物語に、喰われちまえ。想像力の暴走に任せた、驚くべき古書幻想譚 また買ってしまった──。

琵琶湖畔にそびえる壮麗な怪建築群―“綺想宮”を訪れた名探偵・森江春策を待ち受けていたのは、美しき案内人・二十重亜綺楽と七人の奇怪な滞在客だった。

帝都に集結する名探偵50人! 江戸・戦前・戦後。

共同下宿の古アパートで起きた、ミニコミ誌制作サークルのメンバーを狙った連続殺人の真相は? 青年探偵・森江春策初登場作にして本格ファン必読の第1回鮎川哲也賞受賞作。

推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

毎朝配達される幻灯新聞が食卓に話題を提供し、港にはエーテル推進機を備えた空中船が着水・停泊。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。

戦中のハルビン、戦後の日本、そして現代――。

得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。

囲碁界では有名な老舗旅館で発生した怪死事件。

復讐が復讐を呼び、悲劇は繰り返されるのか―― 憎悪の連鎖を断ち切れ! 奇想の本格ミステリー作家が斬新な探偵役を生み出した! 「憎しみを鎮める人」沖田洋平は事件を解決し、さらなる復讐を食い止めることができるのか!? 大学時代のサークル仲間の結婚式の二次

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。

少年名探偵と怪人どくろ男爵、時空を越えて対決す!「黄金夢幻城」を目指す少年名探偵の大冒険は、さまざまな物語世界を、そして時空を通り抜け、「現代」に蘇る。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

昭和18年、大阪・船場。 陸軍少将の娘は商家の長男に嫁いだ。

埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

雪深い谷庭にある山荘に招かれたのは、年齢も職業も違う六人の女たち。

日比野浩光は山奥で迷子になり、やっと明かりのついた家を見つけた。

2013年から1967年にかけて名刑事クワンの警察人生を遡りながら香港社会の変化も辿っていく、珠玉の連作短編集。

楽しさを追求したら、こういう小説になりました。

二十年前に死んだ美少女を偲び、孤島「和音(かずね)島」に集う男女を襲う惨劇。

両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

マリアと漣は大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒューがいることを掴む。

一台の車が海に落ち、中から男性の遺体が発見される。

「あの家のこの部屋は……密室、だったんです」 持ち主が悲惨な死を遂げ、今では廃屋同然の別荘〈星月荘〉。

江戸一番の人気者は、大泥棒“鼠”か、はたまた与力“鬼万”か。巷で話題、奉行所の名与力、“鬼の万治郎”。

伊勢から神戸にかけての約三百キロにわたる「歴史街道」は“日本版ロマンチック街道”ともいわれている。

メーラーデーモンを名乗る者から「一週間後、お前は死ぬ」 というメールが届いた後、殺害される連続殺人が発生! 「お客様」を殺された上木らいちは捜査を開始。

ロンドンで見つかった鶴屋南北の未発表作品をめぐる不可解な見立ての連続死、そして「南北の作品」自体に秘められた謎。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件(『首吊り島』)と都会の片隅で起こる監禁事件(『監禁者』)。

犯人を白日のもとにさらすために――防犯探偵・榎本と犯人たちとの頭脳戦。 様々な種類の時計が時を刻む晩餐会。

ユーモアあふれる本格ミステリ中篇集。

密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。

楽譜を探して歩く謎の男が、依頼人の凍った時間を溶かし出す。奏でられた楽曲を、あなたは二度と忘れられない。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

「恩師が跳び降り自殺しないように見張って ほしい」と大学OBの居酒屋店主から頼まれ た匠千暁は、現場で待機するも先生を死なせ てしまう。

広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。

億万長者の老人が森江法律事務所へ遺言書作成の相談に訪れた帰途、密室状態の袋小路で殺害された。

〜作家・佐野洋氏絶賛！−これは文字どおりの「稀作」である／引き裂かれた恋人からの誘い。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

明治政府の雇われ技師エッセルは、謎の館で偶然死体を発見するが、その後死体は消失した。

夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。

テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

上司とのトラブルで会社を辞めた深町さくら。

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

自殺する理由がない男女が、次々と飛び降りる屋上がある。

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。

これぞミステリ!と膝を打ついかにも“らしい”52人。