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ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)
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ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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でも、横書きの小説って意外と読みづらかった、 「そして誰もいなくなった」風の「月琴亭の殺人」の謎がなんとも小ぶりで物足りない。 動機も無理筋だったのではあるまいか。 | ||||
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後ろからも前からも読める畑中葉子みたいな体裁である。 過去にもこの二つの作品が前からと後ろから別の作品として構成されて真ん中で交差するというのは折原一氏の倒錯の帰結があったが、今回は芦辺氏がこの形式に挑戦。 こういうギミックありきのアイデアは本来は本格ミステリーと大変相性がいいものである。 真ん中の交差部分が肝なので、それまでの2話ともミステリーとしてはやや筋が荒いが、まあそれは仕方ないだろう。 芦辺氏らしい本格ミステリーの裏をかいたようなトリックがさく裂する。 アイデア倒れに終わらずきっちりと仕上げているのは評価したい。 | ||||
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時を忘れて夢中で読みました。特に月琴亭の伏線は、おそらく気がつく人はいないでしょう。これぞ良質のミステリです。 | ||||
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私は後ろから、つまり、ノンシリアルキラーから読みました。前からも後ろからも読めるとは、よく考えたものです。ただ、ミステリーとして面白かったかというと、普通でした。 | ||||
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下馬評に惹かれて一読したが、キャプションほどの出来栄えでなくがっくり! 名作「そして誰もいなくなった」のバリエーションとしても傑出した出来でない。 | ||||
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2017年最初の読了本は…これ! 前から後ろから、どちらから先にも読めるような形で進んでいく、一見したところ関係がなさそうな2つの事件。どこでどんな風につながるかの解答編は真ん中の袋とじの中で。 どちらから読んでも奥付が最後にくるように掲載されていたりするムダな凝りようが(笑)であります。 これは執筆時期から判断しても偶然でしょうが、探偵や関係者から見た場合の犯人像が、同年の二ヶ月早く刊行の鮎川哲也賞受賞作『ジェリーフィッシュは凍らない』と若干かぶってしまうという間の悪さでして、驚き半減なのが何とも残念。 ところで本書のページ数ですが…144P+80P+40P=あれ? 袋とじの中はカウントしないということかしらん。 | ||||
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