真夜中の遠い彼方
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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1984年に発表された、佐々木譲がバイク小説からハードボイルド、ミステリーへの飛躍を遂げた記念すべき作品。バブル経済の初期、熱に浮かされたような狂乱が繰り広げられていた歌舞伎町を舞台にした、鮮烈な読後感を残すハードボイルドである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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若松孝二監督による映画『われに撃つ用意あり』が大好きで、機会があれば読みたいと思っていた原作本で佐々木譲は初めて読みました。 いくつかヴァージョンがあるが、天山文庫版はカバーが原田芳雄なのでこれに決めました。 感想はといえば・・・・・何か物足りなさが残る。 スピード感はあるが、もっとページを費やして本筋とは関係が無いような事なども含めて色々と描きこんでくれても良かったかな。 まだ映画を観ていないという方がいれば是非とも見ていただきたい。 | ||||
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夜の新宿、アウトロー、行き場の無くなった女性、広域暴力団組長の死。 それらが巧みに繋がり疾走感へ変わっていく。 佐々木譲が得意とする”疾走感”がとても良く表現されており一気に読める小説。 原題”真夜中の遠い彼方”は”新宿のありふれた夜”に改題されたが”世界の中心で愛を叫ぶ”みたいな大きなイメージがある こちらの方が好みです。 クライマックスの新宿大暴走は映画版である”我に撃つ用意あり”でちんけな映像になってしまいましたがきっと現代に映画化した方が良い作品になったと思います。小説の表現は素晴らしい。 | ||||
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