渚の螢火
- サスペンス (354)
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沖縄の歴史に、思いをはせ、自らのアイデンティティを考えさせられる佳作です。ミステリーを超えた感動があります。 | ||||
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沖縄返還の時、裏ではこんな事件が起こっていた・・・かもしれないというフィクション。ハラハラドキドキと刑事の人間模様を最後まで堪能した。確か、香港の返還を巡って、裏ではこんなことが起こっていた・・・ら面白いなという名作が昔あったな、なんてことを思い出した(服部真澄著『龍の契り』)。 フィクションとはいえ、一夜にしてドルから円に、通行車線も右から左に変わったというのはもちろん本当の話。米留組や金門クラブなども実在した。そんな史実が基になっているから、色んな部分で説得力がある。 沖縄の中で、地元の人同士でも色んな差別があった(例えば離れ島の出身者に対して、日米の混血児に対してなど)ことは初めて知ることも多かった。私はもちろん本書をエンタメ小説として読んだが、隠れた歴史を教えてくれる本としても貴重。同じ登場人物での続編を期待! | ||||
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沖縄出身で、この本の時代を那覇ですごし、住んでいた場所も物語の 主人公が勤務する場所の近くでしたので、大変興味深く読ませていた だきました。 | ||||
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「へぼ侍」、「インビジブル」に続く第3弾はさらにグレードアップ。 2022年、本土復帰50周年記念を迎えて。 タイムリミット1972年5月15日の沖縄が舞台。 その直前に、100万ドル強奪事件が勃発した。 この事件を解決できなければ国家を震撼させる。 その使命を帯び、身を挺して挑む刑事たちの執念。 事実が積み重ねられていくごとに事件の階層は深くなっていく。 その過程では、戦後の苦難の道を振り返っている。 激動の中で魂の叫びがここにもあった。 | ||||
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本土復帰直前の沖縄で、銀行の現金輸送車が襲撃される。琉球警察本部・本土復帰対策室の真栄田太一は警察幹部より、限られた戦力で極秘裏に捜査し、100万ドルを奪還しろとの命を受ける。 強奪事件捜査の刑事小説としてだけでなく、それ以上に、当時の沖縄の街の様子や米軍との関わり合いなどがリアリティをもって迫ってきます。 ラストは、沖縄の人々が歩んできている過酷で残酷な歴史で事件の背景が明らかになり、何とも遣り切れない気持ちになります。 警察ミステリーであり、沖縄の戦後史でもあるハイブリッドな一冊です。 | ||||
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