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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1009件 721~740 37/51ページ
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最近の芥川賞は、たとえば乳と卵、最後は卵投げ合ってドロドロになり終了、花火も最後はおかまが登場して終了とか、、このコンビニ人間も、最後はコンビニ人間ノイローゼで終了。まったくつまらない。選考委員はどのような基準で選んでいるんだろう | ||||
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人間誰もが持っているかもしれないサイコパスな部分。 それが大いに発揮されてる人間の悲しさ。 客観的にみるとそう見えてしまう。 本人にとってはそれすら感じないのだろうが。 | ||||
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面白かった❗コンビニはいろんな人が来る、人生の縮図の面もあるとか⁉️ | ||||
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途中までは主人公が周りと合わせるというか、素直すぎて主人公は異端児でいろんな人の特徴を真似て生きているのは面白かったです。 ただ、終盤の締め方が投げやりです。 | ||||
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何か違う、普通とは違う主人公の取り柄であるコンビニ店員。 何事もなく店員を全うするも、年齢と共に、その状態も違和感を持たれてしまう。 その時、これまた世の中に馴染めていない男出会いストーリーは進む。 人と違う事の生きにくさと、そのため発生する他人からの干渉を非常に上手く表現されています。 あぁ、こんな人もいるかも、と思えると、世の中少しは楽になるかも。 でわでわ。 | ||||
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ほぼ購入時のままできれいでした。内容は現代の日常生活の世相が繁栄されてまして、とても興味深く読ませていただきました。実は、近くの図書館で借りにいきましたら、なんと101人待ちですと言われました。ネットで検索したら、お手頃な値段でしたので、待っていられなくなり買いました。この本は図書館に寄付したいと思います。 | ||||
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どうしても人は自分の中の「常識」や「普通」とは違う人達に違和感や疑問を感じてしまう。でも、他人に迷惑をかけずに本人が納得出来る生き方をしているなら、それでいいのではないかとこの本を読んで気付かされました。主人公は回りの人達さえその生き方を認めてくれたら幸せなのに、中々それが難しい。自分とは違う価値観の人を理解して、そういう生き方もありだね、と言ってくれる人がたった1人でもいてくれたらいいのに。 他人が思う「普通」の人生を、納得できずに無理して生きるのは本当の幸せじゃないって事ですよね。主人公にとってはハッピーエンドだと思うけど、主人公に違和感を感じる人にとってはバッドエンドですね。 | ||||
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話題だったので読んでみましたが、この本を読んで得られたものが不快感以外ありませんでした。 他の方が好意的なレビューが多いので私の感覚がズレているんですかね... | ||||
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第155回芥川賞受賞作品。 主人公は「普通の人」に擬態するために、周囲の人のファッションや喋り方をトレースしている(実はこれ、多くの人々が無自覚にやっていることなのだが)。上手く擬態してるんだなーと思っていたけれど、終盤で妹に「喋り方とか表情が変」と言われる描写や、18年働いていたのに飲み会に一度も誘われていなかった事実が発覚することから、全然成功していなかったことがわかる。 白羽が言うように「異物で気持ちが悪すぎたから」誰も何も言ってこなかっただけなのだ。 それが「こちら側」にちょっと足を踏み入れた途端、皆が群がるように叱りにくる…まあ、正直この作品の「普通の人」の描写は過剰だ。いくらなんでもここまで過干渉な人は少ないはず。親を除けばせいぜい周りに一人か二人じゃないか? でも変な話、過剰なんだけど過剰とも言えない。 たとえば無職、底辺、童貞を嘲るネットの言説。たとえばSNSでの逸脱者への炎上。たとえばバラエティ番組で未婚の中年女性をいじる定番ネタ。画面の向こうの「普通の人々」はこの小説の過剰さを地でいっているわけだ。 こんな世界に生きていると、皆が手ぐすねひいて異端者を叱ろうとしていると感じるようになるのは当然の帰結だ。特にネットと距離が近い人ほどそう思うんじゃなかろうか。これは小説だから、そんな世界の有り様をわかりやすく表現しているのだ。 この過剰さをリアルだと感じる人が多いなら、それは多くの人の心象風景がこれだということだ。 私もリアルだと感じてしまう一人だ。 | ||||
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本読むのが苦手な自分でも一気読みしてしまうほど面白かったです。 普通とは何か?というのがこの作品のテーマ。世間で言う普通の人生、例えば就職している、結婚している、結婚しているのなら当然子供がいる…でなければ変な人間を見るような目で見られる。この作品の主人公は所謂普通の人生を歩んでおらず、周りの人たちからの偏見に度々遭遇します。それを痛いほど描写しているシーンも多々あります。たしかにここまで言うか?と言うくらい辛辣な言葉もたくさん登場しますが、普通というマニュアルに沿っていない人間に対して、大なり小なり普通を強要するようなことを言う人間は少なからずいるのではないでしょうか。もちろん、そんなこと言う人ばかりではないですし、他人のプライベートに干渉しない方もいますが。昔から今に至るまで、普通を強要するという行為は変わらずあるのだなぁ。と思いました。 ただそんな中でも、他人がどう言おうと、これが自分の生き方であると、最後に主人公は悟るんですよね。それがまさにアイデンティティなのだなと思いました。誰にも迷惑をかけないし、自分も納得した生き方である。それを見つけられた主人公は幸せなのではないでしょうか?またアイデンティティのない人間ほど、普通を強要してくるのだろうな、とも思いました。辛辣な表現も出てきますが普通とは何か?という問題を日常生活を描いて提起している点がとてもよく、面白かったです。 | ||||
