ナイトフォール



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    初公開日(参考)2006年09月
    分類

    長編小説

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    ナイトフォール(上) (講談社文庫)

    2006年09月16日 ナイトフォール(上) (講談社文庫)

    NY州ロングアイランド沖で航空機TWA 800便が爆発墜落した。事故原因は機器の故障として調査は終了したが、テロ、軍の陰謀など異説は鎮まらず、連邦統合テロリスト対策特別機動隊のジョン・コーリーが真相究明に立ち上がる。海面から出現し飛行機に向かったという謎の光とは何か!?巨匠デミルの挑戦状。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ナイトフォールの総合評価:5.89/10点レビュー 9件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    あの事件を結末に持ってきた剛腕ぶりはどうよ?

    1996年7月17日、ニューヨークのロングアイランド沖でTWA800便の旅客機が空中爆発を起こして墜落する陰惨な事故が発生する。当初発表された事故の原因は燃料タンクの給油ゲージの電線から火花が走り、燃料に引火したというものだった。
    2001年、ジョン・コーリーは妻のケイトと共にTWA800便墜落事故の5年目の追悼式に出席していた。ケイトは事故当時、調査に当たったFBI捜査官の1人であり、それゆえにこの事故に対する思い入れが深かった。
    その席でケイトは200人以上の目撃者の証言の多くが海面から飛行機に向かって走るミサイルのような光の筋を見たと云っていると告げる。それは公の場でCIAの手によって燃料タンクからの爆発による物だと説明はされていたが、目撃者や捜査に当たったケイトを含むFBI捜査官でも腑に落ちない点だった。そして当時、その模様をビデオカメラに撮っていたカップルが存在するとの噂があった。
    追悼式の後、ケイトに事件の関係者たちに逢わされたジョンは、ビデオテープを持つカップルの捜索に極秘裏に乗り出す。

    題名の意味は『黄昏』。物語の結末にあの事件を持ってきたこの作品にはそれがよく似合う。
    今回は1996年に起きたTWA800便の旅客機が墜落した事故の一部始終を収めたと云われるビデオテープの在り処とそれを撮った不倫カップルを捜し当てるのがメイン・テーマとなっている。確かにジョン・コーリーのへらず口は健在で、ページの捲る手がクイクイ進むのだが、物語の牽引力としては設定がいささかパワー不足。

    今回もデミルは冒頭の第一部で不倫カップルが存在する事、そしてその撮影にいたる顛末を事細かく描いており、ジョンがそのカップルになかなか行き着かないのに非常にやきもきさせられた。
    『王者のゲーム』の時にも書いたが、やはりこの辺のデミルの物語の創作作法に疑問が残るのである。不倫カップルのエピソードは、ジョンがジルに行き着いた時に語れば、効果が高いと思う。ジョンがジルに逢った時はジルの解説付きで、セックスシーンからビデオを見せられるという形で第一部の内容が再度語られるのだが、これが同じ話を二度も読まされているという感じが拭えなかった。
    これはやっぱりデミルの失敗だと思う(担当編集者、注意しろよ!というよりも、巨匠過ぎて出来ないのか?)。

    物語はこの後の展開を予告するような形で終わるため、非常に興味深い。どうも今作はその次回作のための長大なプロローグのような気がしてならない。でないと、あまりに単調すぎる。
    次回作こそ、ベトナム戦争に区切りをつけたデミルが21世紀にして新たに出会った驚異に立ち向かう渾身の作品になるに違いない。


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    Tetchy
    WHOKS60S
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    No.8:
    (4pt)

    迅速な対応有難うございました。

    期待通りで満足しています。
    ナイトフォール(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイトフォール(下) (講談社文庫)より
    4062755157
    No.7:
    (3pt)

    読んでいる途中ですが、引き込まれています。

    なかなか中身の濃い内容です、今後の展開を期待しつつ読んでいます。
    ナイトフォール(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイトフォール(上) (講談社文庫)より
    4062755149
    No.6:
    (2pt)

    消化不良

    日経の書評欄に好意的なコメントが掲載されており、かつ、翻訳者がジョン・グリシャムの作品を独占的に?訳している白石さんだったので、期待して読んでみたのだが、いまいちだった。1996年に実際に起きたTWA800便の爆発事故を題材に、爆発事故はアメリカの調査団が結論づけたような機体内部の燃料タンクにおいて気化したジェット燃料が原因であるというのは誤りで、何者かにミサイル狙撃されたという目撃者や証拠が出てくるにもかかわらず、そのことを FBIがなぜか隠そうとしているというノンフィクションっぽいフィクション作品である。ストーリーの着眼点はよいと思うのだが、どうも展開がまどろっこしく、下品な表現も多いのが気にくわない。最後のオチの付け方はもっと工夫の余地があると思うのだが、お粗末で消化不良を起こしてしまった。
    ナイトフォール(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイトフォール(上) (講談社文庫)より
    4062755149
    No.5:
    (4pt)

    コーリー、最高です (^^)

    アメリカの闇をえぐる鋭い小説です。100ページほど読みましたが、面白すぎです。ナイトフォールは、すべてコーリー刑事の視点で書かれていましたが、今回は、コーリーとは別の視点での展開があります。早く読み進めたいのですが、じっくり味わっています。
     私自身、あの事件には大きな疑問を持っています。デミルがそれについてどう思っているのか、1年くらい前にペーパーバックを読んだ時から思っていましたが、もしかしたらこのシリーズは、デミルのライフワークとして長く語り続けられる物語になるのかも知れませんね。
     個人的には、「プラムアイランド」から「王者のゲーム」までの事があまり語られていないので、そのあたりを含めて、最終的にはシリーズがすべて繋がるのではないかと予想してみます。
     ちなみに、 Wild Fire ですが、本と同時にオーディオブックもリリースされるようです。このあたりが、アメリカ出版界のすごいところかなと思いました。
    ナイトフォール(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイトフォール(下) (講談社文庫)より
    4062755157
    No.4:
    (2pt)

    期待ハズレ??

    最近のデミルは、どうも緊張感と迫力に欠ける気がする。前作「ニューヨーク大聖堂」も、間延びが耐えられず失望。今回は、下巻の後半に盛り上がるもの、それまでは躍動感はない。
    もっと面白い作家だったような記憶があるが・・・。
    ナイトフォール(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイトフォール(上) (講談社文庫)より
    4062755149



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