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2人が出会って多くの傑作ミステリーが生まれた。そして18年後、2人は別れた――。
竹内しのぶ、25歳、独身。大阪大路小学校の教諭だが兵庫の大学へ内地留学中。
「剃髪前の私は本当に恐ろしい顔で一人の男の命を死にまで追いつめた、人殺しと変わりない女なのですから」。
「俺にも神田の夜を賑やかにしてみせようという魂胆がある」―新宿、銀座と渡り歩いてきたバーテンダー・仙田は、神田の地に再びバー・ルヰを構え、最後の男の夢を賭ける。
古代アトランチスの謎を秘めたクロノスの壺。この壺の展示会こそ全ての悲劇の幕あけといえた。
昭和30年代、予防研ウイルス・リケッチ部は、日本脳炎ワクチンの実験に成功、隆盛をきわめていた。
1965年、アメリカ一のマフィア・ファミリーのボス、ドン・ドメニコ・クレリクーツィオは、自分の身近な血縁にあたる二人の子ども、ダンテとクロスの洗礼式を祝ったのち、声明を発表した。
本格推理界に挑戦する、新たな12人が集まった!彼らは独創的なトリックで、読者を迷宮へと誘いこむ。
国際刑事警察機構出向からもどった警察庁の高木史郎は、オーストリアの高峰グロスグロックナーで出会った不思議な魅力を持つ女・池上陽子と郷里の佐賀で偶然再会し、恋に落ちた。
時は室町の末。木曽の領主・義明に愛妾として迎えられた遊女の鳰鳥には、秘めた大望があった。
狂犬病清浄国の日本で、39年ぶりに患者が発生した。台風接近で孤立した幹根島を襲う白い狂犬の恐怖。
29歳独身、一人暮らしで特定の恋人は無し。満たされぬ毎日を送っていた千鶴は、ふとしたきっかけから隣人・亮子と知り合った。
女のコは、好きな人に思いを届けようと、みんな一生懸命。でも、ボーイフレンドが五人もいて、困っているお嬢さまがいる。
被害者はすべて頭を撃たれ、そして全員警官だった―他にまったく共通点のない連続殺人は、警察内部を震撼させた。
西新宿のホテルの一室で毒殺事件が発生し、その一週間後、「日本のエーゲ海」と呼ばれる岡山県牛窓の展望台で一台の車から男の死体が発見された。
倉敷へと向うツアーの一行が、バスごと消息を絶った。旅行会社に要求された身代金は1億円。
男女二十名による南国・高知へのお見合いツアー。その華やかな出会いが一夜にして暗転した。
月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。
美しく聡明な女性ばかりを狙った連続誘拐殺人事件がノース・カロライナとロサンジェルスで発生した。
白人会計士殺害をきっかけに、黒人弁護士リンチ殺人という凶行が引き起こされた。
判事になったデボラは激務の間をぬって、貧しい家族のために家を建てる活動に手を貸していた。
大好きな街ニューヨークが、今は涙で曇ってみえる―ニューヨークの財団の所長を務める友人のキャロルが強盗殺人にあったとの知らせに、わたしは現地へ飛んだ。
「嫌でなかったら、離婚した波妙と一緒に暮らしてくれ」と、突然、中学、高校時代の親友・能勢に頼まれた二見は、理由も聞かず、彼の別れた妻を預かる。
推理作家池加代子が自作のドラマ撮影にゲスト出演するため訪れた撮影所で、主演女優の牧理代子が怪死を遂げた。
『太陽がいっぱい』で人気を博したハイスミスの「トム・リプリー・シリーズ」の一作。
大手新聞主催のフルマラソン大会。優勝候補の常連・多田信子と市原ミキは、コーチの中里をめぐってもライバルどうしだった。
次々と発見される女性と幼女の死体。その頭からは、脳がえぐり出され、手足からは、肉がそぎ取られていた。
会の名称はJUSTICE LEAGUE 略してJリーグ。会員は編集者、婦人警官、カメラマン、高校教師やキャディーなど。
京都で小さなバー『ひらせ』をやっている玻奈子から、除夜の鐘を一緒に撞きませんか、と誘いを受けた宮之原警部は、大晦日当日京都へ向かう。
