超音速漂流(リメイク版)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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軍の誤爆により、飛行中の航空機に穴を開けられ、そこからの生還を目指す航空機パニックもの。中盤付近から一気に緊張感が増し、飽きずに読むことができました。ストーリーはありがちだと思うのですが、この話で特殊なのは、飛行機内の減圧のため脳損傷に陥った乗客の集団が制御不能となり、こちらも敵になっていること。ゾンビのようで本当に怖かった。 | ||||
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素直に傑作と認めたい。 | ||||
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最初から全く面白くない。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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突然の危機的状況が、日ごろ隠されていた人間の正体を露にする。 登場する悪役たちも、アンビバレンスを抱えたリアルな人間として描かれている。 そして、外部の敵との戦い以上に自分自身との闘いがスリリングに展開する。 <以下引用> "だが、まだすべてが失われたわけではない。自分はまだ死んではいない。死んでたまるかと思った。ちらとシャロンのほうを見た。彼がスロットルに手をのばすのを、彼女は見ていた。接地の瞬間からずっと見ていたらしい。彼の顔をみつめ、自分たちが死ぬのか生きるのかを読みとろうとしているのだ。" シビレル。 | ||||
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まだ読んでいない方は幸福ですってコピーがついてたけど、改訂前の本を読んでた人がこれ読んだら、ラストでガッカリするって意味かもね。 改訂前の本は本当に傑作だと思う。 映像じゃなく、小説でなければ味わえない楽しさってあるんだなぁと感動しました。 たしかに改訂前を読んでなくて、これを読んだら、すごく面白いと感じるでしょうね。 | ||||
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週刊文春1982年 総合7位(改訂版ではないほう) 乗客乗員300人を乗せたトランス・ユナイテッド航空52便が、高度六万二千フィート上空で、海軍の極秘訓練によって誤爆された。墜落はまぬがれたものの、機長を含む大多数の乗客乗員は死亡、または、酸欠による脳損傷を負ってしまう。減圧の影響を受けなかったジョー・ペリー他4名は、無線連絡が途絶している中、生還に向けて行動を開始するのだが、事故を隠蔽したい海軍中佐スローンが、撃墜を命じる。一方で、航空会社運航担当重役ジョンソンと保険会社支社長メッツも、また莫大な賠償を回避すべく、帰還の妨害を画策するのだった。 ・・・ 解説にあるように、事故に遭遇した乗客が、地上の助けを借りながら、飛行機を着陸させるストーリは、航空パニックものの王道。が、本作品では、大破した航空機をなきものにしようとする陰謀のため、まともな助力が得られない設定になっている。おまけに、脳損傷を負った乗客たちが機内であばれまわったり、暴風雨につっこんだりと、主人公達は、最後の最後まで、試練、また試練の連続である。作者=本職パイロットによるど迫力の描写と、臨場感があって緊張しっぱなしのテンポの早い展開が本作品の魅力と思う。大満足。 ハラハラドキドキ感の一方で、憎き悪役たちがどのような結末をむかえるのかが読書のスピードを加速してくれる。ちょっと、あっさりしすぎている感もあるんだが。 ネルソン・デミル改訂版は、『フライトパニック S.O.S./超音速漂流』で映像化されているようだ。こちらの方は未見。 | ||||
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詳しいストーリーは他のレビューワーが書いているとりです。ただ、この本は原著 1979 年を1998 年に改訂したものだそうで、政治背景や航空機のテクノロジーなどが現代の背景にそうようになっています。また、作者の1人がパイロットでなければ書ききれないような、旅客機の操縦や運行システムが次々出てきます。ストーリーは、外部からは陰謀(隠匿)に次ぐ陰謀工作、航空機内には脳損傷を負った手に負えない人たちが300人近くもいて正常な飛行を邪魔するという、手に汗握る一級品です。 しかし、翻訳が良くないです。改訂版前と同じ訳者の手によるものですが、少々お年を召しておられるようで、言い回しが古くさいのです。せっかく、現代向けに改訂したのだから、現代風の言い回しにするか、いっそのこと思い切って訳者を若い方に変えて欲しかったです。 ついでにいうと、誤植が数カ所に見受けられました。500 ページ足らずの本にしては多いです。校正もきちんとして欲しかったです。 ということで、原著は星5つなのでしょうが、日本語にして出版する過程で評価を落として星4つにしました。 | ||||
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改訂・改訳前の作品と同じかと思っていたら、ラストのクライマックス部分が変更されていました。 改訂前だと、主人公は悪玉側に対して知恵を振り絞り、たった一人で立ち向かって絶妙のタイミングで勝利します。 改訂新版の本作では、主人公は「5分前に知り合った」というある人物と共同戦線を取り、悪玉側を罠にはめます。 改訂後の本作では「初対面の人間と、いきなりそんな連係プレーが取れるのか?」という疑問がわき、改訂前の「ごく普通の一般人が、何とか頭を振り絞って巨悪に対したった一人で勝利する」カタルシスが無いのが残念です。 | ||||
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