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自分が何者なのかを調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。
次女夕里子の恋人国友刑事がやむなく少年を射殺。ところが少年の父親は獄中にいた大物。
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。
「小説は事実よりもなお真実である」という思いを捨てきれないと語る著者が、45年にわたるミステリー作家生活の中で得た経験から、推理小説の発想法、メモの活用、ストーリーの練り方など、推理小説の作法ともいうべきものを綴る。
愛する人のためなら、どんなことだって耐えられる。
お十夜の晩に千住の在、西新井の石碑の前で全裸のまま眠っていた美男子は、名づけて碑夜十郎で剣の達人。
恋人岬に観光船がさしかかると、名所を訪れたカップルの鳴らす“愛の鐘”が聞こえてきた。
病に倒れたカリフラワー・グループの総帥、苅部良知は、自ら築いた財閥を守るために米国より隠し子の赤松有美子を呼び戻し、政略結婚を企てた。
泥の河・蛍川・道頓堀川。幼年期、思春期、青年期―三様の眼差しで生の哀歓を三筋の川面に映す〈川三部作〉。
泥の河・蛍川・道頓堀川。幼年期、思春期、青年期―三様の眼差しで生の哀歓を三筋の川面に映す〈川三部作〉。
一枚の巨額なルノワールの贋作。男と男の愛、女と男の死、美の真贋の境界線をさまよう大型国際ラブサスペンス。
いまや国際都市になった新宿の片隅で20年近く続いたスナックが店を畳む事になった日に、その女はやって来た。
雪の北海道・洞爺湖畔に刺殺死体。被害者は、撮影旅行中の写真同好会「横浜カトレア会」の会員・下元博光であった。
アイドル歌手・畠中有里奈にいったい何が起こったのか。刺されたはずの自分が生きていて、刺した男が死体で発見されたのだ。
幻の名作「あわせ鏡に飛び込んで」をはじめ、瞬間接着剤で男をつなぎとめようとする女が出てくる「あなたをはなさない」、全篇、悩み相談の手紙だけで構成されたクライムミステリー「書かれなかった手紙」など、選りすぐりの10篇を収録。
没落した名家の生まれのミロは、遺産が入る日を待ちわびる酒びたりの私立探偵。ある日、彼のもとを一人の女が訪れた。
博多行き寝台特急「あさかぜ1号」二人用個室で、現金一千万円をもつ本田徳一郎が毒殺された。
12歳以下の子どもたちが“生後堕胎”の名のもとに殺戮される戦慄の未来を描いた問題作「まだ人間じゃない」、異星人による奇妙な侵略をうけた地球の物語「フヌールとの戦い」、広告戦争が極限まで達した騒々して未来社会を描いた「CM地獄」などの秀作中短篇8篇をおさめた
神が降臨してきたかのような姿だった―。真昼の太陽を浴びた黄金像そのままの青年。
マイアミに満月が昇る夜、一人の女が不安に怯えていた。ときどき意識を失い、その間の記憶が全くないのだ。
殺されたのはいったい誰なのか?インディアン保留地近くで見つかった歯のない男の死体からは、身元を示すものが入念に消されていた。
たった一週間のうちに二人も、慈善家が殺された。いずれも降圧剤を致死量飲まされて。
〈国土庁長官の愛人が、国有地に豪邸を建てて住んでいる〉―警視庁に届いた匿名の投書に興味を抱いた捜査二課の中津刑事は、内偵を進めるうちに国有地払い下げにからむ政財界の汚職に気づいた。
15年前、わずか一年で結婚生活に失敗して以来、ずっと独り身を続けてきた47歳の女性弁護士撩子。
業界一の化粧品メーカーが打ちだした来年のテーマは、“戦前で時間が停まったような街”上海。
プロ野球団・中央ジュゴンズの重鎮で、二度の三冠王に輝く東海太郎選手が、小笠原で自主トレ中、何者かによって誘拐された。
二日酔いのところを電話で叩き起こされたトマス・セロン教授は、まだ夢ではないかと疑っていた。
ポカパック島の所有者である老サビーン夫人に代わって、夏の滞在客のもてなし役をつとめることになったエマ・ケリングは、一路フェリー島に向かった。
大学を卒業後慌しく縁談が調い、智美は十歳ちがいの会社経営者神保公司と結婚したが、穏かな新生活は半年も続かなかった。