ある日、精神科医グライムズのもとへ届いたのは殺したはずのジェファーソン元警部からの遺言状だった。
「軽井沢で不気味な殺人が…」星占いの予言どおり、エリートの集う高級ホテルを舞台に、財閥令嬢の花婿候補の若者たちが次々と殺されていく…。
猫の名探偵フランシスは、飼い主のグスタフの家で、哲学的思索にふける幸福な毎日を送っていた。が、しかし。
駿河湾に浮かぶ小島のホテルで、『ミステリー大賞』の最終選考会がはじまった。
冬の城崎温泉、白い雪を深紅に染めて湯浴み姿の美男美女が倒れていた。男は死亡、女は重傷。
2月下旬、上高地入口の沢渡に住む友人に会うため、4WDで夜の雪道を行く警視庁捜査1課の夏目大介警部は、猛吹雪に巻き込まれ、冬期閉鎖中の山道に迷い込んだ。
狩人のデビュー曲『あずさ2号』が大ヒットした一九七七年の四月、当時十三歳だった朝比奈耕作少年は、話題の特急『あずさ2号』に乗って旅に出た。
富士山麓に広がる青木ヶ原樹海。自殺の名所とよばれるこの場所で、左手のない首吊り死体が発見された。
…永島利明は大学の薬学部に勤務する気鋭の生化学者で、ミトコンドリアの研究で実績をあげていた。
ボストンの暗黒街を牛耳るギャングの娘婿、アンソニイがとつぜん失踪し、捜索依頼がスペンサーのもとに持ち込まれた。
日本将棋連盟所属の河辺真吾八段が、「最高位」挑戦者決定戦に勝利し、タイトル保持者の名人との対局が決まった。
海に転落した車の中から、大財閥の火枝家の一族・広治と若い女が発見された。
“見つめる男”私立探偵・相良治郎。捜しものは一億の人生の切れはし!都会の片隅でまたひとつ血が流れ、愛がさまよう。
事件の萌芽は、全裸で絞め殺された将軍の娘で陸軍のホープ、新兵募集のポスターのモデルでもあったアン大尉のウェストポイント士官学校時代の一つの出来事に起因しているのが明らかにされてくる。
教会の聖具室で血溜まりの中に横たわる二つの死体は、喉を切り裂かれた浮浪者ハリーと元国務大臣のポール・ベロウン卿だった。
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。
「私の情夫だから」、これは男にとって女に言われる最上の言葉だが、大概の男は、一生に一度もこの台詞を聞くことは無い。
野田朝子は、故郷・京都のホテルで不実な恋人と別れ話をした後、久しぶりに妹の夕子と会う約束をしていた。
ロシアの核がシリアに流出か?モスクワで開かれた中東和平交渉が暗礁に乗り上げた折り、そんな驚くべき噂が流れてきた。
人間消失テーマの日本におけるスタンダードを示した表題作を含む、朝霧警部の登場する短篇10篇のほか、単行本未収録作など全13篇の初期傑作集。
七歳のぼくは、病気のパパのお見舞いにNYに来た。でもママが、おばあちゃんにもらったメダルをお財布ごと落しちゃったんだ。
あなたの力をぜひとも貸していただきたいの―セント・ポールの私立探偵ホランド・テイラーは、美貌の州知事候補C.C.モンロー下院議員から驚くべき秘密を打ち明けられた。
大物政治家がからんだ事件の捜査から県警でのポストを追われ、田舎町に飛ばされてしまったベテラン警部・入江。
ポー「モルグ街の殺人」を原点とする本格推理の魅力。発端の意外性、論理的な推理、巧妙な伏線、斬新なトリック、意外な結末…。
「証言」「精神安定剤」「法の番人」「必要悪」「無関係」「黒幕」「一枚の木の葉」「ある組織」「敵討ち」「安楽死」と犯罪者の心理、人間考察十話。
昼は弁護士として男社会の中で虐げられた女性の人権を擁護し、夜は講釈師として阿部定やモンローの凄絶な女の生涯を語るスーパーレディ・村崎紫子=大神田紫。
探偵作家、恋に落ちる―ゆくりなくも銀座で出逢い、可憐な身を顫わせ近日のまがごとを打ち明ける笹本芳枝に胸は騒ぐ。
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