※この一覧は新刊,文庫問わず、サイトに登録されている書籍を元に検索されています。
「わたしは天野遠子。ご覧のとおりの“文学少女”よ」―そう名乗る不思議な少女との出会いから、二年。
柏原野々は天然石を売る店で働く25歳の独身女性。厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた。
ぼくが転入してきたクラスで行われていた、ゲーム。それは異形の連続殺人者・牛男の次の犯行を予測しあうことだった―。
四世代ワケあり大家族が営む古書店に、古本と共に舞い込む謎の数々。その答えから見えてくる、秘められた思いや絆とは。
窪居佳那・二十四歳、大学院のドクタコースに在籍して研究に没頭中。趣味は起き抜けのシャンプーと「どきどき」の探求。
マンハッタンの高級マンションのエレベーターの中で、中年男性の射殺体が見つかった。
東京にある「希望の館」は、身寄りのない重病の患者などを収容していた。その一人、森本久司が死亡した。
遥か遠未来、老いた惑星ウールスで〈拷問者組合〉の徒弟として働くセヴェリアンは、反逆者に荷担した疑いで捕らえられた貴婦人セクラに恋をする。
科学者たちは異常な行動をとった海洋生物が共通の物質を持っていることを知る。
異変はさらに続いた。大規模な海底地滑りが発生、大津波が起きてヨーロッパ北部の都市は壊滅してしまう。
フランスからイギリスへ飛ぶ旅客機で、奇妙な事件が起きた。眠っていると思われた乗客の女性が、じつは死んでいたのだ。
忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。「しろじぞうさま、のーぼる」一人目の犠牲者が出た。
「あの芝浜」を、故郷で病気の母に聞かせてやりたい…。なんとかしてやりたいと弟弟子のために悩む八ちゃんこと寿笑亭福の助。
サリーは父親殺しの疑惑から逃れるために伯母を頼って、またFBIのクインランは私立探偵と偽ってサリーを確保するために、コーブにやってきた。
新婚まもない華子は、古びた借家で夫の亮介を電動工具で殺害した!華子は弁護士に「あの家には鬼がいたの」と語り、事件の背景には壮絶なDVがあったことを示唆する。
悩める市民の相談ごとが次々に持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」の職員にして名探偵!?黒い腕貫を嵌めたその男の巧みな誘い言葉に、ついつい気がかりな悩みごとを話してしまうと…、ありゃりゃ、いつしか難題解決へ!軽妙な筆致でユーモラスに描く連作ミステリ六編
「人間狩り」を模した危険なゲームのはじまり!?花嫁のウエディングドレスの胸の部分に突然、真紅のしみが浮かび上がる。
籐之助と玲奈、舞台は世界だ! 林家木久扇師匠も太鼓判! 「私はもうこの2人の行く末に目が離せません」 高島玲奈の誘いで海軍伝習所を無断で空けた藤之助は、きりしたん摘発に燃える大久保純友から厳しい拷問を受ける。
工場で働く単調な日々に鬱々とするヒキコモリ気味の少年。少女を見えない悪意から護り続ける少年。
昭和の昔、一九七〇年代後半に、のちに「犯罪革命」とまで称されるようになる伝説的な凶悪殺人事件があった。
奇術サーカス一座を率いる曾我天水は、彩紋家縁者の相次ぐ怪死が連続殺人事件ではない証明を、探偵たちに依頼した。
教室にあるはずの48の机と椅子がすべて消え、代わりにコピーされた遺書と級友の冷たい骸だけが残されていた。しかも密室で。
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする。
琵琶湖に近い余呉湖畔で女性の死体が発見された。殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。
消失死体がまた元に戻る!?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。
爆弾テロ予告事件が起こった東京ビッグシティマラソン。
「人を斬るのが生き甲斐」という怒怪四郎は、自分より強い男を求めて彷徨っていた。
神保小路に初夏の陽射しが降りそそぐ頃、佐々木磐音、おこん夫婦は尚武館道場で穏やかな日々を送っていた。
