流氷の夜会



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 2件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1983年12月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,396回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    流氷の夜会 (徳間文庫)

    2010年09月03日 流氷の夜会 (徳間文庫)

    智美の満ち足りた新婚生活はつかの間だった。会社経営の夫の社業が傾くとともに得体の知れぬ鍬形一味が社内にたむろし、自宅には謎めいた航空写真が届き始めた。一枚ごとに、ある地点が拡大されてくると夫は怯え、ついには失踪。手掛かりを求めて写真の風景がヒョー越峠と突きとめた智美だが、まもなく同地で鍬形の撲殺体が…。峠に充満する殺意はさらなる生贄を欲していた。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    流氷の夜会の総合評価:10.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (5pt)

    サスペンスタッチで進む巧妙に仕組まれた推理小説です。

    十歳年下の知美と結婚したばかりの神保が忽然と消息を絶つという序章で始まる。その前に異変があった。神保の会社の手形の振り出しが増え雲行きが怪しくなり、それと同時に胡散臭い人物が入り込んで来ていた。サングラスを掛けダークスーツを着た如何にも卑しそうな風体の男達である。言葉使いも丁寧でこれといった悪事をする訳では無い。だが、どことなく不気味なのだ。何ともおどろおどろしい男達の態度が如実に描かれ、これからどんな悪意に変化していくのだろうかとハラハラさせられる。
    それと同じ頃から差出人不明の封書が数通続いて届き始めた。封書の中身は、広大な山林を撮影した写真であった。だが、封書が送られてくる度に画像が徐々に拡大されていくのである。神保は、何者かによる脅迫だと悟り動揺し狼狽える。神保の不安が増す過程が緊迫感に満ちた描写になっている。一回の脅迫でなく数回に分けて締め付けるように脅迫する。何とも息詰まる思いで読める。
    それらの事象と神保の過去の女との交際もリンクさせている。神保は結婚前に女子高校生と交際していた。結婚後、その少女がアイドルデビューして一躍トップアイドルに登り上がってしまうのだ。「新・新幹線殺人事件」でも芸能界内部を書いているが、本作も芸能界の内幕に触れている。森村氏曰く、「アイドル製造システム」についてである。美貌の少女を周囲が担ぎ上げスターにしてしまう。他の作家なら躊躇って書かないような事まで書いてしまうのだから恐れ入るばかりである。
    流氷の夜会 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:流氷の夜会 (角川文庫)より
    4041753155
    No.1:
    (5pt)

    サスペンスタッチで進む巧妙に仕組まれた推理小説です。

    十歳年下の知美と結婚したばかりの神保が忽然と消息を絶つという序章で始まる。その前に異変があった。神保の会社の手形の振り出しが増え雲行きが怪しくなり、それと同時に胡散臭い人物が入り込んで来ていた。サングラスを掛けダークスーツを着た如何にも卑しそうな風体の男達である。言葉使いも丁寧でこれといった悪事をする訳では無い。だが、どことなく不気味なのだ。何ともおどろおどろしい男達の態度が如実に描かれ、これからどんな悪意に変化していくのだろうかとハラハラさせられる。
    それと同じ頃から差出人不明の封書が数通続いて届き始めた。封書の中身は、広大な山林を撮影した写真であった。だが、封書が送られてくる度に画像が徐々に拡大されていくのである。神保は、何者かによる脅迫だと悟り動揺し狼狽える。神保の不安が増す過程が緊迫感に満ちた描写になっている。一回の脅迫でなく数回に分けて締め付けるように脅迫する。何とも息詰まる思いで読める。
    それらの事象と神保の過去の女との交際もリンクさせている。神保は結婚前に女子高校生と交際していた。結婚後、その少女がアイドルデビューして一躍トップアイドルに登り上がってしまうのだ。「新・新幹線殺人事件」でも芸能界内部を書いているが、本作も芸能界の内幕に触れている。森村氏曰く、「アイドル製造システム」についてである。美貌の少女を周囲が担ぎ上げスターにしてしまう。他の作家なら躊躇って書かないような事まで書いてしまうのだから恐れ入るばかりである。
    流氷の夜会 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:流氷の夜会 (徳間文庫)より
    419893228X



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク