奇妙という名の五人兄妹



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初公開日(参考)2016年11月
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長編小説

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銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹 (創元推理文庫)

2023年06月12日 銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹 (創元推理文庫)

妻が奇妙な強盗事件に遭遇した。犯人は居合わせた人々から「もっとも思い入れのあるもの」を奪っていったという。以来、なぜだか妻の身長は縮んでいき……。/生まれつき奇妙な〈力〉に悩まされてきた五人兄妹。祖母から〈力〉を消してやると告げられた三女は、ひと癖もふた癖もある兄妹たちを集めるために奔走する。――おかしな運命が照らし出す、夫婦の、兄妹の、家族のつながり。カウフマンの輝きに満ちた小説世界を2冊合本で贈る。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

祖母が死んだ後も、父親探しで結束が一層強まる五人兄妹

「ウィアード」という「奇妙な」苗字の一家のお話です。
「ウィアード」とは「奇妙な」という意味です。

「奇妙な」といえば、父親が五人の兄妹を残したまま突然
「奇妙な」自動車事故で急死したのも、ミステリのようです。

「ウィアード」家一代目の祖父が創業したタクシー会社。
それを継いだ二代目の父親は、一時はマセラティという高級車を乗り回すほど
景気がよかったのですが、突然、「奇妙な」謎の事故死。

その時、長男リチャードは十九歳、長女ルーシーは十七歳、次女アバは十六歳、
三女アンジーは十四歳、末っ子の次男ケントは十三歳でした。

その後、母親は床屋として働いて一家を支え、五人兄妹を育てます。
五人は、段ボール箱を使って「世界の終り」という名の不思議で「奇妙な」町を作り、
夢の世界で遊んで育ちます。

およそ八年半が過ぎた、ある日、死を悟った祖母は五人兄妹を自分の病院に召集します。
期限付きで。門限のように厳格に。

祖母が指定した期限まで、あと十三日しかありません。
五人兄妹は万難を排して祖母のいる病院を目指して駆けつけます。
そのドタバタ道中が面白く描かれています。

病院に着いた時、祖母はまだ生きていて、大きな声で「遅刻だよ!」と
最後の言葉を病室にとどろくように響かせて、死にます。「奇妙な」祖母です。

それからさらに約三年後、祖母の墓の前に集まった五人兄妹の前で、
三女アンジーは「父親はまだ生きている、死んでない、と生前、祖母から聞いた」
と突然「奇妙な」ことを言い出します。

これからが、五人兄妹による「父親探し」の始まりです。この物語の先は、
ますます面白くなりますよ。この本から手が離せなくなること間違いなしです。
奇妙という名の五人兄妹Amazon書評・レビュー:奇妙という名の五人兄妹より
4488010644



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