花唄の頃へ: くらまし屋稼業
- くらまし屋稼業シリーズ (8)
- 時代小説 (398)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
花唄の頃へ: くらまし屋稼業の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
VSおじいさん編のバトルがおもしろかったけど、突然と当たり前のように登場してきたあぶり屋さんには違和感を覚えました。ほとんど伏線も無く登場した割には解像度が高すぎるのです。次巻以降の伏線なんだろうけど、本巻の構成のバランスを崩しちゃっていますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本巻で思わず「巧いっ!」と座布団三枚投げたくなったのは、ワケ分からん序章のくだりが「ああ、そういうことだったのか」と分かる本書の後半、ある人物の通り名を見た時ですね。そこでたまらず、最初の序章にとって返して読み直し、「こりゃたまらんわい。まるで、ミステリの趣(おもむき)あるよな」と、ぽんと膝を叩きたくなった次第です。ある場面に来て、冒頭の謎めいた場面の意味が判明するという絶妙な趣向なのでした。 それと、これも本書の終盤、某登場人物が、前門の虎後門の狼てぇ絶体絶命の窮地に陥る場面があるのですが、読み手のわたし、心の中で「この糞野郎め。あの世に、晦(くら)め」と、快哉(かいさい)の声をあげてましたわ。だって、こやつらの不行状(ふぎょうじょう)のせいで‥‥(ぶつぶつ独り言)。 表紙カバーの〝おおさわゆう〟さんのイラスト、わたしはかなり好きです。今回は、平(へい)さん こと 〈くらまし屋〉の堤平九郎(つつみ へいくろう)と、強敵の炙(あぶ)り屋・万木迅十郎(ゆるぎ じんじゅうろう)が、愛宕(あたご)神社の石段で対峙する場面の絵ですね。両人ともに己(おのれ)の掟をしっかと持つ化物(ばけもの)もといっ、剣の達人同士。その勝負や如何(いか)に。本巻第三章「炙り屋と振(ふるい)」のその場面を、どうぞお楽しみに! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽しい時代小説 一気読み | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読みました。悲しいですねぇ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書の魅力に取りつかれたのは、小学生時代に読んだ、当時、朝日ソノラマから出版されていた加納一朗氏の「荒馬・是馬」兄弟が活躍するシリーズもの。その後、赤川次郎氏、菊池秀行氏、夢枕獏氏など様々な文庫本を読みあさりました。値段も手ごろで、少ない小遣いでも買うことのできた、書下ろしの作品。まさにそれを現代に再現してくれたのが、今村翔吾氏の「くらまし屋稼業」シリーズです。 直木賞候補作になった「じんかん」「童の神」や「八本目の槍」「てらこや青義堂」「火喰鳥シリーズ」など、素晴らしい作品を次々に発表されているのですが、中でもこの「くらまし屋稼業」はまた別の装いがあります。どの1冊も登場人物それぞれの矜持が読むものの心を打つのは共通しつつ、決してそれがマンネリ化しない展開が秀逸です。 今、何十年も前に文庫本の魅力に取りつかれた自分に戻ったかのような気持ちになっています。令和3年1月に発売のシリーズ最新作「立つ鳥の舞」もすでに予約しました。ワクワクしながら読め、そして人の心のひだにふれるような本シリーズを、ぜひ中高生にも手に取ってほしいと願います。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|