快楽

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種別
長編
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あらすじ

2015年07月15日 快楽 (講談社文庫)

炎暑のヴェニスを訪れた二組の夫婦。日常に疑いを持たない夫婦同士が同行した旅であったが、彼らはやがて狂熱に融かされるように我を失ってゆく。狂いゆく愛、毒される欲望、燃え尽きない孤独。内なる衝動に突き動かされ、埋めようのない喪失感に真実を見出し惑う男女を、芥川賞作家が鮮烈な筆致で描いた長編傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

快楽の評価:

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快楽の総合評価:

4.25/10点 レビュー 8件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.8
(1pt)

時間の無駄

これほどつまらない小説はどうすれば書けるのか。
リアリティもなく突拍子もない内容が多くて落ち着かない。呆れた。★は無しでもいいくらい。
快楽 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 快楽 (講談社文庫)より
4062931370
No.7
(1pt)

時間の無駄

これほどつまらない小説はどうすれば書けるのか。
リアリティもなく突拍子もない内容が多くて落ち着かない。呆れた。★は無しでもいいくらい。
快楽 Amazon書評・レビュー: 快楽より
4062183390
No.6
(1pt)

どうでもよい本かなぁ〜。

期待して購入させて頂きましたが、どこまで読んでもダラダラと・・・。正直つまらない退屈な本です。買ったこと後悔しました。
快楽 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 快楽 (講談社文庫)より
4062931370
No.5
(1pt)

どうでもよい本かなぁ〜。

期待して購入させて頂きましたが、どこまで読んでもダラダラと・・・。正直つまらない退屈な本です。買ったこと後悔しました。
快楽 Amazon書評・レビュー: 快楽より
4062183390
No.4
(5pt)

「Summer time in Venice」

ロッサノ・ブラッティー が歌い、 キャサリン・ヘプバーンと共演した映画「旅情」の歌である。
『快楽』は、妻子ある中年の骨董屋店主と、独身で同じく中年のアメリカ女性
の甘いラブ・ロマンス・・・のような小説ではない。ゴンドラ、サン・マルコ広場、カフェ・フローリアンなど
など、観光名所は物語のシツウェーションにはなっているが、紡ぎ出される話は、人間
の、「業」を追求している。
 
夏目漱石は『人生』という評論で、人間の意識は「底辺のない三角形のよう
なものだ」といっている。それだけ、意識、無意識の世界は、底なしであると
いうことだろう。
著者は、心の奥深いところから「業」を掬い上げ、ドロドロとした、人間の
欲望、嫉妬、羨望、食欲(登場人物で健啖家の男がいる。疎外され、ものを
深く考えない人物の象徴)などを表現しようとしている。
作品中の、美しい観光名所やレストランの食事をじっくり楽しんだ、という
読後感はない。

 物語は二組の夫婦が中心で、舞台はヴェニスである。解放された「場」で
あると思うが、この異国の街は四人の男女にとって、閉鎖された空間である。
中年にさしかかる「榊耀子」(34歳)、夫「慎司」(42歳)と、若い
「小谷芙祐子」(28歳)、夫「徳史」(32歳)である。耀子が物語を
リードしている。
 
作品の冒頭に、物語の過去と暗い未来を耀子が暗示している。「・・・それは
海の奥底からひっそり洩れていく水音のようにも聞こえた」。読者は、注意
深く読み進めると、四人の人物像についてさまざまな伏線に気づき、伏線を
取り返したいように、物語の先を急がせる。

 短期間の旅であるが、読者は「男」と「女」の過去の、愛の記憶から始ま
り、自己分析、内省、自己嫌悪、愛欲などを「洩れ」聞くことになる。そし
て、進展につれて、四人に襲い掛かる奇妙な「闖入者(たとえば、船着き場
の男や現地の少女など)」が現れ、彼らの「虚飾」が剥がされていく。

 「愛」のあとに「性」がついていくのか、「性」があるから「愛」が深ま
っていくのか。本当の自分とは何か。普通の自分とは何か。本物と偽物の違
いはどこなのか。ヴェニスの観光名所で、その「場」に合った、男女の会話や
心理の応酬がセットされている。
 
三島由紀夫は、「人は決して告白をなしうるものではない。ただ、稀に、
肉に喰い入った仮面だけがそれを成就する」と書いている。仮面の下に、見
え隠れする「男」と「女」の「業」をこれでもか、と著者は追い求めている。

 重く、読み応えのある作品である。再読で「業」を味わってほしい。
快楽 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 快楽 (講談社文庫)より
4062931370

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