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コンビニ人間



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【この小説が収録されている参考書籍】
コンビニ人間

コンビニ人間の評価: 3.99/5点 レビュー 1009件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1009件 841~860 43/51ページ
No.169:
(5pt)

禅的ルーティーン

非常にシンプルで無駄がなく、さらっと読めました。
かといって、内容は薄くないです。

主人公の古倉恵子。

リアルに”禅的なルーティーン”を体現している様な人物だと感じました。

周囲の人々はそんな彼女の行動に一喜一憂し、様々な雑音を彼女に浴びせるのだが・・

社会の底辺だとか、
異端であるとか、

そんな次元の物語ではないと思います。

”普通”とはなにか?

そもそも”普通”なんてものはどこにも存在しないのではないか。

あるのは”普通”という幻想に捕われている人間と、そうでない人間。

古倉恵子の言動と行動から、そういうことがリアルに感じ取れてしまいました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.168:
(4pt)

考えさせられた

面白くて数時間で読んじゃいました。
主人公の恵子みたいな方が居るコンビニに行ってみたくなりました。今をしっかり生きてるって感じ
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.167:
(4pt)

みんな○○人間

人はみんな会社、家族、友人、所属する集団から役割を与えられ、それがあたかも本当の自分かのように生きてると思います。

主人公は行き過ぎとは思いますが役割をコンビニというものに見出しコンビニ人間として生きています。そしてはそれは不幸にも社会から白羽さん的にいう「コンビニ店員ぶぜい」という扱い受けるものです。

自分は○○人間なのか。社会とは。幸せとは。
を問われる作品でした。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.166:
(5pt)

価値観とは?

私は主人公のような価値観ではなく、今、世で「普通」とされている価値観に近いと思います。

私は、世話好きなこともあり、自分の価値観を押し付けてしまっていることがあるなあとかの本を読んで気がつくことができました。

一人ひとりが様々な価値観を持って生きています。

それぞれのスペースへ入り過ぎず、でもいい距離感で人と生活できたらなあと思ある本でした。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.165:
(1pt)

え?

ボリューム少な。これで賞とったとかなんなの?も少し話の続きがあるなら期待できるのに。と言うのが正直な感想。人によって違うかも知れません。なんか描写も薄い感じかするし。入り込めない。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.164:
(5pt)

登場人物がリアルで面白い。

読みやすく、共感出来るものがありました。いつも、浮いてしまうのは主人公と同じです。世の中、生き辛いと思っていたので夢中になって読んでしまいました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.163:
(4pt)

世の中への痛烈な皮肉かもしれない

マイノリティを受け入れない、理解しようともしない、存在を否定する、そしてそんな人間は自分より下、罵倒をするのも当然の権利。
そんな世の中への皮肉かもしれない…。
自分自身を見つめ直したくなり、読んだ人みんなに自分を見つめ直してほしい、そんな気持ちになりました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.162:
(5pt)

ずいぶん遅れて読みました

受賞直後に読まないと、なんとなく今さら感があって、ずいぶん遅れて読みました。
 でも、読んでおいて良かった。
 最近読んだ本の中では、「こちらアミ子」とか、漫画ですが「栞」と共通するものを感じました。
 幼少に喧嘩を止めるため2人の男子の頭をスコップで殴ったエピソードが効いています。
 家族にとっては心配のもとかもしれませんが、本質的には変わらず、けれどもコンビニという場所の部品になることで居場所を見つけようとする主人公がたまらなく愛おしくなりました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.161:
(5pt)

素晴らしい作品

おそらく自閉症スペクトラム障害であろう主人公と、時代に適応できない卑屈な男性を通して、現代日本の日常・価値観に潜むグロテスクなものを浮上させます。小説の醍醐味を味わいました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.160:
(4pt)

興味深い本でした

なかなかおもしろかったです。
世間一般の人と違っていると病気のように思われることが多いけど、そうじゃないということが言いたかったのかなと思いました。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.159:
(1pt)

1000円の価値はない

中途半端。内容が薄くて結局どんな作品にしたかったのかわからなかった。とても残念。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.158:
(5pt)

この本に救われた

この本のレビューで「主人公はサイコパスのような、この世に生まれたはいけない人間なんだ」と書いている方がいて、その感想に「いいね」が沢山ついていました。
自分はそれを見て複雑だったのですが、そんな感想を持てる人はこの世界では多分「普通の人」側の人間であり、そんな人が正直羨ましくもあります。
私は多分主人公程極端ではないけど、主人公側の少数派の人間です。誰にも迷惑をかけていないし、自分は幸せなのに それでも「そんな事ではいけない」と口を出してくる人がいます。
そのことにずっと悩んでいました。自分はいけない生き方をしているのか・・・?
でもこの本を読んで救われました。
ラストの主人公のふっきれが本当に気持ちがいいです!
自分は「少数派」側の人間で肩身が狭く生きている方におすすめしたい一冊です
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.157:
(3pt)

神との邂逅

ビジネス書には、同種な人の話がたくさんあるので、
さほど違和感はない。
満員電車ですれ違う機械人間たちも、
実に、標準的普通人間なんていないし、
当然、機械でできた人はいない。

本の帯を書いた某芸人さんの評価で、
コンビニの描写がすごいとかあったが、
本書の良さは、そこではない。

何かに強い感心を持てたことこそが、
押し付けられた普通よりも、
優先するっていう、神との邂逅の話だと
おもうけどな。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
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No.156:
(5pt)

スラスラと読めた!

