蹴れ、彦五郎
- 織田信長 (72)
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歴史上の名前だけ知ってる…とかこんな感じと思ってた人物が違うスポットのあて方でこんなに違う!作者がしっかり歴史資料を探求しているのがわかります | ||||
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KOEI TECMO GAMESの信長の野望では能力値が最低レベルの今川氏真。 戦国の終わりの大坂の陣前後までに、かつて足利幕府を支えた斯波、細川(細川藤孝は、細川氏の傍流の傍流)、一色、畠山は勿論、足利本流の将軍家も消滅、唯一関東公方の末裔の喜連川、お伽噺衆の山名と高家今川氏が残るだけになってました。 今川氏真。国を失い、再起もできなかった無能と言うのが、従来の一般的な評価で、自分も、かつてはそうでした。 しかし、桶狭間では、今川義元の討死ばかりに焦点が当たるあまり、部将を始めとする、今川家の兵力が激減するほどの損害があったはずです。義元の周りは、今川最精鋭がいて、それが打ち取られて、最後、義元も討たれたわけです。 織田軍の攻撃たげでなく、おそらくは落武者狩りで、生き残りも、相当数犠牲になったでしょう。 大昔、中国の戦国時代の強国趙が衰亡した根本的要因が、長平で数十万の兵が殺されたことと同じです。 時間軸を後にすれば、武田敗亡の根本が長篠にあったのと同じです。 仮に今川義元が、信長の刃や落武者狩りから逃れ、本国に帰還できたとしても、三河衆を抑えて、離反を防げたか…。 更には、武田の裏切りを防げたか…。 甚だ疑問です。 桶狭間敗戦と三河衆の離反で兵力が半減した今川の失地回復は、誰がやっても難しいことだったと思います。 だから、近年氏真の評価が見直されて来ているのでしょう。 本作の彦五郎氏真は、優しく、格好良いです。 本当の強さと優しさを持っている人物に描かれてます。 自分は大名には向かない、と公然と言えるのは、真の強さの現れです。誰だって、自分の弱さがありますが、それを公然と口に出して、認めるのは勇気が要ります。ましてプライドが何よりも大切な武士、しかも将軍家に繋がる名家なら、それは超絶なものでしょう。 クライマックスの蹴鞠の仕合。とても良かったです。 夫婦の愛し合う姿も良かったです。 | ||||
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どの短編も秀逸でした。特に晴れのち月が好みです。作中に漢の劉邦や魏の曹操などの名前が出てくるので作者の中国歴史作品にも期待したいです。司馬遼 | ||||
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今まで名前は知っていたが、エピソードとしては聞いた事のなかった武将。 今まで、名前も知らなかった武将。 そんな武将たちを生き生きと描いて下さっています。 ありがたいです。 | ||||
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デビュー前から直木賞授業後まで、幅広い時期に書かれた短編を集めた本作。著者の今村翔吾氏が「あとがき」でふれているように、「若さ」「粗さ」「挑戦」と「その時、あの瞬間の今村翔吾自身」を閉じ込め表現した、魅力ある短編集となっている。 個人的には、「3人目の人形師」が出色のできばえ。 次におすすめなのが、全編を堪能した後に読む「あとがき」。 ますます、今村翔吾氏のファンにること間違いなし。 | ||||
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