「ナショナリズムの台頭、格差の拡大…… すぐれたエンターテインメント小説は時代の空気を反映する」 佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦! 日露戦争に「負けた」日本。

「それは巨大で、凶暴で、獰猛で、何より場違いな幽霊だった」 警察に呼び出された琴子と九郎。

仙龍の命を削る瘴気の鎖は切断できるのか――因縁帳、堂々終幕!

殺人の朝、学校にいたのは君だった。 共感覚をもつ琢海は、”青い”声をした少女・真希と 呪われた絵を調べることに。

「911代理店」──米国の緊急番号になぞらえて設立されたこの会社は、あらゆるトラブルの解決を目的とした民間企業である。

夜釣りに出た船頭と客が、死体になって百本杭に流れ着いた。

特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。

「小説の凄さ」を知りたいけれど、一体何から読めばいいのかわからない。

「小説の凄さ」を知りたいけれど、一体何から読めばいいのかわからない。

2016年11月。

塩対応なあの子の本音が、その夜ラジオから流れてきた。

死因はMRIにも映らない、急激に悪化した肝臓がん?――浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授のもとに、急死した前都議会議員の司法解剖の依頼がきた。

無能力の最強詐欺師がエリート異能学園で成り上がる。

県警刑事部の捜査指揮・支援センターに所属する細川春菜に捜査の応援要請が入る。

誰が言ったか「四十にして惑わず」、大いに悩める会社員たちの人生賛歌! 「内示だ。

ホラーミステリーの名手による、素人探偵「物理波矢多(もとろいはやた)」シリーズ第3作。

ろう者の妊婦から医療通訳の依頼を、埼玉県の派遣センター経由で受けた手話通訳士・荒井尚人。

大手予備校の人気講師から転身し東京郊外の進学校・綾西学園へ転任した男性教師・三隅。

この祈りを、神は聞いているか? 標的はわが子の命を奪った日本人少女。 復讐鬼と化した女性警官vs.日系FBI捜査官。

アフターコロナの介護業界の闇に迫る社会派ミステリー。 高齢化が進んだ団地は、都心の限界集落といえる。

男たちの憎悪(ミソジニー)が女を殺す ミステリ史上に残る屈指の名作シリーズ、奇跡の再始動! 私としてはこのシリーズはとりわけ愛着が深いーー 多少は自信もあるーー作品であるだけに喜びもひと しおである。

京都の地元情報誌の記者・国吉冬美は、尊敬するルポライターの杉作舜一が京都に来ていることを知る。

進むところ、問題はあれど、敵はなし。

著者のもう一つの代表作「確率捜査官」シリーズの毒舌天然数学者・御子柴岳人が、大学の担当教官として斉藤八雲とスリリングな推理合戦を展開。

笹沢ミステリ史上、一二を争う大トリックに慄け! 空前絶後の〝不在証明〟 通過する急行列車の窓から父親の転落死を目撃した 小梶鮎子。

もう花を咲かせる力がない桜の老木が最後に桜色に染めたものとは……!? 胸がキュンってすると、表情がキラキラしてきて、モテ度が上がるんだって! あの子が最近モテるのは、色んなことにキュンキュンしているからかも……。

法務官僚が殺害された。

東京の生活に疲れ、仕事も恋人も捨てて上海留学した有子。ある日、大伯父の幽霊が突然現れ…。

傑作ミステリ『あの日、君は何をした』続編 クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルの一階で女性の遺体が発見された。

平戸を発ち、長崎へと辿り着いた空也は、島巡りの途中で出会った長崎会所の高木麻衣、奉行所の鵜飼寅吉と再会する。

長崎の地で福岡藩黒田屋敷の剣道場に加わり、稽古を繰り返す空也。

大身の旗本・山崎主税助の屋敷の池に妙な生き物が棲んでいるとか。

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

松山きっての繁華街“北京町”で、デリヘル嬢が絞殺された。愛媛県警本部と松山東署は特別捜査本部を設置。

二十億円を用意しなければ「特急リバティ会津」を爆破するという脅迫状を送り付けた「戊辰百五十年の歴史を正す者」の真意とは?

