夏の戻り船: くらまし屋稼業
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近くの本屋さんが閉店して、購入出来なくなり、アマゾンで購入しました。 今村翔吾さんの作品はどれも面白いのでオススメです。 | ||||
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ストーリー後半では、私事を優先してクライアントの安全を軽んじたりとか、粗が目立つシナリオでしたが、それを補っても有り余るほどのおもしろさでした。最後まで手に汗握る展開で楽しませます。それはそれとして、必殺技を叫ぶ言い訳の説明は必要ないし、もっと「くらましや法度」を尊重してほしいな。第1巻のときの厳格さで運用してほしいですね。 | ||||
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ぐいぐいハマっていってる〈くらまし屋〉シリーズ。 第3巻の本書では、何といっても後半の激闘、平九郎(へいくろう)vs. 〈虚(うつろ)〉一味の闘いのシーンが圧巻。手に汗握るわくわく、はらはら感で、しびれました。 また、幕府の道中同心・篠崎瀬兵衛(しのざき せへえ)の活躍も目を引きましたね。随所に、シリーズ・キャラとなるだろうこの人物の慧眼(けいがん)、観察力の鋭さが発揮されてます。 それと、このシリーズ、やはり第1巻から順に読み進めていくのが良いのですね。それは本巻でも、例えば、瀬兵衛が過去の出来事を思い返す場面などに表れています。第1巻のその場面を知っているかいないかで、本巻の味わいが結構違ってくるように思いました。 そうそう。もうひとつ、本巻で魅力的に感じて印象に残ったんは、〈くらまし屋〉チームが高尾山(たかおさん)で仕掛けた作戦ですね。あれは、実に巧妙な策だったなあ。 この巻でも、ラスト近く。目頭が熱くなってうるっときました。たまたま、家族が近くにいるとこで読んでたんだけど、「あ。やばいかも」と思って、そのシーンの前で、本をぱたんと閉じたのでした。危なかったなあ。 | ||||
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面白い。爽やかで読後感が良い。 | ||||
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今回の依頼人は、陸奥の生まれの88歳の老人で、元幕府採薬使。 本草家攫いに捕らわれることを恐れた幕府より高野山に監禁されている。 依頼を受けたくらまし屋は、いかにして御庭番に見張られた老薬草学者を救い出すのか。 それ以上に謎なのは、どこで本草を学び、追い求めた結果何を見極められるようになり、なぜ攫われようとするのか? そして、この老人はくらましの依頼に、場所、方法、時の3つを指定するのは、なぜだ? 一巻で登場した、道中奉行がくらまし屋を追い、知を巡らせた戦いが始まる。 やがて、恐るべき武器を使う闇の組織「虚」の一味と、数々の必殺剣を繰り出す主人公との息を呑む戦いが待ち受ける。 終盤、本草学者の依頼の謎が解けた時、本作のタイトル「夏の戻り船」がなんとも美しく、心憎い情景を描き出す。 しかし、闇の組織「虚」の謎はまだまだ深く、かどわかされた主人公の妻子の謎と、主人公を支える二人の若い男女の謎は、未だに不明。 本作まで読んだ読者は、このシリーズが、実は壮大な物語であることに気付かされ、そのために著者が散りばめた謎の種を拾い集める楽しみを感じるだろう。 そして本作では、著者のデビュー作にして大ヒット作となったもう一つのシリーズ「羽州ぼろ鳶組」の登場人物の、若きあいつと、幼いあいつが、顔を出しているのが実に嬉しい。 読者をとことん楽しませようとする著者に、大きな声援を送りたい。 | ||||
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