〈声楽コンクール〉の前夜、優勝候補ナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われた。
西伊豆を新婚旅行中の新妻が消えた。その直後に浜名湖で発見された死体は新妻に酷似し、彼女の免許証を持っていた。
伊豆の旅館で板前が殺された。容疑者は、「まずい料理の恨みは必ず晴らす」と喚いて去った男女の客。
それは一発の銃声から始まった。15年前、大阪の町工場で母を撃った男はどこに?吉田一彰はその男・趙文礼をさがしていた。
不伝流の俊才剣士・片桐敬助は藩中随一とうたわれる剣の遣い手・弓削新次郎と、奇しき宿縁にむすばれ対峙する。
会津人の魂が宿る会津塗りの職人が仕事中に毒殺された!ちょうど同じ頃、東京で歯科技工士の息子まで失踪しており、“東京”からやって来た第一発見者の浅見光彦に嫌疑が…。
名君武帝を得て、空前の黄金期を迎えた前漢にも、やがて衰退の風が吹き始める。西暦8年、帝位を簒奪した王莽は新を樹てた。
東京の下町、門前仲町。駅近くの喫茶店“鶴と亀”に集まる気風のいい老人たち。
今日も、元気いっぱい、しなやかにカルチャーセンターを渡り歩くのは、“フルコース夫人”こと本名・中沢なつき。
何もかもが面白くなくてグレてた17歳の須藤ユキの目の前に、突然異常なカッコをした男たちが現れた。
1986年10月ベルリン。欧亜交易の社員神崎哲夫は、とつぜん窮地におちいった。
業界紙「流通新報」の記者・佐伯健二は、経営者・柏木を裏切って金儲けをしたのが原因で、ヒューマン・ドキュメント製作の名目で仕事をする破目になる。
毎日、工場で油にまみれ車の修理に追われる大村啓司。50ccのバイクを飛ばし、楽しみはたまにやる賭けビリヤード。
慶応3年11月15日、坂本龍馬、凶刃に倒れる。幕末維新の立役者となり、歴史を、日本を動かした漢・龍馬。
旗本良教は怒りに燃えた。二年前、家族を崩壊させ、今また旗本の心の恋人・降矢美雪を凌辱したうえ殺害した暴力団黒門組。
高校時代の友人である八木紀子に誘われ、“日本のエーゲ海”と呼ばれる岡山県の牛窓へ旅に出たタロット日美子こと、二階堂日美子の前に、またしても怪事件が発生。
山口県萩市―毛利37万石の旧城下町。黒江壮が、ここ郷里萩に戻ってきたのは、婚約者笹谷美緒を両親に紹介するためだ。
信州の山中、断崖絶壁の上に立つ「鷹の巣荘」で催された映画関係者パーティに集まったのは、いずれも主催者夫妻とわけありの過去を持つ男女ばかりだった。
伊豆大島の浜辺に遭難したはずのヨットが漂着した。船内に謎の首吊り死体、胸には黒地に白く染め抜いた『怨』の一文字。
名士ばかりが集まる一流ホテルのオープニングパーティーにかみさん同伴で招待された赤かぶ検事。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した若き男女七名。これから舞台稽古が始まるのだ。
無人のはずの青函トンネル・吉岡海底駅に若い女性の刺殺体が!犯人はどうやって殺し、脱出したのか。
休暇で訪れたパブで人品いやしからぬ婦人が夫を射殺するのを目撃した警視、単純明快な事件のはずなのに妙にひっかかるものがある
古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。
ハワードはカリフォルニアの弁護士事務所に勤める見習い弁護士。バレエ鑑賞と料理が趣味という気の優しい男だ。
わたしをここから出して、と精神病院に入院するサラはホープに訴えた。母親と医者の共謀で病院に閉じ込められているという。
中学3年小山のクラスでは、まず文房具がなくなり、次に成績のいい5人に殺人予告の脅迫状が舞い込んだ。
新入社員の何気ない言葉に不安を募らせ自ら破滅の道をたどる男の心理を克明に追う「薮の狼」、人生の縮図“終電車”を舞台に複雑に揺れ動く男女の内面を鮮かに描き出す「殺意」「新たな絆」、偶然スナップに写っていた女のわずかな表情の陰りから事件の真相が明らかになって行
事故処理屋・星名五郎の許に、ある日自分自身をできるだけむごく静かに殺して欲しいという男が現われる。
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