関東一帯で次々と発生する事件を、時に叡知で、時には豪剣の冴えで解決し、悪党どもには「強面」の印象が強い我らが桑山十兵衛も、小石川同心町の自宅に戻れば一介の御家人。
三月三十一日。マユが破綻した。
愛する妻と娘を交通事故で失ったパリ警視庁警視シャルコ。以来、頭の中でたえず話しかけてくる妻の声に悩まされていた。
夏季限定で、高級リゾートの出張、バリスタをつとめることになったクレア。
警視庁捜査一課の刑事・渡辺みさとは、友人の若江世衣子の死体を発見する。あたかも鬼に見立てられた死体を…。
江戸川区小岩で起きた残虐な母娘殺害事件。その容疑者の弁護を買って出たのは、良心的で正義感に厚いと評判の原島弁護士だった。
失踪した前任者・香取の行方を探すために、内戦下のサイゴンに赴任した坂本の周囲に起きる不可解な事件。
エール大学を卒業したエリート看護師・平沢里香は、よくあたると評判の占い師に「29歳で結婚する」と予言され、そのキーワードは「38」だと言われます。
妹を誘惑され激怒した金匠が相手の男を殺し、司直の手が及ばぬ教会へと逃げこんだ。
「一つ目の鬼を見た」と言い残して、名家・鬼田山家の人々は施錠された離れから次々と失踪した。
私は人殺しだから―。過去の過ちのため帝都から逃げるように転校した水里あかね。
御座船安宅丸の水軍演武中に、大挙襲来した刺客から命を狙われた四代将軍家綱は、間一髪のところを緋之介に救われた。
事情も話さず家を出た妻を江戸に求める青柳新八郎は、「よろず相談承り」を世過ぎに、厄介事を上手く捌いている。
警視庁の本多捜査一課長宛てに、三田村刑事が道後温泉の老舗ホテルの娘を殺したと告発する手紙が届いた。
鳥取砂丘で殺人事件が発生。被害者は文芸編集者・笹谷美緒の女子大時代の友人だった。
ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。
警視庁捜査一課の大谷努警部は、三十代半ばでスマートな二枚目なのだが、なぜか独身。
大学を辞め、喫茶店に住み込みで働くようになった主人公・まりえ。いつしかその日課となった、向かいのアパートの窓を覗く行為。
村おこしの為、汐塚村から公演依頼を受ける自遊高校、演劇部。
「欠陥住宅」と「ひとつの死体」を前に始まった主婦の心理的迷走とその果てを描く、“第7回新風舎文庫大賞”ミステリー部門賞を受賞したサスペンス。
東京の老夫婦が、鳥取から津和野へ。息子が借金を苦に自殺し、その金を返済する当てのない夫婦が選んだ死出の旅だった。
宿敵ヤン・ウェンリーと雌雄を決するべく、帝国軍の総力をイゼルローン回廊に結集させた皇帝ラインハルト。
天使だって家出ぐらいする―。突然冷淡になった慧に、真里亜は疎外感を覚える。
夏休みも半分過ぎてしまったる日。元は大好きなテレビ番組をきっかけに本格的な『秘密基地』を作ろうと決心する。
保育園時代からの幼なじみで、クラスメートの木田恵理。最近、なんだか彼女のようすがおかしい。
文壇の寵児ともてはやされる若きベストセラー作家の浅沼は、出版社から請われて新人文学賞の選考委員となった。
あらゆる悪の手口を詳述したベストセラー『悪魔のガイドブック』にそそのかされた少女輪姦事件が発生。
「私刑人」の捜査は混迷を極めていた。そんなある日、次期政権を射程に入れた大物政治家・隴岡の私設秘書殺害事件が発生する。
医学生が学費を得るためリングに上がる「クロックスリーの王者」、クリケットの国際試合に投入された秘密兵器「スペディグの魔球」といったスポーツに材を採る作品をはじめ、七つの海を荒らし回るシャーキー船長の非道ぶりを描く三編、堕落しかけていた若き地主が狐狩りを境に
巨匠ウッドハウス円熟期の超絶技巧が冴えわたる、カラフルな短篇総天然12色。
大人はなんにもわかっていない、僕らがこんなに凄いってことを。パパやママの知らないお家だって持っている。
2059年9月。残暑がつづく深夜のニューヨークの路上で、ひとりの娼婦が鋭利な刃物によって惨殺された。
ある中高一貫の進学校で生徒が教師を射殺して自殺した。事件の再発防止と生徒の動揺を抑えるため招聘された心の専門家・比留間。
想い出に値する出来事があるたびに木片を拾う。人生が終わりを迎えるとき、それを薪にして火を熾す―“薪の結婚”。
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