お別れの音



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.50pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2010年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数228回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    お別れの音 (文春文庫)

    2013年09月03日 お別れの音 (文春文庫)

    芥川賞作家にして最年少川端賞作家が描く奇蹟 美しかったり、謎めいていたりする、隣の人びと。すれ違ってゆく、忘れられない人たち。日常を切り取って紡ぎだした、奇跡の六篇。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    お別れの音の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (5pt)

    表現力の妙

    某大手新聞の夕刊に青山七恵さんのエッセイが時々載っていて、失礼ながらそれまで青山さんのことを
    知らなかったのですが、それで気になってこの度青山さんの作品を読んでみました。
    普段何気なくやり過ごしてしまう時の流れの中に存在している、人の気持ちの機微、揺れ動きを捉え、
    文字で表現し、ひとつのストーリーに仕上げています。
    それぞれの作品は、共感するところあり、意外性を感じるところありで、そしてほのかな余韻を残して
    静かに終わります。
    映像ではなく文章であるがゆえに、読者各々がそれぞれの光景を頭の中に思い浮かべ、思い巡らすことができるという特性を存分に知り尽くし、表現の技を駆使する、その巧みさを楽しむとともに、感心しました。
    本書の中で自分が好きな作品を敢えて選べば「ニカウさんの近況」と「お上手」です。
    「ニカウさんの近況」は実際に自分にも同じような経験があり共感したのと、ラストの夜の光景が
    美しい情景として頭の中で思い浮かんだからです。
    「お上手」はラストの、主人公の心の動き(と行動(言葉))と、男の態度の対比が鮮やかな余韻を残したからです。
    お別れの音Amazon書評・レビュー:お別れの音より
    4163295801
    No.1:
    (4pt)

    出逢う前から

    ちゃんと「知り合って」もいない内に、「お別れ」の時が来てしまう事がある。
    「お別れ」と言うよりも「出逢う事」を断ち切られた、若しくは断ち切った音がする、そんな話が多かった。
     
    その人への興味を妄想の中だけに留めておけば、「お別れ」の音は聴こえない。
    現実にその誰かに干渉した時に、その音が聴こえてしまうのだ。
    そんな瞬間は、誰の人生にもあるだろう。
     
    その時にフジクラさんみたいに(彼女が本心から言ったのかは分からないけれども)
    「もっと喋っておけばよかった」と、思ったり思わなかったりしながら、日々は続いていく。
    しかし気になった人との、お互いをよく知らないままの別れは、いつまでも纏わりついて離れない。
    どの話もさらりと読めるけれど、最後に収録された話を抜かすと読後は印象ほど軽くはない。
    お別れの音Amazon書評・レビュー:お別れの音より
    4163295801



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク