、一般共通的に誰にでもできることではなく、じゃっかん突飛な感を受ける。どこにでもある小学校でどこででもできそうな現実的な解決先の一端を提示してほしかった。 かくいう自分もPTAにまさに切り込んでいる真っ最中。主人公ほど弁が立たないので、羨ましくもあり、自分では無理かなぁと知り込んでしまいました。 | ||||
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早々にお送りいただきました。 また本の状態も綺麗でしたし、梱包も手ごろな感じでした。 | ||||
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PTAの実体に鋭く迫る??保護者の深層心理を見事に描き出しておられます。 | ||||
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痛快!主人公みたいになりたい!と思える話を読んだのは久しぶりだ。 働く女性が、PTAや町内会、姑や夫や子供と力強く闘っているのだが、 その敵たちと同じ姿が、性別とか立場は違うけれども、 「ひょっとして自分の中にも居るかもしれない」と思ってしまって考えさせられる。 「打ち合わせと称して集まっても..~誰かが場を動かしてくれることをただひたすら待っている」 「わずかな損もしたくない人が増殖しつつある..~社会全体が守りに入っている」 じっとしているより、自分のできる事をてきぱき実行していける人って魅力的だと思う。 小さな損得に文句を言ってる時間があるなら、少しでも前向きな事に時間を使えるようにしなくっちゃ... | ||||
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最高。これは必読です。とても勉強になる上、前向きで清々しい。 | ||||
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始めは、きつい陽子の性格と発言に身震いし、「この主人公には共感できないかも・・・」と思いながら読んでいましたが、物語の中盤から予想外の事が明らかになり、ただただきついだけの母親なだけではない事がわかって、後半は陽子にそれほど違和感なく読めました。 読む前は、軽い主婦のドタバタ喜劇かと思っていましたが、実際は現在の社会の仕組みがいかに働く母親にとって協力的でないものか、そしてはたまた不可能ですらある、と言う事がよーくわかる、奥深い本でした。喜劇どころか、嫁姑間のことや近所付き合いのどろどろ、ましてやママ同士の付き合いに至っては、ホラーですらありました。本当に恐ろしい!!! 働くママは勿論、父親達は是非、また専業主婦の方が読めば違った目線でものを見れるようになると思うし、最近の嫁の事情が理解できないお姑さん・お舅さん、学校の先生、地域で活動をされているお年を召した方など、社会の様々な人が読んで為になる(別の見方ができるようになる)お話だと思いました。 今や家族は核家族となり、共働きが増える中、もっと色々な制度の見直しが必要なのでは??と考えざるを得ない1冊。だって、みんなが陽子のように強く賢いわけではないのだから・・・。 | ||||
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「小学生の親」になったワーキングマザーの陽子。 共働きで忙しい中、娘が小学生になって初めての保護者会に参加するが、その場は理不尽で濃密な空間だった。 子育ての中でワーキングマザーがぶつかる相手……兼業主婦の女、義母、保護者である父親、夫、我が子、先生、PTA会長……連作短編でコミカルに痛快に描くのですが、普段から子育ての大半を妻に預けてしまっている身としては、かなり身が詰ませられます。 読んでいて、「イタっ」と思いながらも、"ミス(現ミセス)・ブルドーザー"の強引な位のまっすぐ先を見据える力についつい喝采を送りたくなります。 楽しい作品ですねぇ。 | ||||
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