琉球建国記
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 | 2022年04月21日 琉球建国記 (集英社文庫) 今野敏さん絶賛! 「これは琉球版、水滸伝だ!」 叛逆のカリスマ(阿麻和利)VS.神謀のフィクサー(金丸) 15世紀、黎明期の琉球王国の動乱を描く、書き下ろし歴史長編 いきなり文庫! 15世紀、琉球王国。勝連半島の無頼漢の赤や氷角たちと役人の加那は、立場を超えて仲間となり、民衆に悪政を強いる勝連城主を倒した。新たな按司となった阿麻和利(加那)は、活発な交易で繁栄をもたらす。一方、王位を巡る内乱を経て国王となった尚泰久と側近の金丸は、彼らの活躍に脅威を感じ、失脚させるための計略をめぐらす。琉球王朝の興亡を再構築し、それぞれの熱い生きざまを描く長編。(「BOOK」データベースより) |
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| 琉球の歴史には詳しくなく、結末を知らないまま読み進めました。 まず驚いたのは登場人物の魅力とその戦闘描写の素晴らしさです。 殴り合いというのはこんなに臨場感のある形で書けるのか、と驚くのと同時に、ほんの数ページで引き込まれるのは一人一人のキャラが立っているからなのでしょう。 読みやすく、それでいて軽いわけではない文体で進む物語は熱く、彼らの生き様に圧倒されるばかり。 物語の勢いに押され、1日で読み切ってしまいました。 彼らの生き様を共に歩んだような読後感は満足感と程よい疲労感に溢れていました。 本当に素敵な物語をありがとうございます、この一冊をきっかけに矢野隆さんという素晴らしい作家様を知れたことで私の一生は知る前より確実に充実したものとなりました。 他の作品も拝読しますし、琉球建国記は多くのかたにお勧めしたいと思います。 | ||||
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| 大変満足しています。 | ||||
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| リタイアする前20年程仕事で毎年沖縄に行ってましたが、勝連城は前回が初めてでした。沖縄には友人も多く関心があり入手、面白く読ませていただいた。 | ||||
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