レベル96少女、不穏な夏休み
- 14歳 (24)
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面白かったし、不幸少女尊い。 今まで子供なのに我儘を言うことができなかったいっちゃんが少し不良になれたってとても良い話ですよ。 | ||||
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夏休みの話はともかく,十一月の刊行でそうめんや冷やし中華は…と感じる四作目. 全四篇はおおよそこれまでと同じ構成で進められていき,怪異譚を前半に起きながら, 最後では主人公親子の関係を掘り下げ,彼女はもちろん父親の変化と成長も描かれます. まず,前半の二篇はこれまたいつも通り,少女と妖怪らの賑やかなやり取りがあり, 年ごろの女の子の振る舞いに主人公が戸惑ったり,それらに冷静な反応を見せつつも, 気が付けば奇妙な出来事に巻き込まれ,最後は彼女が解決をするわかりやすい流れです. また,『偏りがち』ですがギャグも多く,著者が楽しんで書いている姿が浮かんできます. 三篇目はいささか変則的というのか,主人公が登場をしない友人の話となっており, ただの番外篇かと思いきや,何やら意味深の場面も見られ,その解釈にやや悩みます. そして最後の篇は,複雑な間柄でもある娘と父に新たな問題が起きるというもので, 二人に行き違いが生まれる中,淡々と,それでも懸命に語り掛ける父の姿が胸を打ち, その間を取り持つ温かなご飯が,その思いとともに染みていく様子が印象的に映ります. 結果,彼女は一つの選択をし,夏は彼女をまた少し人間へ,大人へと近づけますが, 何より父娘の思いが縮まった夏に思われ,今後の二人の距離感が気になるところです. | ||||
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