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小説に明言されているわけではないが主人公はアスペルガー障害の人。更には自己欲求もあるのだかないのだかわからない。 それを連想させるストーリーが随所にちりばめられている。 コンビニで日用品から食料まで全て完結させる自分のような人間を書いたものかと思ったが、いい意味で予想を裏切られた。 世界から異物として排除されないよう、懸命に試行錯誤をする主人公はある意味人間らしい。 そしてこの小説を読んでからは周りにいる主人公ような人(ここもまでひどい人はいないが)の人生観を安易に否定するのはやめとこうと思えた。 | ||||
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とても読みやすく、コンビニで働いたことがある人ならハマること間違いナシです。 自分はこのタイプのコンビニ人間だったなと改めて分かるような作品でした。 | ||||
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キャラクターの個性が光り、その個性と個性のぶつかり合いから読み取れるメッセージはわかりやすく、考えさせられるものでした。 | ||||
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基本的には登場人物も面白く、展開も予想しない方向にいく楽しめるブラックコメディ(?)でした。 たぶん「普通であることへの圧力」と主人公が向き合う物語ということなのだと思います。 ただ、なんだかこの小説に出てくる「普通圧力の象徴」として主人公にお節介をやいてくるコンビニ店長や同僚、主人公の妹といった人々にリアリティを感じられませんでした。 今時こんなに過干渉で人の生き方にうるさい人たちも珍しいように思います。 主人公のような立場の人なんてどこにでもいるでしょうし、それほどプレッシャーを受けるのが「リアル」なのでしょうか。 わかりやすい「変人」として描かれていないぶん、主人公や白羽以上に彼らの方が余計にフィクションに見えてしまいました。 パワハラ等が社会問題になって久しく、世の中は他人のプライベートに関わらない、関心を払わないことが社会人としてのマナー、一般常識とされる時代になっています。 今の日本社会って昔に比べてずっと多様な生き方に対して良くも悪くも無関心・無干渉になってきていると思うのですが、 なんだかそうした現代社会の変化は無視して、かつての「古き良き生きづらかった日本で苦しむ現代人」という昔ばなしを読んでいるようでした。 現代の特に若者は、そういう失われた「同調圧力というファンタジー」の物語を欲しているように思え、この本はそれにちゃんと応えてくれている。 それがいまもなお強力に存在し、自分たちを脅かし続けていると信じさせてくれる。 彼らにとって自由とは怖いものはなのでしょうか・・・。 そういう意味で、ちょっとこの本の評価のされ方に違和感を感じてしまいました。 でも小説として面白いので、この本を読んだ人と感想を言い合ってみたい、そんな有意義な読書となりました。 | ||||
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主人公の社会に馴染めなさ。新しい視点から社会を見ることができます。個人的にはこの主人公、中々怖かったです… | ||||
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芥川賞を受賞しただけの凄さはありました。 あまりに先の読めない展開で最後まで一気に読んでしまいました。 だけど、気持ち悪いお話だと思いました。 多分読んだ人にしか伝わらないと思うけれど「凄いけど、気持ち悪い」そんなお話でした。 | ||||
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面白い。一気に読んでしまった。彼女の料理がとてもリアル。こんな人いそう。 | ||||
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普通に生きていると人とずれてしまう人間、そうした人間にとっての一つの解決策は、役割を演じて事足りる状況に身を置くことです。例えば飲み会でニコニコして、弄りにうまく反応すれば、それでその場はよいのです。コンビニはもっとマニュアル化されていて、客が期待するものも定型文化されています。 とてもよくわかるお話でしたが、この小説の巧みなところは、二人のずれてしまう人を登場させる点にあります。二人は確かにずれてしまうのですが、社会規範の浸透度合い、救いの希求の程度、自立性の点で違っています。で、難しいのは、小説内で描かれる純粋にずれてしまう主人公と、不純にずれてしまう白羽を、どう読み解くか、ということです。主人公は自分の本当の生き方を見つけだした、というのが一般的な読みでしょうか。 ただ、お話にとっては本質的ではないかもしれませんが、そうした二人が、わずかでも一緒の空間にいて生活したということに、私は希望を見いだしました。「あ、違う」と思ったら離れればよいだけで、一緒になったそのときの気持ちは何ら撤回すべきものではないと、思いたいです。 | ||||
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人間の持つ他者への攻撃性が、日常をデフォルメした世界観から浮かび上がる。 誰もが少しずつ変わっている。その位置は相対的にしか測れない。同質的で近似した環境では、少しの違いが致命的で排除されるべき存在と指弾されるのかもしれない。 | ||||
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今の日本人には共感できる作品。海外や2,30年後にどのように評価されるか興味深い。 | ||||
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