前の家族



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    初公開日(参考)2023年07月
    分類

    長編小説

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    前の家族

    2023年07月12日 前の家族

    猪瀬藍・37歳・女性・独身。「借金をして家を買おう」そう思いついたのは六年前のことだった。果たして、その物件に手をだしてはいけなかったのか…。予想外の展開に背筋が凍るー異色のマイホームミステリー。(「BOOK」データベースより)




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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    異色のマイホームミステリー(前の家族)

    履歴を見ると、著者の青山七恵氏は2007年第136回芥川賞受賞、2009年第35回川端康成文学賞受賞とある。しかも受賞時の年齢は20代前半。お若い!
    とは言え、当方全く知らない。
    なのに何故本書を手にしたかというと、本年8月頃、愛読している日経新聞の書評欄でこの小説が紹介されていたからである。
    当方、未読本の書評は出来るだけ避けるようにしている。もちろん、オチを想像してしまうことを避けるためだ。
    日経の土曜日の書評ページは、基本的にお堅い書籍・専門書が多数である。ただ、たまにはこうした娯楽的な小説も取り上げられる。
    という事情でついつい軽く読み流してみると、「不穏な気配」というフレーズが目に飛び込んできた。
    これは大好きなフレーズである。
    ということで、今回、手に入れ読んでみた訳である。

    さて、主人公の猪瀬藍は37歳で独身の作家だ。
    思い立ち、やっとのことで購入した中古の1LDKマンション。
    ここからなにやら怪しげなことが起こってくる。
    マンションの売主小林家は、妻と夫と小さな二人の娘の4人家族。
    主人公がマンションを購入後、しばらくしてから、この娘たちがマンションを訪問してくる。
    さらにしばらく経つとその母親まで。
    うーん、その目的というか意味は?
    そしてさらに時が進むにつれ、藍は小林家の新居を訪問するようになり、歓待される藍は、ついには連泊するまでになる。
    いやいや確かに不穏である。
    不穏・不思議と言えば、この小林家の夫。目立たないようではあるが、何か秘密が?
    娘たちも可愛いんだけど、藍に懐いているようで懐いていない。
    主人公の藍も何やら頼りないし、小林家の妻の歓待は、無償の愛なのか。
    うーん、なにやら本当に不穏である。

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    No.4:
    (4pt)

    やっぱりそうなるんだ…

    (ネタバレあり)
    文学風の表紙に騙されました(笑)
    不穏な始まりに「これはサイコサスペンスってやつ?」とドキドキが止まらず、自我が溶けてゆくような心理描写や自立とは何かみたいな問いに「やっぱり文学なのか」と安心し、最後はやっぱり…。

    始めから角川ホラー文庫とかのエンタメとして読んでいれば充分面白かったし楽しめたのだろうけど、真面目な態度で読むには荒唐無稽過ぎたかな。裁判すれば100%勝てるから頑張れ。

    杏奈が家中に鏡を貼りめぐらせることを好むことについて意味深に描きながら全然掘り下げなかったのも拍子抜けでした。
    前の家族Amazon書評・レビュー:前の家族より
    4093866937
    No.3:
    (3pt)

    依存関係の落とし穴

    引越しすると、前に住んでいた人や、隣り近所の人が気になることがあると思います。この本は、そんな引越し先での人間関係の話です。
    青山さんの初期の作品より毒が強く、依存関係の恐ろしさが描かれています。繭がすきな人には合うと思います。私は、ひとり日和のような雰囲気の方が好きなので、怖さが強く残りました。
    前の家族Amazon書評・レビュー:前の家族より
    4093866937
    No.2:
    (5pt)

    一気に読んでしまった。

    とてもよい商品で、届くのも早かったです。
    小説も読んでとても面白かったのであっという間に読み切ったため、しばらくしたらまた読もうと思う
    前の家族Amazon書評・レビュー:前の家族より
    4093866937
    No.1:
    (3pt)

    概ね楽しみました・ネタバレあります

    うもおおおお不甲斐ないなあ
    女お一人様が家買おうってんなら、多少の気概を持て!みたいな
    ラスト7行から始まる次のターンが読みたい
    前の家族Amazon書評・レビュー:前の家族より
    4093866937



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