六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。

新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。

皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは…。

狂気じみたにぎやかな未来への警告を軽妙なタッチで笑いの中に描く短篇傑作集。

三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。

第一次大戦直後のロンドン。検死官として働く青年医師デリックと、骨董店店主のデューイは、性格が正反対の兄弟だ。

名刀が、謎と刺客を呼び寄せる。 お庭番の推理に、女剣士が助太刀! 真骨頂のシリーズ第二弾、ついに登場。

刑事事件の裁判有罪率は99.9%―絶対、逆転不可能な状況の中、個性的な刑事専門弁護士たちが残された0.1%の可能性にこだわって事実を追求する。

若き天才発掘師・西原無量が陸前高田の古い神社跡で掘り当てた、指が3本しかない右手の骨。

新宿淀橋署の部長刑事・宮本清四郎と警視庁捜査一課の佐々木冬彦警部補は、その苗字から武蔵と小次郎になぞらえられる好敵手。

猫をこよなく愛す、ブルーノ少年11歳。こう見えて、探偵です。

人生の岐路に立つ六人の女の運命を変えたのは、ひとりの女の“幸せ”だった。

おれたちは帰れないのだ。このままでは、どこへも。

“虚宴”に酔いしれる1989‐90年、サッポロ。

「なぜ、初心者を残雪の北アルプスに…」旅行作家・茶屋次郎の友人糸島が遭難死した。

大藩加賀に参勤交代の季節が近づいた。江戸から琴の待つ金沢へ。

柳原堤で物乞いと浪人が次々と斬殺された。殺しの夜の隅田川には奇声が響いてたという。

偉大な師米津寛兵衛の死から一年が過ぎようとしていた。

生涯最後の作品を描くため、老画家・篠崎源一郎は、看護婦の田代由美子と、三陸海岸の名勝・浄土ヶ浜へ逃避行を企てる。

航空自衛隊のベテランパイロット郷谷良平は、日本初の国産ステルス戦闘機誕生を目指して開発されている先端技術実証機ATD-X(通称・心神)にからむあるプロジェクトに参加するため岐阜基地内の飛行開発実験団に呼ばれる。

川内原発のHPが乗っ取られた。

腐敗に塗れた霞が関、官僚支配にたった一人立ち向かう女子事務官。話題沸騰の下克上ミステリ第3弾。

殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。

偉大な師米津寛兵衛の死から一年が過ぎようとしていた。

予期せぬ事態が心の奥底に潜んでいた思いを炙り出す。

腐敗に塗れた霞が関、官僚支配にたった一人立ち向かう女子事務官。話題沸騰の下克上ミステリ第3弾、金箔豪華装丁の単行本版。

亡き父からの手紙に端を発した一連のあやかし事情―あかねを迎えに来るという“あやかしの許嫁”天邪鬼の縺れた絆をほどいた九十九家の兄妹たち。

御鑓拝借に始まった騒動から年が明け、文化十五年。赤目小籐次と、肥前鍋島本藩を含む四家が組織した追腹組の死闘は続いていた。

家庭を顧みずに仕事に没頭してきた叩き上げの刑事・本城が、警察官僚として出世争いの渦中にいる息子から懇願される。

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。

咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。

大身旗本への奉公替えで更なる出世を果たした川端藤吉。俸禄も上がり、前途洋々かと思われた。

ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。

片山義太郎が、夜行列車で出逢った女性は白猫の化身!?晴美との結婚を当て込んで、石津が引っ越した郊外の団地。

自らの藩が取り潰しとなり浪人となった塙十四郎。

誰にも見つけられない古書店「福神堂」。店主で福の神様のレイジさんの元で、修行をすることになった小学5年生の東堂ひびき。

フリーライターの八坂駿は、オカルト雑誌の編集長から妙な企画の依頼をされる。

東京オリンピックの開催を翌年に控え、横浜は活気に満ちていた。そんな時、横浜港で若い女性の死体が発見される。

衝撃の展開に目が離せない、急展開の第二部 音大附属高校の二年生に進学した津島サトルは、ヴァイオリンの練習に励む南枝里子の姿に触発され、チェロで芸大を目指す決意をする。

警視庁組織犯罪対策部の沢渡と滝本組幹部の波多野は、組織に追われる中国人女性を見殺しにしたトラウマを抱えていた。

本屋大賞候補の音楽小説三部作、新装文庫化 新生学園大学音楽科の創設者を祖父に持つ津島サトルは、プロのチェリストを目指し、一家の敷いたレールに乗っていたはずだった。

広告会社を早期退職し、帰郷した俺の元に、市長の秘書をつとめる同級生がやってきた。

話題の犯罪心理サスペンス・ドラマ、小説版 瀟洒な邸宅、愛すべき自分の店。そして結婚6年の裕福な令嬢である優しい妻。

青春の苦悩をリアルに描いた大作、完結 高校三年に進学し、同級生たちが進路に悩むなか、津島サトルは音楽家としての自分の才能に見切りをつけようとしていた。

現役鍼灸師の著者が描く、心ほぐれる鍼灸ミステリー、第2弾です! 新米鍼灸師の真奈が勤める鷹野鍼灸院は、院長の鷹野が往療に出てばかりで不在が多いため、真奈がひとりで切り盛りしている。