「突然発症して、身体の中を嵐のように暴れまわる」――致死率100パーセントの殺人ウイルス《鬼嵐》が発生した! 感染症医の及川夏未は東京の大学病院での研究者生活に挫折し、離婚を経て、実家のクリニックを手伝うために北関東の町に戻ってきていた。

八月の新月、三毛猫のマスターのもとに、美しい海王星の遣い・サラが訪れた。特別に満月珈琲店を手伝うという。

新小岩駅南口、下町情緒溢れる商店街の路地裏にある居酒屋・米屋。カウンター七席の小さな店に今夜も悩みを抱えた客が訪れる。

「戦禍の凄惨、人間の悲喜劇 山風ミステリはこんなに凄い! 」 ――阿津川辰海氏、脱帽 戦艦で、孤島で、焼け跡で、聖と俗が交錯する。

僕は、名探偵になる。

孤独な少女が、幼い頃から繰り返し見る夢。

装蹄師の平野敬は北海道の浦河で養老牧場を営んでいる。

企業要人を付け狙うテロネットワークを壊滅せよ! 「潜入捜査」シリーズ、堂々完結! 廃棄物の不法投棄で摘発された解体業者・保津間興産は、毛利谷一家の企業舎弟。

亜由美の親友・久恵が、結婚を前に自殺した。

女性の膝に異常に興奮する男、怪しい育毛剤に手を出す青年、アヒルのようなお尻の女子高校生。

2019年7月、小説家の桑島洋介はベトナム戦争を題材に新作を書こうと思い立ち、取材のため彼の国を訪れた。

ベーカー街で出会わなかったホームズとワトスンの“最初の事件”、手塚治虫の原稿紛失を巡るトキワ荘での騒動、死後自分を殺した犯人を推理する明智小五郎、正岡子規が推理する松尾芭蕉の死の真相、〈黒後家蜘蛛の会〉に持ち込まれたアシモフがクラークにしたためたとされる

昨日行った居酒屋が消えた? 引き出しのお金が四万円も増えていた? 誰も死んでいないのに姉から喪中はがきが送られてきた? ミステリ談義の集まりにひとりゲストをお呼びして、毎回カフェでゆるゆると行う推理合戦。

「あの醜悪な凄まじい面で、どうしてあんな美の世界が出てくるのか……なんで、一生でも抱きしめていたいと思うような女が描けるのか……」怨霊橋姫の鬼面で凄絶な『鶴』を舞って喝采を浴びた異端の能楽師・立花春睦。

顔の傷を隠すうち、本当の自分を偽るようになった晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。

無人のY邸に、なぜ「タウトの椅子」が残されていたのか? そして、仲睦まじそうに見えた一家は一体どこへ? 感動を超えた人間ドラマがここにある。

お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。

祝・しゃばけ20周年! 累計940万部突破! 若だんなが食べたあの味をお家で楽しめる! しゃばけ初のレシピブック。

辻斬り事件、発生! 日本刀で男が殺害された。

優しかった兄が、三人もの自殺志願者を殺めた――。世間から極悪人と糾弾される村瀬真也。

幼馴染みの一ノ瀬ユウナが、宙に浮いている。

「できること、やりたいこと」何もないー大阪の一流企業の受付で契約社員として働く柳生美雨は、２９歳になると同時に「退職まであと１年」のタイムリミットを迎えた。

エラリー・クイーン研究の第一人者によるクイーン入門ガイド! あなたは本格ミステリを読んでいて、エラリー・クイーンという名前を目にしたことはありませんか? 世界最高の本格ミステリ作家と呼んでも過言ではないでしょうーーこのクイーンから絶大な影響を受け続け、日

