赤の女王の名の下に



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初公開日(参考)2009年11月
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長編小説

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赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)

2009年11月06日 赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)

情報漏洩、そして少年犯射殺の責任を問われ閑職に回された警察官僚・湊俊介。エリート街道復帰めざし、警察トップにも影響力ある財閥の、婿選びパーティに高校生探偵・立花真樹と参加するも、館で令嬢が殺害される。家名に傷がつくことを厭う遺族、自己保身に走る湊、大人の事情で事件はあらぬ方向に処理されるが惨劇は続く!湊たちは恐怖の館から生還できるか。 (「BOOK」データベースより)




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赤の女王の名の下にの総合評価:9.33/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

THANATOSシリーズ第5巻

今巻のテーマ(魚)はブラインドケーブ・カラシン…とみせかけて真の主役は立花兄弟に負けない奇人こと湊俊介警視正です。
あらすじにあるように4巻の事件の末にエリート街道から脱落し、復帰しようとあがく現在の彼と、彼の過去が描かれます。
ほろ苦い過去と、うまくいかない現在……と書くと切ない話なのですが、というか切ない話になるはずだったっぽい(作者後書きより […])のにどうしてこうなった。
汀こるものお得意の容赦なく、かつ身も蓋も無い物語が炸裂します。笑いあり涙あり事件あり、とてもオススメです
赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)より
4061826867
No.2:
(5pt)

必死で走る時期があるものだ。

何度も読み返しています。
お勧めです。
どんな人にもそんな時期があり、そして続いて行くのです。
赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)より
4061826867
No.1:
(4pt)

こういうテイストも良いと思う。

THANATOSシリーズ第5弾。
全体の印象としては、ここまでの既刊の中では、メフィスト賞受賞の第1作『パラダイス・クローズド THANATOS』に次いで良いと思う。本を開いて最初の折り返しの部分に、今作でメフィスト賞応募のストックが尽きた旨の記述があるが、それを考えると、これまでの4作で、作品の出来のばらつき、或いはキャラの印象が作品ごとに微妙に異なるといった違和感を覚えたことも納得出来る。
今作もそういう意味では、過去の4作品とは共通する部分もあるが、異なる部分も多い。最大の特徴としては、第1作から登場していながら、これまでは、現場ではなく、事件から離れた位置にいた警察官僚湊が直接事件に関わっていることだろう。彼が主人公となっているため、必然最初から最後まで登場している。そのため、いつもの生物系の蘊蓄が少し抑え気味なきらいがあるのに対し、湊のディレッタントが全開になっている。ルイス・キャロルを筆頭に早口言葉から英文詩から色々と暗唱している。この辺りのペダンティックぶりは、読む人によって好悪がはっきり分かれるだろうが、個人的にはこのぐらいは十分許容出来る。
登場人物たちが、善悪どちらのスタンスにいるかはっきりしている、つまり善意の第三者、無関係に巻き込まれた人がほとんどいないと言っていいので、ミステリとしては、わりとシンプルな部類にはいると思う。途中に何度も挟まれる、回想シーンというか半妄想シーンが少々鬱陶しい気もするし、湊のキャラがちょっとやりすぎというかオープンにしすぎ感がある気もするが、全体としてはいい出来だと思う。
赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤の女王の名の下に THANATOS (講談社ノベルス)より
4061826867



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