寝台特急「あさかぜ1号」殺人事件
- 毒殺 (157)
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西村氏の88年に光文社から出したトラベルミステリーシリーズの長編作品。 寝台特急と舞台にしているが、時刻表トリックはなく、あまり鉄道とトリックは関係ない。 殺人のあった列車に偶然何回も乗り合わせる謎の女を巡るサスペンスストーリーである。 まあ、暇つぶしには楽しめるが、敢えて読むまでのこともない典型的なキオスク読み捨てタイプのトラベルミステリーである。 | ||||
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列車での3つの連続殺人事件。 常に同じ列車に乗っていた2人。 一人は刑事で,一人は元金融機関勤務。 壮大な犯罪が見え隠れする。 十津川警部の人間性に敬服する。 犯罪関係者を見逃している部下。 人を育てるというのはこういうことかもしれない。 | ||||
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最初からの物語の筋書きは非常にいいと思うが、途中犯人像が浮かんできた辺りから面白みが薄らいでいった。 本題の寝台特急「あさかぜ1号」はどうでもいいのである。あくまでも殺人事件が起きた一端にすぎない。それよりは謎の美女の行動を基にした題名にして欲しかった。 この物語の特徴は、まず十津川班の若き刑事杉本の活躍が目立つ。若いだけに心が動かされそうになりながらも任務を遂行していく行動に、読者の心も惹かれそうだ。 もう一つは、殺人事件が起きる列車にいつも乗り合わせている白井マユミという美女の行動が謎になっている。 殺されていく人物の共通点に多額の生命保険が掛けられている、という事実が判明してからは筋書きが平凡になり、ミステリアス性が失われていくのが残念である。 結末を知ってしまえば、「なんだ、そんなことか」で軽く終わってしまうのが欲しい。 長編であるが故に、白井マユミ以外の登場人物に謎めいた行動を盛り込んで欲しかった。 | ||||
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