死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

「犯人」が死んだ時、すべての動機が明かされる――新世代の青春ミステリ! 成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。

信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。

『出版禁止』でミステリー界を瞠目させた長江俊和氏。

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。

難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。 俺は昔こいつに出会っている――。

地球上の全生命滅亡まで30年……。

人類の希望は、遥か11・9光年の彼方――。

富豪の一人娘が、別荘で不審な事故死を遂げる。

誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が、身体を拘束された餓死死体で発見された。

幸せな日々は、もう手放さなければならない。 遺体で発見された善良な弁護士。

二十年前に死んだ美少女を偲び、孤島「和音(かずね)島」に集う男女を襲う惨劇。

『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後――。

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。

すべてが、反転。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。

第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。

猟銃を持った殺人犯(黒のキング)が、妻・友貴子(白のクイーン)を人質に我が家に立てこもる。

ヨーロッパの原子力発電所の事故による放射能汚染食品が、検査をすり抜けて日本国内に輸入されていた。

鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元! メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

名門バレエ団に届いた脅迫状。そこには、公演を中止しなければ舞台上でとんでもないことが起こると記されていた。

学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。 政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。

忌名は、いわば生贄だと? 「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」 生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

古い屋敷で起きた赤ん坊消失事件。屋敷の持ち主は、ロンドン在住のミステリー作家アリス・エダヴェインだった。

ロンドン警視庁の女性刑事セイディはあるネグレクト事件の失策で謹慎処分となり、ロンドンを離れ、コーンウォールで過ごすうちに、打ち捨てられた屋敷を発見した。

無人のY邸に、なぜ「タウトの椅子」が残されていたのか? そして、仲睦まじそうに見えた一家は一体どこへ? 感動を超えた人間ドラマがここにある。

イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。

春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。

孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。

「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ! 「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の全

シリーズ第十弾。最新長編。

村人が次々喰い殺され、闇夜に少女が連れ去られた――犯人は人か、それとも狼か。怪物事件専門の不死探偵が人狼探しに挑む。

今度の舞台は雪山の館。驚天動地の犯人、爆誕⁉ 「犯罪オークションへようこそ!」。

童話×ミステリ!容疑者は、シンデレラ!? 幼い頃に父親を亡くし、継母や義理の姉たちとともに暮らすシンデレラ。

17歳の女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。

ロンドンから車で二時間ほどの町の林で、女性の死体が発見された。爪にマニキュアで謎の言葉を記されて……。

かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後数日経過した遺体が発見された。

12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。

大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場――戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁ぐことになった陸軍軍人の娘、中久世美禰子。

無重力の空間を漂っている死体は、まるで数十メートルの高度から落下したかのように損壊していた。

「宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。

幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した“平成最悪の凶悪犯"仙街不比等。

埼玉で小料理屋を営む藤原幸人のもとにかかってきた一本の脅迫電話。それが惨劇の始まりだった。

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。

『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートル、 まさに極上の心理サスペンス。 あの日、あの森で少年は死んだ。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

親との関係や学校、すべてがうまくいかない毎日を送る中2の百合。

私は愛されていたのだろうか? 問うべき師が息絶えたのは、圧倒的な密室だった。 碧い目をした武術の達人梁泰隆。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

読後、心身に変調をきたしても、責任は負いかねますので、ご了承下さい。

メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画」。日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。

