十津川警部、沈黙の壁に挑む
- 十津川警部シリーズ (466)
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耳の聞こえない人の話題。 全日本ろうあ連盟発行の季刊MIMIという雑誌の連載だったとのこと。 母親の子供への愛情と,耳の聞こえない人の健常者への思いと,手話通訳者の努力が光る。 十津川警部の誤認逮捕への対応も,話のなかですんなり受け入れることができる。 西村京太郎の社会派としての上位10冊に数えることができるだろう。 | ||||
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「四つの終止符」に引き続いてのサスペンスドラマの原作小説。だけど「四つの終止符」でドロドロ漂っていたドス暗さは今回はそれ程感じません。サスペンステレビドラマにはなかった西村京太郎氏お馴染み十津川警部率いる捜査陣が活躍していて西本刑事まで出ていたのでまるで土曜ワイド十津川警部ミステリーをみているみたいでした。列車トリックはないものの、殺人事件の容疑者と目されていたろうあ者の女性を頭から容疑者と決めて掛かっていないところに、やはりサスペンステレビドラマで大活躍のわれ等が十津川警部はこうでなきゃと思ってやみません。とは言うもののその発生した殺人事件で一向に申し開きを見せないろうあ者の容疑者に対する手話通訳士京子の姿を見てみるととことん社会で迫害される弱い人々の障害者の固定イメージがちらつきましたが、その真の姿は弱い障害者と言うよりも芯の強い根がしっかりとしている強固な母親としての姿が見えてきて、其の姿には、ろうあ者としての立場はおいといて圧倒されそうでした。でもそんなわれ等が十津川警部と強い母親としてのろうあ者の両者の立場から見えてきた真の容疑者は慎に辛い結果となりそうでしたが、それを乗り越えて強くなる母の姿はまぶしくありました。そんな親子と十津川警部を巣食って嘲笑っていたあくどい黒幕たちは根こそぎ一網打尽されてよかったですが、黒幕たちのあくどい人の善意を踏みにじる福祉を食い物にしやがったその悪ぶりには小説の中の世界とは言え似たような福祉を食い物にする輩がいるに及んで実に憎々しい物でありました。とはいえ、そんな辛い境遇を乗り越えたろうあ者の母の強い姿は目頭が眩しくなりそうであります。 | ||||
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「四つの終止符」に引き続いてのサスペンスドラマの原作小説。だけど「四つの終止符」でドロドロ漂っていたドス暗さは今回はそれ程感じません。サスペンステレビドラマにはなかった西村京太郎氏お馴染み十津川警部率いる捜査陣が活躍していて西本刑事まで出ていたのでまるで土曜ワイド十津川警部ミステリーをみているみたいでした。列車トリックはないものの、殺人事件の容疑者と目されていたろうあ者の女性を頭から容疑者と決めて掛かっていないところに、やはりサスペンステレビドラマで大活躍のわれ等が十津川警部はこうでなきゃと思ってやみません。とは言うもののその発生した殺人事件で一向に申し開きを見せないろうあ者の容疑者に対する手話通訳士京子の姿を見てみるととことん社会で迫害される弱い人々の障害者の固定イメージがちらつきましたが、その真の姿は弱い障害者と言うよりも芯の強い根がしっかりとしている強固な母親としての姿が見えてきて、其の姿には、ろうあ者としての立場はおいといて圧倒されそうでした。でもそんなわれ等が十津川警部と強い母親としてのろうあ者の両者の立場から見えてきた真の容疑者は慎に辛い結果となりそうでしたが、それを乗り越えて強くなる母の姿はまぶしくありました。そんな親子と十津川警部を巣食って嘲笑っていたあくどい黒幕たちは根こそぎ一網打尽されてよかったですが、黒幕たちのあくどい人の善意を踏みにじる福祉を食い物にしやがったその悪ぶりには小説の中の世界とは言え似たような福祉を食い物にする輩がいるに及んで実に憎々しい物でありました。とはいえ、そんな辛い境遇を乗り越えたろうあ者の母の強い姿は目頭が眩しくなりそうであります。 | ||||
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