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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1009件 581~600 30/51ページ
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「コンビニ」という世界の中に、自分の場所を見つけるアラフォー女性の話。 子供の頃から生きづらさを感じていたという主人公だけれど、そのあやうさは誰の中にも存在しそうなものだった。 自分の事を見つめ直す時に「コンビニ」を「会社」とか「家庭」に置き換えると背筋がひんやりする感覚があるかも。 | ||||
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すごく面白くて 読みやすかった! | ||||
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心揺さぶられることなく、淡々と無機質な主人公の淡々としたコンビニ生活を綴った物語。私にはこの本か芥川賞を取るほど、何が面白く素晴らしいのか全く分からなかった。 | ||||
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会社生活も似たようんもので、まるで自分のことが書かれているようで驚きました。 ひょっとすると、こんな人間が多いかもしれないですね。 | ||||
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“あなたは普通ではない”人から言われて、変えなければいけないんだろうか?疑問に持たなければいけないんだろうか? 特に親しい友人や家族は、“普通でない”と一旦認めたら、その人の心に土足で入り込む。本人そっちのけで。 主人公にとって、コンビ二バイトは天職である。 「そのとき、私は初めて、世界の部品になることができたのだった。私は、今、自分が生まれたと思った。世界の正常な部品としての私が、この日、確かに誕生したのだった」 しかし、30台半ばで独身の主人公、仕事はコンビニバイトのみ。周囲は放っておいてくれない。 「皆、私が苦しんでいるということを前提に話をどんどん進めている」 「迷惑だなあ、何でそんなに安心したいんだろう」 自分なりにできる努力はしてみる。でも、その結果が周りの納得のいくものでなかったとしたら、やはり周りの反応は冷たい。 なんでだろう?もっと普通にならなければ、生きていてはいけないんだろうか?コンビニを退職し、本格的に就職すべく、活動を行う。 そこでたまたま入ったコンビニで 「この店に今、何が必要か、頭で考えるより先に本能がすべて理解していた」 「いえ、誰にゆるされなくても、私はコンビニ店員なんです。」 自分が自分らしくいるのに、理屈はいらない。 自分の生きざま、中身を卑下することなく、堂々としていればいい。 周りと違っても構うものか。迷惑はかけていないし、できることを出来る範囲でやっているんだ。 | ||||
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そんなに悪い話じゃないのに、出てくる人物が少しずつ思ってるより悪いのが残念。 | ||||
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主人公の女性は通常の感覚・感情と異なるものを持っている、その点は読んでいても、特異な感性だと割り切れます。しかし、主人公に関わる男性が何もできないけど世の中が悪いと周りを否定し、寄生虫のような考え方を持つ彼は読んでいて気持ちはよくないです。 ただ、読んでいて、自分と同質の考えや価値観を持つ人を受け入れやすく、逆は否定するというのが、誰にもあるのだと気づくことができます。また、主人公はコンビニ店員ですが、居場所というのは人それぞれあるだろうし、ある意味その居場所を見つけられる人が幸せなのかもしれません。 予定調和ではない、感じる部分があった本です。 | ||||
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文庫本を一気に読み終わり、これからコンビニに買い物に行こうとしているところです。 古倉さんのような女性がいないか、きょろきょろしそうです。 この本が100万部も読まれいてるにはちゃんと訳があって、他でもなく舞台が「コンビニ」だからでしょう。これが「居酒屋」だったり「ショッピングモール内店舗」だったらそれほど注目されなかったに違いありません。全国津々浦々、どこでも同じルール、マニュアルで成立している店舗、広さもそれほど変わらない、どこにでもある箱空間です。だから1ページ読んだだけでもうすでに、読者はいとも簡単に頭の中で、行きつけのコンビニで品定めをしていることでしょう。そして、商品の棚の位置、お気に入りのコーヒーやスイーツなどを脳裏に思い浮かべます。次に「あ、そういえば店員さんはそんな動きをしていたな」とかニヤリとします。 この本のテーマは、「普通の生き方って何?」というとってもシンプルな命題に迫っています。読者は、古倉さんの生き方を通して、普通の仕事、普通の幸せ、普通の家族など、「普通」の指すものを自問することになります。 しかし、唯一違和感を感じたところが、古倉さんがあっさりと白羽さんを自宅に泊めて、餌を上げて生活するところです。男女が一緒に生活したら、行き着く先は分かっていますが、余りにも無機質な二人です。睡眠、食欲、性欲は人間の根源的で本能の欲求なので、あーだ、こーだと二人で屁理屈だけしゃべっている二人にそこまで「何もない」ことに現実離れしてしらけてしまいました。 ところで巻末の中村文則さんの解説文は、何を言いたいのか分からない。難しいことばを並べないと、この小説の面白さや読みどころを伝えられないのでしょうか。 | ||||
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読み始めた時点では、なぜか明るい小説だと思っていました。 ですが一言でいえば、人の汚い部分を描いたものでした。 感情移入しやすい人や、胸糞な物語は絶対みたくない!って方は見るべきではないかもしれません。 読み終わったあとの不快感は強めでした。 コンビニ店員界隈を舞台に、日常にひそむ人の汚い部分を描かれていますが、これってどこにでもあるなーという感じです。 読み終わったあと「コンビニ人間」というタイトルを見て、世の中の人間すべてが、コンビニ人間に該当するのではないかとも思いました。 スポットがコンビニというだけで。 心理学におけるペルソナとか、そういったものを題材にしているようなふしが見受けられます。 明るく楽しい話ではないので、それを理解した上で読まれた方がいいと思います。 物理的に薄い本だったので数時間で読めましたが、面白くなければ薄かろうと読めないわけで、 読ませる力のある本だと思います。 | ||||
