■スポンサードリンク


真夜中の遠い彼方



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

真夜中の遠い彼方の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

真夜中の遠い彼方・・・・!

若松孝二監督による映画『われに撃つ用意あり』が大好きで、機会があれば読みたいと思っていた原作本で佐々木譲は初めて読みました。
いくつかヴァージョンがあるが、天山文庫版はカバーが原田芳雄なのでこれに決めました。
感想はといえば・・・・・何か物足りなさが残る。
スピード感はあるが、もっとページを費やして本筋とは関係が無いような事なども含めて色々と描きこんでくれても良かったかな。
まだ映画を観ていないという方がいれば是非とも見ていただきたい。
真夜中の遠い彼方 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:真夜中の遠い彼方 (集英社文庫)より
4087491986
No.1:
(5pt)

当時の新宿がよみがえる秀作

夜の新宿、アウトロー、行き場の無くなった女性、広域暴力団組長の死。
それらが巧みに繋がり疾走感へ変わっていく。

佐々木譲が得意とする”疾走感”がとても良く表現されており一気に読める小説。
原題”真夜中の遠い彼方”は”新宿のありふれた夜”に改題されたが”世界の中心で愛を叫ぶ”みたいな大きなイメージがある
こちらの方が好みです。

クライマックスの新宿大暴走は映画版である”我に撃つ用意あり”でちんけな映像になってしまいましたがきっと現代に映画化した方が良い作品になったと思います。小説の表現は素晴らしい。
真夜中の遠い彼方 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:真夜中の遠い彼方 (集英社文庫)より
4087491986

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!