21世紀の〈87分署〉待望のシリーズ第2弾 誘拐された10歳の少年を救い出せ! 型破りな刑事チームの奔走が始まる― P分署管内の美術館から十歳の少年が消えた。

かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。

十津川警部は帰宅途中を襲われ、不覚にも誘拐されてしまう。彼が気付いたときには、不可思議な島にいた。

1938年、満州。連続毒殺事件と脅迫状の謎に岸信介の依頼で探偵が挑む! 大戦前夜の哈爾浜。

1972年、アメリカ。ベトナム戦争中に海兵隊を不名誉除隊させられ刑務所にいた兄と、数年ぶりに再会した弟。

死体が一体多い――ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。

西アフリカ。現在は民間警備会社に所属している「その男」のもとに、グレーンス警部が来訪する。

私立探偵、姫崎智弘の元に、報酬一千万円という破格の依頼が舞い込んだ。依頼主は情報工学の権威、北神伊織博士。

生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う――。

「私は事件には一切関係していません。真犯人は別にいます」そう言い残して絞首台を登っていった男。

スティーヴン・キング強力推薦! 少年時代の美しい思い出と、そこに隠された忌まわしい秘密。

〈学校〉では各国の子どもたちが、通常の授業に加え推理力を試されていた。

臨床心理士のサイラスは、かつて異様な殺人現場で発見された少女と施設で邂逅する。

混迷深まるスケート選手殺人の捜査は二転三転し、優等生と思われていた被害者の身の上にも驚くべき事実が明らかになる。

妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。

北欧発驚愕のスリラー、シリーズ第2弾! 広大な雪原に建つ病院の中で男は目覚めた。

深海四〇〇〇メートルに造られた海底実験施設“バブル”。

還暦をとうに過ぎながらも組織一の殺し屋として名を轟かすオルソ。

1939年、ベルリン。

わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。

平安時代中期。天皇の従兄である仁和寺僧・寛朝は、己の楽音を究めるため、幻の師を追って京から東国へ下った。

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。

企業の炎上鎮火を請け負う裏仕事人の西澤奈美は、筋力トレーニングを日課とし、冷蔵庫にはビールと栄養ゼリー。

英国の小さな海辺の町で書店を営むジュリアンは、町はずれのシルバービュー荘に住むエドワードと親しくなるが、ある日、エドワードから見知らぬ女に手紙を渡すよう頼まれる。

私立探偵を営む、海兵隊あがりの元警官ジョー・パイクは、銀行の帰りに窓口の女性イザベルの誘拐現場を目撃、彼女を救い、二人組の犯人を警察に引き渡した。

堀川次郎、高校二年で図書委員。不人気な図書室で同じ委員会の松倉詩門と当番を務めている。

東京・杉並区で男性の腐乱死体が見つかり、法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事が司法解剖に立ち会うことになった。

線路に並べられた五つの死体は、すべて歯を抜かれ、顔を剥がされていた── スターリン体制下のレニングラード。

わたしは探している。<人を殺せる>怪談を。

閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。

大雪であらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。

「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。

俵屋を継ぎ妻を娶った宗達は、名門公卿の烏丸光広に依頼され、養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。

扇屋「俵屋」の養子となった伊年は、醍醐の花見や、出雲阿国の舞台、南蛮貿易の輸入品から意匠を貪り、絵付けした扇は評判を増す。

人質は国民八〇〇〇万人。日本崩壊のカウントダウンが迫るなか、全ての鍵を握るのは、“無傷"の首なし死体。

山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。

悪徳銘探偵メルカトル鮎に持ち込まれた「命を狙われているかもしれない」という有名作家からの調査依頼。

物語を構築する要素は至って明快なのに、ページを追うごとに謎は深まり、主人公を取り巻く状況は加速しながらめまぐるしく姿を変える。

天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を闇に葬れ! 息子の信治は父の死後、出羽の山中から東京へと向かった。

本格ラブコメ×本格ミステリ、開幕! 生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。

高校の同窓会に出席する予定の小説家・日能は、幹事から衝撃の事実を聞く。

十数年前、夢うつつのまま一家を惨殺したと目される男〈夢遊病犯(スリープウォーカー)〉が、癌で余命宣告され病院に収容された。

東京都中野区で、二人の若いシングルマザーが相次いで射殺された。彼女達は、ともに売春を生業としていた。

ビールの苦みが、心に寄り添う夜がある―― 何度でも味わいたい、極上のミステリー! 若き日の面影を探して街をさまよううち、 カメラマンの有坂祐二はビアバー《香菜里屋》に辿り着く。

その毒殺事件は、療養休暇中のヘイスティングが滞在していた旧友の〈スタイルズ荘〉で起きた。