購入していつの間にか終わっていました!普通とは何か考えられる作品でした。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.155:
(5pt)

主人公の気持ちに同化していく感覚。

「コンビニ」のために存在している主人公(アルバイト18年目。36歳未婚女性)を描いた物語。
最初は主人公の”正常"ではない思考に戸惑いを感じながらも、読み進めていくにつれて、彼女の周りの”正常”の人達こそが実は”異常”だと感じさせられた。不思議な感覚を味わえる小説で、一気に読み進めてしまった。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.154:
(5pt)

人によっては

無理に恋愛結婚を目指す必要はありません。残念な方は、残念であるほど、自分には不釣り合いなハイレベルな相手を望みますが、現実には到底無理。この作品の主人公の女性は、周りから、夫も恋人もいないのはおかしいという、価値観を押し付けられ、試しに仮の彼氏と同棲という形を取りますが、よりバカにされる事に。
相手が残念過ぎる、しかも自分では自覚していない、底辺、勘違い、寄生虫。コンビニの仕事をバカにしている割にはこなせず、働かず主人公に寄生して食べてぐうたらだけのくせに自分には若くてきれいな女の子がふさわしいと勘違いしている。私が断捨離したお粗末を男にするとこうなりますね。主人公は、コンビニのプロになれるくらいには賢いから もうやめよう
と決意。寄生虫はなんと、逆ギレ、俺と別れたら損するぞ。と言い放つ。そういえばお粗末も
そんなんじゃ周りから誰もいなくなるよ と逆ギレ。底辺の相手しか調達できない場合はいい事など一つもないので、一人で自活という選択をした方がいいかも。ある程度相手を選べる方には、結婚して子供をなしていただきたいが。
この作品の主人公はコンビニのプロになれただけでもいい方。コンビニの仕事ってけっこう大変ですからね。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.153:
(1pt)

朗読が酷くて残念

朗読が酷すぎて聞くに耐えず。せっかく楽しにみしていたのに朗読者のクオリティーで作品が楽しめないのはとても残念です。聞き始めて5分で削除。これは個人的な感じ方かもしれませんが、声から朗読者の顔が見えてしまうような朗読は興醒めです。特にお笑い芸人の場合。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.152:
(4pt)

どういう優越感・劣等感・感想を抱くのか。人それぞれでしょうか。

精神科医としてしか読めなかった、という先輩のコメントがあった、まさにその通り過ぎて。
誰が誰に投影をするのか。この小説を読んで、読者は誰に自分を投影するのか、あるいはどういう優越感・劣等感・感想を抱いて、それをメタ認知するのか…
…みな、その全部を書かず、一部をコメントするのだと思います。私も例に漏れず。

病院の部品である私は、今日も外来で、「今日はいかがですか」と訊ねるのです。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.151:
(5pt)

Stranger than fiction

生活すること それを継続すること。
なにかに惑うことがあってもそこに立ち返る。
人の中で自分らしく生きることが難しいと感じていても
まずそこから始まる。
そういう強さが表明される染み入るような終わり。

夢や希望、目標 言い換えるなら”目的”と
それらを達成するための”手段”と、そういうふうに 
手段は目的に付随、従属していると考えがちだけど、
実はある時点から逆転して”手段”に人が従属してしまう。
普通という隠れ蓑があるだけで、本当は誰だってそうなっている。
じゃあ、そこから逆算して自分らしくいられる”手段”を獲得しようとする自覚。
誰にでも潜んでいる問いを、洗い出してみせた。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185
No.150:
(5pt)

社会評価も賃金も低い職業に誇りを持てるのか

おそらく私は他の読者の人とは違った視点でこの物語を読んでいると思います。

相手の考えていることを幼少期からうまく察することができないアスペルガーのような女性の話。
小さいころから周りに順応できない女性が見つけた自分の才能を最大限活かすことのできる場が、マニュアル完備のコンビニだったのは悲劇だと思います。
コンビニ店員としてしか自分の能力を正しく発揮できないために、おばさんになるまで結婚することも正規の仕事に就くこともせずに働き続けてしまい、周りの人の輪の中に入れていなかったという事実。そんな女性を持ってしまった家族の深い悲しみ。

読んでいて寒気を何度も感じました。

しかし、自分の適性がある仕事が社会的に低くみられる職業で低賃金だったら、私はこの女性のように気高く仕事にまっすぐ向かうことができるだとうか、と自問自答する良い機会でした。
コンビニ人間Amazon書評・レビュー:コンビニ人間より
4163906185

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