心に突き刺さる慟哭。美しき異端〈吸血鬼〉の監視官が紡ぐ、夜闇のミステリ 美しい姿のまま永遠を生きる異端――吸血鬼。

これは君が私と出会う物語。そして私が君と出会う物語。

勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新庄で「なんでもタチバナ」をはじめた橘良太。

シリーズ最大級の災難が降りかかる大人気ほっこりあやかし譚、第9巻!! たわわに実る稲穂も色づく豊穣の秋。

「愛はいかづち」「限界人魚姫」「きみはPOP」「猫はちゃんと透き通る」……「言葉」が弾ける26の小宇宙。

新宿署生活安全課の刑事・鮫島が目撃した殺人には、公安、ヤクザ、北朝鮮、国際犯罪者、さらに妖しい美女らの欲望と陰謀が絡み合っていた。

直木賞候補作、高校生直木賞受賞作『くちなし』から4年―― 私たちは一人じゃない。

ひとりぼっちのノノコちゃんを残して、おじいさんが死んじゃった。でも、大人たちはお葬式で大騒ぎ。

「お前さ、本当はママ、嫌いなんだろう。殺してやろうか」。

絵師を目指し、安房から江戸に出て十年。

絶海の孤島・東硫黄島。この小さな島は四方を海に囲まれ独自の生態系を形づくっていた。

二人の刺青がある女、殺されたのは何者か。金田一耕助シリーズ! 片瀬の沖に浮かんでいた若い女の首なし変死体。

後宮にうずまく疑惑と謎を検屍術で解き明かす中華後宮検屍ミステリ第2弾! 後宮を揺るがした死王の事件からひと月半。

欲望渦巻く文壇で闘う女性を描いた、巨匠・松本清張による傑作ロマン長編! 井沢恵子は姑との不和が原因で夫と離婚した。

全米発売『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』に続く第2弾 アルセーヌ・ルパンと明智小五郎が、ルブランと乱歩の原典のままに、現実の近代史に飛び出した。

不敵な無頼者「六文銭の鉄」の活躍を描く、幻の傑作忍法帖! 多くの鉱山を開拓し、家康さえも一目置いた稀代の傑物・大久保石見守長安。

今度の舞台は和歌山!死を呼ぶ三体月の謎に、巻き込まれ天才発掘師が挑む! 「天才発掘師」の噂を聞きつけた地権者から依頼を受け、和歌山へ赴いた無量。

堂島で紙油問屋を営んでいた上田秋成は大火によって焼け出され、幼馴染の雨月が結ぶ香具波志庵に転がりこんだ。

24年間音信不通だった父が亡くなった。

〈えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン〉の泊駅で、普通列車に乗っていた男が青酸カリにより中毒死した。

毎年冬のひと夜外泊をする妻に疑念を抱く夫「女系家族」など、人間の裏の顔を描く11編。

第6回ジャンプホラー小説大賞金賞受賞作。

1994年冬、北朝鮮・寧辺の核処理施設の査察に訪れた国連職員が目撃したのは、使用済み核燃料の沈むプールの中で泳ぐ二体の謎めいた生物だった――その正体は、戦争によって生まれるエントロピーを糧に成長する四次元生命体〈戦争獣〉。

漂流叛族から選ばれた戦士〈異人(ホカヒビト)〉。

消えた5億円の金塊を追え! 日本中の悪がシノギを削る、痛快クライムサスペンス。白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。

「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。

昭和二十五年、静岡県で発生した一家殺害事件、二俣事件。

その少女は「かみさま」のなりそこない―― 藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。

謎めいた社、誰のためとも知れぬ祭から、古代史の新たな真実が浮上する! 奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社。

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。

隅田川を望む旅籠“雪月花”の仲居・お初が姿を消した。女将の里緒や雪月花の者が必死に探すが、見つからない。

「日本殺人事件」(第48回推理作家協会賞受賞)著者が贈る語りの妙味溢れる新作短篇集。

３人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。

解体予定のビルで、左目を抉りとられた変死体がみつかった。

メフィスト賞作家・望月拓海が描く「放送作家」お仕事小説第2弾! 元ヤン青年大城了は最高のテレビ番組作りのため、人前で話せないが企画作りの天才である乙木花史とタッグを組んで「放送作家」として目覚ましい活躍をし始めた! 友情も深まるばかり……と思いきや、二

「犯人は幽霊なのでしょう?」 宮沢賢治ゆかりの地で起きた連続殺人に浅見光彦が挑む! 人気ミステリーシリーズ登場! 宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた岩手県花巻の北上川の岸辺に男性の殴殺死体が漂着。

早川一家は母が泥棒、兄が殺し屋、妹が詐欺師で弟が警察官、そして唯一みなの秘密を知る圭介が弁護士、という奇想天外な家族だ。

難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。 俺は昔こいつに出会っている――。

雛口依子は、金髪の葵ちゃんからある依頼を受ける。

江戸城天守閣、焼失。信平は赤坂御門内に拝領したばかりの屋敷を失い、妻・松姫は城下の惨状に心を痛めて寝込んでしまう。

訴訟の相談を受ける公事宿・恵比寿屋の主人・喜兵衛のもとに越後から若者が訪ねてくる。