蹴れ、彦五郎



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
蹴れ、彦五郎
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.63pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

3.91pt ( 5max) / 35件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2022年07月
分類

長編小説

閲覧回数429回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

蹴れ、彦五郎

2022年07月12日 蹴れ、彦五郎

今川義元の嫡男 今川彦五郎氏真はなぜ名家を没落させたのか 蹴鞠と歌を何より好んだ戦国武将が天下人に見せた正しき矜持とは? 直木賞作家 今村翔吾の凄みあふれる驚愕の歴史短編集 桶狭間での父義元の急死を受け、 彦五郎氏真は駿河今川氏の当主となった。 だが、落日はすぐそこに――家臣だった松平元康(徳川家康) は離反、甲斐武田からも圧迫され、 正室である相模北条氏の娘・早川殿とともに転々と落ちゆく日々。そんな中にも救いはあった。氏真は近江の寺で出会った童子たちの師となり、ある希望を抱く。しかし無常にも、天下をその掌中に収めつつあった織田信長は、氏真と心通わせた子らを叛乱の縁者として殺してしまう。蹴鞠の名手であり、歌をこよなく愛した男が見せた最後の心意地とは…… ( 「蹴れ、彦五郎」) 小田原征伐で奮戦した北条氏規を描いた「狐の城」、信玄が廃嫡した武田義信の苦悩の物語「晴れのち月」、江戸を築いた太田道灌を綴る「瞬きの城」など、珠玉の八編を収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

蹴れ、彦五郎の総合評価:9.25/10点レビュー 8件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

飽きないオムニバス

歴史上の名前だけ知ってる…とかこんな感じと思ってた人物が違うスポットのあて方でこんなに違う!作者がしっかり歴史資料を探求しているのがわかります
蹴れ、彦五郎Amazon書評・レビュー:蹴れ、彦五郎より
439663627X
No.7:
(5pt)

表題の彦五郎の長編を書いて欲しい。しる人物に

KOEI TECMO GAMESの信長の野望では能力値が最低レベルの今川氏真。

戦国の終わりの大坂の陣前後までに、かつて足利幕府を支えた斯波、細川(細川藤孝は、細川氏の傍流の傍流)、一色、畠山は勿論、足利本流の将軍家も消滅、唯一関東公方の末裔の喜連川、お伽噺衆の山名と高家今川氏が残るだけになってました。

今川氏真。国を失い、再起もできなかった無能と言うのが、従来の一般的な評価で、自分も、かつてはそうでした。

しかし、桶狭間では、今川義元の討死ばかりに焦点が当たるあまり、部将を始めとする、今川家の兵力が激減するほどの損害があったはずです。義元の周りは、今川最精鋭がいて、それが打ち取られて、最後、義元も討たれたわけです。
織田軍の攻撃たげでなく、おそらくは落武者狩りで、生き残りも、相当数犠牲になったでしょう。

大昔、中国の戦国時代の強国趙が衰亡した根本的要因が、長平で数十万の兵が殺されたことと同じです。
時間軸を後にすれば、武田敗亡の根本が長篠にあったのと同じです。

仮に今川義元が、信長の刃や落武者狩りから逃れ、本国に帰還できたとしても、三河衆を抑えて、離反を防げたか…。
更には、武田の裏切りを防げたか…。
甚だ疑問です。

桶狭間敗戦と三河衆の離反で兵力が半減した今川の失地回復は、誰がやっても難しいことだったと思います。
だから、近年氏真の評価が見直されて来ているのでしょう。

本作の彦五郎氏真は、優しく、格好良いです。
本当の強さと優しさを持っている人物に描かれてます。
自分は大名には向かない、と公然と言えるのは、真の強さの現れです。誰だって、自分の弱さがありますが、それを公然と口に出して、認めるのは勇気が要ります。ましてプライドが何よりも大切な武士、しかも将軍家に繋がる名家なら、それは超絶なものでしょう。

クライマックスの蹴鞠の仕合。とても良かったです。
夫婦の愛し合う姿も良かったです。
蹴れ、彦五郎Amazon書評・レビュー:蹴れ、彦五郎より
439663627X
No.6:
(5pt)

塞王の楯を読んで本作品も読了

どの短編も秀逸でした。特に晴れのち月が好みです。作中に漢の劉邦や魏の曹操などの名前が出てくるので作者の中国歴史作品にも期待したいです。司馬遼
蹴れ、彦五郎Amazon書評・レビュー:蹴れ、彦五郎より
439663627X
No.5:
(5pt)

ありがたいです

今まで名前は知っていたが、エピソードとしては聞いた事のなかった武将。
今まで、名前も知らなかった武将。

そんな武将たちを生き生きと描いて下さっています。

ありがたいです。
蹴れ、彦五郎Amazon書評・レビュー:蹴れ、彦五郎より
439663627X
No.4:
(5pt)

粗さの魅力、挑戦の魅力

デビュー前から直木賞授業後まで、幅広い時期に書かれた短編を集めた本作。著者の今村翔吾氏が「あとがき」でふれているように、「若さ」「粗さ」「挑戦」と「その時、あの瞬間の今村翔吾自身」を閉じ込め表現した、魅力ある短編集となっている。

個人的には、「3人目の人形師」が出色のできばえ。
次におすすめなのが、全編を堪能した後に読む「あとがき」。
ますます、今村翔吾氏のファンにること間違いなし。
蹴れ、彦五郎Amazon書評・レビュー:蹴れ、彦五郎より
439663627X



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク