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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全749件 1~20 1/38ページ
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無機質を好む主人公、都合のいい方に自分から合わせていく。 コンビニというマニュアルが完備された空間でしか存在意義を見出せない主人公の前に個性豊かなキャラクターが関わっていき、生活や考え方が少しずつ変化していく。 | ||||
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恋をして、結婚して、子供を産み、いろいろありながら老いていき、子供に看取られていく…。その周りには友人や親戚、家族、私の大切な人が泣いている。 しかし、それに何の価値も持てない、共感できない、むしろ自分の幸せと成功のためにはマイナスでしかない…。そんな人物が主人公の物語。 人によっては「だから何?」、「少し不気味だな…」と感じる人もいるだろう。 しかし、こんな幸せを、共感でき、喜べたとき、私は充実感を感じるのだ。 | ||||
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いやーすごい描写でした! 独特の表現力と世界観を見せてくれますね! | ||||
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とても面白い本でした。人は誰でもコンビニ人間では・・という少し怖い印象を得ました。 主人公はコンビニの最適なオペレーションをこなしていくことで生きがいを得ていますが、人間誰しも「やりがい」を無理矢理作って信じようと来ているだけかも。そして、それって結局、この本で描かれているコンビニ人間と同じでは・・ 最後のシーンも、それは結局これまでの繰り返し、無限ループに突入することを意味しそう。ハッピーエンドと手放しでは喜べない終わり方に「怖さ」を感じました。 | ||||
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映画を見た気分 | ||||
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世の中の「普通」に疑問を感じる人が読むと共感できると思います。無駄がなく面白いです。 | ||||
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図書館で借りて唯一購入して手元にある本。 読み出すと引き込まれて一気見してしまう。 私はこの主人公好きですね。 ちゃんとコンビニ店員として人や世間の役に立ってるし、ストイックで、なぜ周りが矯正させようとするのかわからない。 結婚したがってもいないし、彼氏も欲しくないんだから居なくていいじゃん。 彼氏欲しくてもできない、結婚したくてもできない人の方がよっぽど不幸。 強いていえばそれだけ勤続年数長いのだから正社員になれば?と思う。 正社員の独身女子、それならもうだれも文句言わないでしょう。 個人的にはバイトでもフルタイムで働いて自活してるんだから十分だと思う。 白羽に関しては、クズで社会のゴミでしかない。 日本は同調圧力が強いけど大事なのは自分が自分の生き方に納得してるかどうかだけだと思うけどなあ。 | ||||
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まさに現代を前向きに生きる労働者が読むべき本です。 | ||||
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小さい頃から生きづらかった人には、心強い仲間がいると思わせてくれる本。そうじゃない人にとっては、クラスや会社、社会から浮いてる人達の一部がどんな思考をしてるのかよく分かる本。 自分がコンビニ人間とさして変わりないことがわかった。好きなものが教育だから、人としてあろうとする人生だった。主人公と同じように、母からなおされてきた。今思えばありがたい。倫理観は学ぶもの、守るもので自分の中にはない。社会の常識から逸脱しすぎないのも、教育が芯にあるから。 大体の悩みが既出のものであるように、みんなも多かれ少なかれ似た思いを抱えながら、この本で言う縄文時代の現代版をこなしているのかもしれない。私もそれが必要だから、こなしていくんだと思う。自分の好きなものがコンビニじゃなくて、総合力が必要な教育でよかった。 こっち側の人間としても考えさせられる本だった。 | ||||
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主人公のような違和感を抱きつつも自分なりの方法で擬態し、なんとか居場所を確保し、「普通」と辻褄を合わせて生きるタイプ、少からず存在すると思う。 ハッピーエンドと言いづらいのは主人公の選択のせいではなく、選択の結果将来を行き詰まらせる(ことが容易に想像できる)社会の側が原因かも。 そもそも低賃金非正規雇用で回すのが前提な業態ってどうなの。などと感想が明後日の方向に飛んでいく一冊。 | ||||
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一気読み 面白かった | ||||