大学一の有名人かつアンタッチャブルな存在――東雲清一郎。

この子と、幸せになりたいだけなのに―岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定している有名幼稚園へ見学に向かう。

東京北区にある出版社の新米編集者・黒木真央は、京都在住イケメン推理作家・夜光蛍一郎のサポートを命じられた。

高校生の三浦凪の好きなものは、カカオ80%のビターチョコレートとミステリー。苦手なことは群れることと甘えること。

村上水軍の流れを汲む名家に育ち、ピアニストを目指す少女・咲枝は、来島海峡大橋から飛び降りた母の死に疑問を抱いている。

三重県の山奥、神去村に放りこまれて一年が経った。

女子高生の結城梨乃は、自分の記憶が10分ともたないことに気が付いた。

朝倉かすみが挑む少女×ふしぎの物語。表題作のほか「留守番」「カワラケ」「おもいで」「へっちゃらイーナちゃん」の全5話。

外見は老朽化した貨物船だが、じつはハイテク装備の秘密工作船オレゴン号。

北朝鮮への武器密輸を暴くため、カブリーヨは大胆不敵な作戦に出た。

南小谷発新宿行きの「スーパーあずさ」車内で、ペンション経営者が殺害される事件が起きた。

江戸川乱歩賞作家による五つの警察連作小説。

土曜日のみの営業、さらにマスターは浮世離れした高校生という変わった喫茶店「チボリ」。

オルメスはホームズのフランス語読み。ルーフォックは「頭のおかしい」とか「いかれた」の意味。

新年早々ウィザースプーン警部補が任された事件は、単なる強盗殺人と思いきや、調べるうちに不審な点が続出する。

とんでもない医療格差が出現した近未来の日本。

『百年法』(第66回日本推理作家協会賞)から4年。

長崎伊王島沖合に二百年も前のガリオン船が現れ、仮面をつけた戦士たちが怪しく舞うー。

唖然とする展開、開いた口がふさがらなくなるラスト…早すぎたジャンルミックス作家L・P・デイヴィスによるストーリー紹介厳禁のサプライズ連打小説!本邦初訳。

一九三〇年、昭和大不況の年に、横山エンタツと花菱アチャコの二人の芸人がコンビを結成。漫才師エンタツアチャコの誕生である。

対馬市、航空自衛隊海栗島分屯基地。

太平洋に浮かぶ美しい島ミクロ・タタに、泉の守り神である愛くるしい両生類が棲んでいる。

シリーズ累計90万部突破!! 中山七里の音楽ミステリー、最新刊です! ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、当時起きた殺人事件のことを思い出す。

疲れた心が元気になる、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

絶海の孤島を舞台に、妖怪博士・絶対城が「ダイダラボッチ」の謎に迫る第八巻! 「のっぺらぼう」の力を持ち、真怪でもある妖怪学徒の桜城晃(さくらぎあきら)。

迷い込んだ村は戦争中。

発生した軍事クーデターを鎮圧するためには、短時間で対処しなければならない。時間が経てば経つほど、鎮圧は困難になる。

目的も知らされず、未開の惑星デルマク・Oに送り込まれた14人の男女。

独り身上等! 結婚は初恋のあの人とする。

軍用有人兵器・機甲兵装の密輸事案を捜査する警視庁特捜部は、北アイルランドのテロ組織IRFによる英国高官暗殺計画を掴んだ。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

分別ある侍たちが、なぜ武家の一線を越えたのか。

双子の「長靴の戦士」ピノとピピは、かつて魔王の居城があった街アクアテクを舞台に、〈ボツコニアン〉の世界の謎に果敢に挑む。

なにが善で、なにが悪か。決めるのは、誰だ?崩壊した世界。

シェルドン・ホロヴィッツ、82歳。孫娘夫婦と暮らすため、アメリカから嫌々ノルウェーに移ってきた。

いちばんの親友って、誰? あなたは訊く。餌を見るみたいな目で――ねえ。

朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。

大切な人の死を知る度に、時計の針は何度でも過去へと巻き戻る。

夏の日、姉妹は死体を見つけた。容疑者は、父親。

村野隼介、30歳。職業、ユーロポール連絡員。

長野県安曇野のホテルで、東京都新宿区在住のイラストレーター早見有希世の他殺体が発見された。

忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。

あなたの『コクハク』、請け負います。 受けた依頼は必ず果たす。

世界から軍隊が消えて10年。しかし戦争は武力から諜報戦に形を変えていた。

深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接する大国ニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。

真以は恋人の南野刑事との久しぶりのデートに心をときめかせていた。

室田署刑事課の新人・国吉まどかは、先輩で相棒の巡査部長・高橋竜太郎に「警視庁随一のグルメ刑事」と呼ばれるほどの食いしん坊で、ランチに全精力を傾けている。

海外の仕事で華々しい成果を挙げた流葉爽太郎。

並木響子は娘を死に追いやった男を殺す機会をついに得た。

宗介とは半年前、街で偶然再会を果たした。

千年の時を超え、現代に生きる源義経が、自らの怒涛の生涯を語り出す。

俊英と謳われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、役目をしくじりお役御免、いまや“襤褸蔵”と呼ばれる無頼暮らし。