将軍の娘
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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主人公ふたりが良かった。 | ||||
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デミルの作品がアメリカで受ける。これはよく考えたらすごいことだと思う。 | ||||
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自ずと話の展開が予想できる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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アメリカの有名人気作家であるネルソン・デミル氏の作品を初読みしてみた! 軍組織内のモラルハザード、父親自身(将軍)が娘の事件をもみ消したがため 生じた軋みと殺人事件。実に、展開の面白さと衝撃度があり、グイグイと読ま された。あまりの面白さに、当然のごとく、彼のデビュー作で話題性が高かった 「哲約」をネットで注文。 追記)さて、Amazon videoで1999年映画の「将軍の娘」を鑑賞しましたが、 断トツに原作の方が良い出来です。映画は、原作の猥雑な感じがうまく表現 されていません。 | ||||
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アメリカのある基地で女性大尉が異様な死に方をし・・・というお話。 女性の軍人が殺された事件を縦軸にしながらこの時点でのアメリカの軍隊内部の事情を横軸にしながら進むポリティカル・スリラーに数えていいと思われる作品。何故、女性大尉は異様な殺され方をしたのかを探る内に、その女性大尉の複雑な人間関係や過去が明らかになり・・・という展開はよくあると言えばありますが、そこはやはり名手デミルだけあり、ありきたりの作品にしていない所が流石と思いました。 最後の方で明らかになる事件の真相がイマイチよく理解出来なかった部分もありましたが、全体としてはよくまとまった過不足のない娯楽読み物として、平均的なクォリティは軽く超えた面白い作品でした。特に、陰惨な事件を扱いながらもあまり不快にならない所が良かったです。原著刊行から30年くらい経っているのに些かも風化していないのも驚異的に思いました。切れ目なく40~50ページ続く文章は読み難かったですが、それ以外は文句なく☆五つです。 鬼才が本領を如何なく発揮した傑作ポリティカル・スリラー。是非ご一読を。 | ||||
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アメリカ陸軍内という特殊な範囲での事件を取り上げて、しかもその捜査部の個性ある捜査官の行動と思考を丹念に記述しています。被害者が全裸で発見されるという特異性と事件の背景となる事実の積み重ねも丁寧に描かれており、主人公である捜査官の眼を通して話が展開していくだけに、独特の文章体を作り上げており、それが作品に独特の味を与えています。又、相棒となる女性捜査官との会話も時には軽快で、重苦しくなる内容を読ませ易くする効果を与えているのは、さすがにベストセラー作家らしい技術です。 ただ、事件の核心となる被害者の士官学校時代のレイプ事件の取り上げ方があまりにもあっさりとしており、脇役的になってしまっていないでしょうか?その意味ではそれを事件の中心として取り上げた映画の方が、むしろ内容的にも迫力で勝っていたと感じるのは自分だけでしょうか? 映像、すなわちシナリオが原作を越えるということはしばしばあることですが、この作品に関しては映画の方が厳しい展開になって優れた作品となっているとしか思えないのです。特に父親である将軍と副官の描き方は原作では結局は「善人」としていますが、映画ではより厳しく身勝手な性格として描き、それだけ魅力のある人物像を作り上げています。 | ||||
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文章のリズムが小気味よく、かつ分かりやすい。 展開も軽快でどんどん読み進めたくなる。 おすすめする。 | ||||
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軽口を叩きあいながら捜査を進める男女探偵コンビの味は、この作者ならではのもので ドイツ人上司カール・グスタフ・ヘルマン大佐との応酬も非常に楽しい。そのギャグが ピークに達するのが 「こんな●●●●だらけの事件は始めてだぜ!」 と主人公が嘆息する基地の乱脈ぶりなのだが、その笑いが悲劇的真相に一転していく中 盤は、衝撃的だ。 「たとえどんな状態でも、●がそばにいるだけでわたしは奇妙な幸せを感じていた」 という関係者の述懐に強く胸を打たれないものはいないだろう。 ちょっと残念だったのが、その後で犯人が割れるのが早すぎること。もう一ひねりあると 期待してしまったし、読み落としかもしれないが、回収されていない伏線があるようにも 感じた。 | ||||
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