窓の灯
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特にない | ||||
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第42回文藝賞受賞作。 近年、奇を衒ったような受賞作が多い中、瑞々しい文体で書かれたしみじみとした小説。 冒頭からその感覚は逸脱することなく進み、あっという間に読み終わった(1時間半くらいで)。 率直な感想としては、「悪くはない。でも、良くもない」といったところ。 覗きが趣味の女の子という設定は面白いと思う。でも、それを深く掘り下げずに終わってしまう。 ミカド姉さんの魅力もイマイチ伝わってこなかった。 材料は良い、調理の仕方も綺麗、でもいかんせん味が薄い。そんな料理を食べたあとのような読後感だった。 | ||||
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主人公の女の子が、 知らない喫茶店のママに、 「うちで働かない?」 「ちなみに、この店の上の部屋が 空いてるから、住んでいいよ」 と誘われて、 断る理由なんてなかった、と、 即決して住み込むのだが、 んなわけねぇだろ、 ホームレスでもなけりゃ、 そこまで警戒心のないというか 脳天気な女の子いないだろうよ。 そこで気持ちが引いてしまった。 ラストのオチは良かった。 | ||||
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文藝賞、芥川賞(ひとり日和)受賞作家の、文藝賞受賞作です。 純文学はそんなに読みませんが、スラスラと読みやすい文章でした。 窓の向こうの人の生活を覗くという客観的な視点が若い人の感性とマッチしてたのかな。 主人公のまりもは大学を辞めるというかたちで他の(大学に通っている)人とは違う生活を送るようになる中で、人は普段何をして過ごしているのか、どのように生きているのかを知ろうとしていたんだろう。 人の生活ってなんだろう、その生活を積み重ねた生きることはどんなことだろうかを知ろうとしていたのかな。 夜、街をふらふらして、窓の向こうの他人の生活をのぞき、自分の生活と比較したり、羨んだり、生きているんだなとぼんやり考えたり。 大学生で時間を持て余していた頃、同じようなことを考えたことがあるようなないような。 | ||||
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上手い文章というか、多彩な表現力を持つ人だな、と思います。 最後の一行も、魅力的でした。 他の作品を読んでも思ったのですが、この作者は、あまり幸せな環境で幼少期を過ごしていないかな、と。 何か、鬱屈した怒りや恨みのようなものを感じてしまいます。 こういう作品を読んで、「それが、どうしたの」と言う人は、そもそも文学作品を読まない方がいいです。 | ||||
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