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でも、人間の幸せって周りが決めるんじゃなくて、 自分がきめることだよね。 自分が幸せなら、それが一番じゃないですか。 | ||||
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素晴らしい作品です。主人公は、今ならば発達障がいのような診断が下されて、普通教育は受けられなかったでしょう。ただ、この小説では幼少期からいきなり大学一年生に話が飛ぶので、ああ、大学生になれたんだと、小説という虚構の世界の話なのにほっとしました。 コンビニの中がかなりリアルな描写なので、ひょっとして作者が学生時代にコンビニでアルバイト経験があるのかも知れません。私は還暦過ぎの人間で、子供の頃は近所に駄菓子屋が一軒あり、他はパン屋と本屋と小さなスーパーなどがありましたが、大人になって田舎でもいたるところにコンビニが出来て、本当に便利な世の中になりました。コンビニでほとんどすべての物が揃うからです。 平易な文章ながら、人間が社会の歯車のひとつとして動いているという真実を教えてくれて、大変ためになる小説です。誰かが書きそうで書かなかったテーマでもあります。 ラストシーンは主人公に感情移入してしまい、「そうだ、頑張れ恵子さん。コンビニはあなたを必要としている」と思わず、大声を上げたくなりました。 とても読みやすく、あっという間に一気に読み終えました。間違いなく不朽の名作だと思います。 | ||||
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登場人物たちのキャラがたっていて、面白いです。 読みやすい文体で、展開が気になるのでスラスラ読めます。 2018年の作品ですが、テクノロジーの変化は速く、最近はAIの台頭もすごいので、 ここで描かれていることが普通(アリ)な生き方になっていくようにすら思えます。 ラストの置いて行かれたような気持ちになる展開が素敵です。 | ||||
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読後感がすごくよくない。 モヤモヤする。 「普通」の人にこういう奇人変人がいるんだよって伝えたかったのか。 自分が「普通」の人なら楽しく読めたのかな。 個人というより世の中全体に語りかけているとも言えるか。 しかし、文章は非常に読みやすい。 内容が身体に染み入っていくようだ。 | ||||
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150ページと軽く、内容もめっちゃ良かった かなりおすすめです | ||||
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あっという間に読めます。生きてて疑問に思う事が書かれてます。 | ||||
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冒頭の朝のコンビニの音の描写が気持ちよく読めて引き込まれる。 恐らく主人公は先天性で 感情が欠落していて、問題を起こしては両親を絶望させ大学まで人と関わらない事をえらんで過ごしていたがコンビニでアルバイトすることで人間に生まれ変わる。 18年間のコンビニアルバイト生活を捨てようとしたが、コンビニの仕事に悪い影響が出るのが嫌で全てを整えていた彼女は荒んだ生活になってしまい、また戻って行こうとする様は爽快感があるが悲しみもある。 自分もグレーゾーンで経営者、こういう人がいるから成り立っていることを実感している立場でもあるので少し考えてしまった。 読みやすくて一気に読んでしまいました。 | ||||
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普通がわからない主人公の考えに共感できるところがあって、でも表面上は器用に普通の人間を真似て擬態して溶け込んでて面白いし、かと思ったら周囲にはやっぱり変な人として認識されてて、しかも実は仲間として見られてなくて、主人公を奇妙なものとして見る周りの目に自分の体験と重なって読んでて途中しんどくなりました。 全体的には読みやすくて、良かったです。 | ||||
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この物語は、現代社会システムの中で生きづらさを感じている人々が中年期になって世間体と自我との間を葛藤する様をユーモラスに描いています。 中でも主人公の女性は自閉症スペクトラム(発達障害の一種)の特性が強く、総じて社会不適合者であると自認していますが、コンビニ店員という仕事だけはなぜか天職のごとく長けています。彼女にとってコンビニ仕事は今を生きる希望であると同時に、将来へのぼんやりとした不安の象徴です。 ある時、彼女に勝るとも劣らぬほどの社会不適合者の男性との出会いによって、彼女の平穏な日常が破壊され、彼女はコンビニ店員からの脱出を試みるのだが・・・。結局、「雨降って地固まる」ということか? 結末は爽快ながら、どこか切なく悲しい。 本作は「社会不適合者の実存を追求した力作」ですが、その評価や印象は、健常者、発達障害者、グレーゾーン、その家族、その支援者(医療・教育・就労支援)によって千差万別だろうと思います。 私は、本作を社会の仕組みや人間関係に生きづらさを感じている方にオススメします。 | ||||
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