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古倉さんの生き方は社会の役にはたっている。普通かそうでないかは何をもって判断するのか?改めて考えさせられる。白羽さんは社会の役にたっていないが古倉さんの支えにはなっていたのかもしれない。 | ||||
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コンビニのなかの様子や人々の模様は良かったかな。 | ||||
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図書館で予約してた本の順番がやっと回ってきて読了 内容の考察はいろいろあるんだろうけど言いたいことはランボー最後の戦場のランボーのセリフ 「こんなところに好んできたがる奴はいない・・・だが俺や、お前たちの仕事はここにある・・」 だよね? それ以上でも以下でもない | ||||
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不気味であるが少し共感する点もあると感じる 好きではないが良い作品だとおもった | ||||
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自閉症スペクトラムの人間を誇張・装飾して面白くした作品だ。もともと自閉症傾向の強い人間が、対人関係に不自由を感じ、しみじみとした、あるいは煩わしい人間関係のない、マニュアル対応で生きて行けるコンビニバイトに安住の地を見つけ、自閉的に年月が過ぎて身体もその生活が習慣化してしまった状態を、色づけして描いている。白羽もよくいる嫌な人物であり、歪んだナルシストとして上手に描かれている。2人とも、誇張・装飾されてはいるものの、よく見かける人々だ。日常のなかの、ちょっとした非日常をテーマにした、面白い作品だ。 | ||||
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「不快」「気持ち悪い」というレビューがあったが、私にはかなり愉快なお話でした。コンビニの音、という視点もかなり新鮮だし、主人公は単なるアルバイトなのにちょっと経営者目線になってるのも面白い。 確かに、白羽という男はかなり気持ち悪いけど、ラストで救われました。主人公の恵子は無事に家から白羽を追い出せたのかな? そこだけが心配です。 | ||||
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正直つまらなかったです。こんな本が芥川賞なんてびっくりです。 | ||||
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最後の最後で、解釈が何十通りも有るような描写が出てきてモヤモヤしたので星5つとはなりませんが、主人公が天職に気付いて本当によかった。 自分の価値を大切にする事を教わりました。 | ||||
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内容(「BOOK」データベースより以下) 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。 これまで彼氏なし。 日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。 ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。 「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う衝撃作。 第155回芥川賞受賞。 * 個人的には好きだから。こういうの自分も書いた事がある。 さあて「普通」って何ですかぁ? 自分は「無難なこと」って書いてた。懐かしい。 うまく書かれている話だと思う。 よく反応する人って、何か痛いとこ突かれたせいですか? そういう人が読むべきだと思いますな。 極端に書く事で分かりやすくなっています。 コンビニ店員って何で悪く思われているのでしょうか。 例えば、ゴミ清掃車の人や、鳥とか豚とか捌いてる(処理)人や、死刑執行人や、夜のお仕事してる人って悪いんでしょうか。 100万人いれば100万通りの生き方や人生があるのに、 小学中学高校大学行って結婚か就職して子ども産んで育てて離れたら老後生活。 ↑これにならなくちゃいけないのでしょうか? おいおい。 私が大嫌いなのは一方的な押し付けや偏見だけど。 それと、話の中に縄文、が出てきて真っ先に岡本太郎さんの太陽の塔が思い出された。 内部の「生命の樹」だけど、前にテレビで解説聞いた事あったな。 うろ覚えだから調べてみたらヒントがあった。 (https://president.jp/articles/-/24705) 『多くの人は実は誤解している。あれは科学技術と資本主義の祭典、万博のシンボルだ、または万博が掲げたテーマ「進歩と調和」を体現するシンボルタワーだ、と思っているだろうが、本当はまったく逆なのだ。』 私がテレビで聞いたのは、生命の進化の最後がクロマニヨン人で終わっている事について。 人間て、進化してないんだ…って事。 自分も変わり種だろうから興味もって聞いてくる人は多いだろうかなーと思うが、 私はめっちゃ幸せでんがな、と主張しておく。 そういや、このコンビニ人間さん、バイトじゃなくて社員にならんのかなと思った(笑)。 だって優秀じゃないか? 年齢関係ないし、使える人がいい。役に立てる人がいい。 必要じゃない事はしなくていい。足りないところに埋めにいったらいい。 現代人、ムダな事ばっかりしてる。自然を壊す。 クロマニヨン人は進化するのだろうか、格好ばっか変えていくだけで。 それとも人類が滅んで、異なった生物が繁栄していくのだろうか。 怖いけど楽しい未来だな。 本を切欠に改めて思う事が色々と出てきたが、 人は、国と、自分と、 どんな未来を望んでいるか、明確に目標が言えるでしょうかね。 私は、リラックマになりたい。 | ||||
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これから、このような生き方をする人が増えてくるのかな~と思った次第です。 | ||||
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発達障害の人間がコンビニで働く話。 普通の人間と考え方がだいぶ変わっているので、全く共感や感情移入できませんでした。 メインキャラクターである白羽という気持ちの悪い社会不適合男にもちろん感情移入出来ませんでした。そこから得られるものも何も無し。 上記二人の会話のシーンなどは特にイラつかされましたね。 小説というよりは、著者の体験談っていう感じです。話題作ということで期待していましたが、とにかくつまらなかったです。 この著者の次回作は大して売れないのではないでしょうか。 | ||||
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