誓約
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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上下巻合わせて1,040ページあまり。しかも各ページには文字がぎっしりでほとんど隙間が無い。 | ||||
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内容とタイトルがかみ合わないです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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アメリカがベトナムで行った戦争の経験者である著者が《戦争の責任は誰にあるのか》を世に問うた、ネルソン名義の処女作。この重いテーマを軸に、主義主張の異なる妻や繊細な年頃の子供という家族、民族、国家、信頼、友情などどれをとっても1つの小説になりそうな物語をふんだんにちりばめた重厚な作品。 《虐殺》とされる行為を主人公の部下が行うまでの筆致が素晴らしく、これに対する主人公の行動と選択。誓約の内容は何か、だれのためのものだったか。 非常に個人的な二人の男のプライドのはりあいも見ごたえがあり、ラストはスッキリできる・・・読者は。 実際にナムに行った者たちはしかしスッキリもできないだろう。戦争は人間性をうばう。今のウクライナで同じことが起きないよう祈るばかりだ。 なお、冒頭、日本人が経営する軍需企業に主人公は勤務しており、これは頂けない。また日本人差別のくだりもある。 これが現実なのだろう。 | ||||
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デミルの他の作品はほぼすべて読んだので、同類の本田と思って購入したが、まったく期待はずれだった。悪い小説ではないが、物静かな法廷闘争の話ばかりだ。法廷小説が好きな人には向いているだろうが、デミルの他の作品のような活気あふれる行動は皆無である。別人の作品だと思えば、期待しない分、楽しめたかもしれないが。 | ||||
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小説を読んでこんなに気持ちが揺さぶられたことはなかった。身が震えるほど感動した。私がデミルファンになるきっかけとなった本。 | ||||
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何冊か彼の本を読んで、ここはやはり、彼自身の経験にもとづく作品を読まねばと、遅ればせながら手にとった。たしかに読ませるのだが、どこかしっくりこない。最後の盛り上がりであるはずの部分でも、ぴんとこない。「チャーム・スクール」などと違って手放しでおもしろいと感じられないのだ。元々の主題が、大量破壊兵器が危険だ、といって経済封鎖で疲弊した貧乏国をいたぶった今の出来事の原型だからではないか、と思いついた。もうひとつの大義なき戦いだ。自国戦略の根本的な誤りを裁くわけにはゆくまい。デミルほどの作家にしても、自国文化の枠から自由にはなれなかった、ということだろうか。他の作品のようには、カタルシス解消ですっきりした、と本を閉じることはできなかった。アフガニスタンやあの国の光景が頭の中にちらついて。 新作「アップカントリー」も同じベトナムを舞台にしたものだが、裁判が絡まない活劇なので、そうした複雑な思いなしに一気に読めた。 | ||||
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ベトナム戦争、テトという、最も凄惨な、それだけにアメリカの映画やドラマ、小説などでも頻繁に取り扱われる世界で起きた出来事を題材に、ふとしたことからとんでもないことになっていく、デミルの出世作。ストーリーテラーとしてのデミルは、はっきりいって半端じゃないです。戦争ものと法廷ものの絶妙なブレンド具合が、読む者をグイグイデミル・ワールドに引き込みます。軍隊を舞台にしたデミル作品としては、「将軍の娘」が有名ですが、クライマックスの緊迫感は、こっちが上。読めば間違いなくデミルのファンになってしまう、やみつき必至の傑作です。オススメ度100% | ||||
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