(短編集)

天体の回転について



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初公開日(参考)2008年03月
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天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)

2010年09月10日 天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)

科学とは無縁の世界で育った青年はある日、月世界を目指して天空へと伸びる「天橋立」に向かう。そこで待っていたものは、とびきり可愛い謎の少女だった―無垢な青年が抱く、宇宙への憧れとみずみずしい初恋を描いた表題作のほか、ロボット三原則の盲点が引き起こす悲劇を描いた「灰色の車輪」、宇宙論とクトゥルフ神話が驚愕の融合を果たす「時空争奪」など、ヴァラエティに富んだ全8篇収録の傑作ハードSF短篇集。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

天体の回転についての総合評価:6.17/10点レビュー 23件。Eランク


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(4pt)

天体の回転についての感想


ハヤカワ文庫から出てる小林泰三の短編ですね。レーベル通りSF寄りの作品が多めです。
後に失われた過去と未来の犯罪 や 記憶破断者になるような記憶の扱いが見られファンには嬉しい作品かもしれない。ミステリーとしては、重力が無いのが普遍的な未来の世界で実は重力のある地球が舞台でしたという叙述トリックを成立させたい文学少女の話が面白い。彼女らにとっては血が吹き出たら球体になるし、ジャンプをしたら落ちてくることは無いのだ。

りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(1pt)

ホラー作家の作品です

SFラノベが読みたく、「SF短篇集」と書かれていたので買ってみましたが、リョナのような描写の多い作品のようです。こういう作品は苦手なので最初の2篇ほどしか読んでいませんが、SFというよりホラー作品です。
 そもそもこの著者はホラー作品を多く出している人だそうで、それを知らずにSF作品として買うと期待外れだと思います。商品紹介にホラー作品を示唆するような表記もないので、注意喚起も兼ねて星ひとつ。

 個人的な意見としては、試し読みで読める範囲にはホラー描写のないSF比率の高い短編を配置し、残りで生きた人間を食うような描写をするこの作品は、ホラー作品が好きではない人(SFを読みたい人)に無理やりホラー作品を売りつけているようで嫌いです。
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)Amazon書評・レビュー:天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)より
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No.21:
(5pt)

ジャケ買いしたら、内容も秀逸だった

KEIさんの表紙でジャケ買いした。KEIイラストの本は、聖典「ピアピア動画」以外に「雨乞い部っ!」「セガ女神」などのラノベ、内容はまったく好みに合わない「ディスコ探偵水曜日」などを持っている。本書はミク似の美少女が肌を晒しているだけで愛蔵に値するが、中身が表紙に劣らず素晴らしかった。
八篇収録、どれも短いので面白さを伝えようとしたらネタバレしそうだ。なるべくバレないように紹介する。表題作は軌道エレベーターの話だ。表紙の女の子はエレベーターガールである。主人公のセリフではないが、眺めているだけで幸福になる。科学技術の解説が不思議と甘酸っぱく、切ない名編だ。
「灰色の車輪」はロボット三原則、「あの日」は逆転した特殊設定ミステリである。ありがちなテーマだが、一捻りも二捻りもしてあって味わい深い。
「性交体験者」は驚愕のジェンダーSF。単なる逆転ではない。
「銀の舟」隣の惑星の人面岩に取り付かれた少女は、宇宙飛行士となって異星の大地を踏む。素朴な宇宙への憧れがテーマなのだが、終盤の展開にたまげる。

「三百万」ウルトラマン宇宙というべきか、ドラゴンボール宇宙というべきか。脳筋宇宙でいいかな。アニメや特撮でありがちな設定は、きちんと小説で描くとかくも異様なのか。ひきつった笑いが込みあがってくる。
「盗まれた昨日」全人類が前向性健忘症にかかったら。
「時空争奪」論理遊びから文化財改竄になり、壮大な宇宙SFへと展開する。
うむ、素晴らしい。全部おもしろく、甲乙つけがたい。
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No.20:
(3pt)

全体に漂うB級感

この方の作品集は初めて読みましたが、
ホラーとかスプラッターが得意な作者さんなんですね。
苦手な方は注意しましょう。

全体を通しての感想としては
詰まらなくはないけど、格別面白くもない、です。
どこかで読んだような、見たような、既視感のある作品が多く感じました。
あと全体に漂うB級感は作者さんの持ち味ですかね?
ファンの方には申し訳ないけれど、雑誌のページを埋めるための作品。
メインにはなれない、表紙は飾れない作品たちだと思いました。
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No.19:
(4pt)

面白かったです
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No.18:
(5pt)

バラエティに富んだ内容で「三〇〇万」、「盗まれた昨日」が特に良かった!!

「天体の回転について」、「灰色の車輪」、「あの日」、「性交体験者」、「銀の舟」、「三〇〇万」、「盗まれた昨日」、「時空争奪」の8編を収録しバラエティに富んだ内容になっています。多くのエピソードが設定の説明ばかりで難解だった「」より読み易くなっています。「天体の回転について」はカバーガールの萌えキャラの女の子(リーナ)と軌道エレベータで月を目指します。「灰色の車輪」はロボット3原則をテーマにロボットを虐める内容です。「あの日」は先生に作文の添削を受ける話で若干くどいです。「性交体験者」はサイバー婦警のエロティック猟奇殺人ものです。「銀の舟」は短めでファーストコンタクトを描いています。「三〇〇万」はおそらく「」にインスパイアされて書かれたもので宇宙の侵略王を描いており、本人は大真面目なのにバカすぎて笑ってしまいます。凄く面白いのにここで終わりかよ!!という感じで残念です。「盗まれた昨日」は「」収録の「キ(土偏に危)憶」、「」と同じテーマ(前向性健忘症)を扱った全く違う話で、2作とも大好きなのでかなり楽しかったです。「時空争奪」は日常が侵食されていきますが、かなり魚臭いです。角川ホラー文庫の作品群で小林さんのファンになり、ハヤカワの小林作品は難しくて苦手な部分もありますがそれでも何とか4冊読みましたが本作はとても良かったです。カバーイラストも本作の顔である女の子、リーナを上手く描いていると思うのでとても良いと思います。小林さんご自身による解説も読み易く、「背景を気にせず自由に想像の翼を広げて欲しい」、「私のホラー小説が好きな方は私のSF小説も楽しめるはず」と書かれています。
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)Amazon書評・レビュー:天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)より
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