パラダイス・クローズド
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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第37回メフィスト賞受賞作。双子の兄弟のキャラと水槽蘊蓄、そして密室トリックが良かった。「本格ミステリに対する挑発」も浦賀とは別の意味で良し。 | ||||
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ミステリを書いてミステリを批判する。なんとも捻くれたスタンス。 | ||||
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軽い文体、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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孤島を舞台にしたクローズドサークルものなのだが、そのことに自覚的な登場人物たちが横溢するメタミステリ的物語。 往年のメフィスト賞受賞作だけあって、なるほど、尖りに尖った作品。まさにすれっからしのミステリ読み御用達、といった内容で楽しかったけど、無教養な自分にはちょっと受け入れにくくもあったかな、というのが正直なところ。ただこの頃のメフィスト賞作品は結構好きで、とても味わい深く、どうにも偏愛したくなってしまう。 | ||||
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もし、受賞したと知らずに読んだとしても、読み終わったところで「この小説は何という賞を受賞したでしょうか」と問われたら、「メフィスト賞!」と即答できちゃう、そういう感じのミステリ作品です。 シニカルなユーモアとともに次々と繰り出されるミステリネタに、ついニヤニヤしてしまうので、ミステリマニアにこそ読んでほしいと思います。 たまに元ネタの分からない箇所があった私は、まだ精進が足りません。今後も様々なミステリの摂取に励もうと思います! | ||||
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高校生名探偵と人死にをもたらす美少年の双子、お付きの刑事が殺人事件に挑む孤島ものである。 島のオーナーから招待され、推理小説作家たちの集まりに参加した双子と刑事。程なくしてオーナーが密室で殺害されてしまう。不穏な空気が漂い、客たちの中からは双子による犯人説を唱えるものまで現れて…。 フォーマットは真っ当なクローズドサークルの本格ものですが、事件の真相なんてなんのその、水棲生物から生命そのものまでを密室になぞりながら衒学的に展開する怪作だ。 蘊蓄に負けて、サクサクと読み進められないのはマイナスだろう。真相究明に至るプロセスにも、それか!と不満が残る。探偵のキャラに抵抗感が…【メフィスト賞】 | ||||
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粗筋等については他のレビューに書かれているので省略し、これから購入しようという方にお願いを。 第1巻では舞台設定やキャラクター背景の説明が要求されるため、どうしても作者の真骨頂が発揮されるのは第2巻以降になる、というのはシリーズ物の宿命でしょう。作者が「メフィスト賞狙い撃ちの1巻」と明言しておられるように、この作品は、メフィスト賞受賞作としては賞賛されようと、世間一般からの目から見れば穴と取られるであろう要素を多分に備えています。いっそしつこい程の魚薀蓄、過度にキャッチーなキャラクターとやたら暗い背景の組み合わせ、動機をまるっと無視した解決編、そしてラストの強引な畳み掛け。 私のようにそれらを気に入ったという方々はどんどん続きを攻略していけばよろしいかと。 けれど、皆さん仰るように好みが別れる作品ですから、第1巻で挫折した方も沢山おられるかと思います。コミカルな文体にアレルギー反応が出たという方は仕方ない、時事ネタやネット描写こそが著者の強みのひとつですから、ご縁が無かったとお別れする他ありません。ですがその他の、例えば「薀蓄が長い割に深みがない」「本格に喧嘩を売りやがって新人が」「動機は書くべきだろ」といった理由で本作を投げ捨ててしまった読者には、是非2,3巻を読んでから、著者に見切りをつけるか否かを判断して頂きたいのです。 この作品は、メフィスト編集部に届けられた5作品ワンセットのうちの1作です。第1巻には後続作品で回収される伏線が大量に張り巡らされています。一見冗長な薀蓄もそのひとつ。第1巻では触れられなかった動機は第2巻で物語の主軸となりますし、魚への投影と相まってキャラクターにぐっと厚みが出るのもそこからです。3巻ではまたガラッとテイストが変わり、1,2巻で軽視されていたものにスポットが当たります。 欲を言えば5巻まで読んでほしいところですが、とりあえず2巻を。話はそれからだ。 | ||||
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作中でいきなり「蠅の王」の、ご丁寧にオチまで語るあらすじ紹介が始まって読むのやめた 酷くね 俺の本棚に未読の「蠅の王」積んであるのにふざけんなよ 一部のセリフを引用するとか、軽くあらすじにも書いてある程度の内容紹介ならまだしも 途中で読むのやめたけどほぼすべて書いてあったっぽいよ もちろんそれはあらすじだから実際に「蠅の王」読むのとは違うけど、でもネタバレされたいかって言えば話は別だよね もう少しマナー考えろや 続き読んでないから知らんけど本当に必要だったのか、仮に必要だとしても他者の作品を一から語らないと書けない小説なんか書くな、必要ないなら尚更ふざけんなと こういったとこで許されるのは正真正銘誰もが知ってるレベルの寓話くらいだろ。普通の小説を一から十までネタバレすんな | ||||
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