(アンソロジー)
風雲 戦国アンソロジー
- 織田信長 (72)
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新品並みにキレイでした。2日で届きました。読みたい作家ばかりで楽しみです。 | ||||
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6人の人気作家が書き下ろした短編時代小説は、まさに様々な視点から戦国を楽しめる本となっている 下剋上・軍師、合戦の作法、海賊、戦国大名と家臣、宗教・文化、武将の死に様 ここでは最後の単元、今村翔吾さんが武将の死に様を描いた「生滅の流儀」を 信長に囲まれ、確実に数日の内に落ちる、しかし、己が命を落とすのは今日でない 突如現れた箒星 織田信長から「この男は常ならざる悪事を三つも働いた梟雄である」と高笑いされた 全て身に覚えのないことである ならばあの日にこそ、死んでみせようと心に決める 梟雄と揶揄された老兵の70年 戦国の世になんとも美しい死に様が輝く | ||||
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「一時の主」(矢野隆)。関ケ原の合戦後の混乱に乗じて天下を狙わんと九州で挙兵した黒田如水を描く。正直、司馬遼太郎の「関ケ原」「播磨灘物語」の内容から一歩も出ない短編で新味が感じられませんでした。嫡男長政に託した秘策とやらもずいぶんと無理のあるものでしたね。 「又左の首取り」(木下昌輝)。前田利家の、傾奇者だった青年期を描く。同じ傾奇者だったのに、道三との会見を境に礼法を重んじるようになった信長に放逐され、道三方だった侍から武の礼法を学ぶ。その武将と戦場でまみえる最後の場面が、アクションシーンであるとともに利家の成長をも見事に表現する作りになっていて見事。 「悪童たちの海」(天野純希)「鈴籾の子ら」(武川佑)。かたや南海を暴れまわり「自分たちの国」を築かんとする元大内家家臣の倭冦の話。かたや極寒の越後北部の独立勢力としての誇りを胸に上杉に抗する新発田重家の話。風土の違いか、前者は痛快。後者は沈痛。 「蝿」(澤田瞳子)「生滅の流儀」(今村翔吾)。前者は秀吉の懐刀の木食応其が、後者は信長に反逆する松永久秀が主人公。が、権力側で生きる僧の悲喜交々を描くには短すぎるし、「生滅のー」は「じんかん」のまさにshort版。「蝿」は長編で読みたかったですね。 本書は「戦国の教科書」のタイトルで刊行されたものの文庫版です。 | ||||
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