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宮部みゆき

三島屋変調百物語

『三島屋変調百物語』(みしまやへんちょうひゃくものがたり)は、宮部みゆきによる日本のホラー、時代小説のシリーズ。

川崎宿の旅籠の娘・おちかは、とある事情から江戸で袋物屋「三島屋」を営む叔父夫妻の元へ行儀見習いとして身を寄せている。しかし店主の身内として習い事に励むよりも、女中として忙しく働くことで自らの過去を頭の隅へと追いやろうとしていた。
ある日、叔父の伊兵衛が急な所用のため、訪問が予定されていた客への対応をおちかに任せて外出してしまう。他人に心を閉ざしているおちかは不安に駆られるが、自分を信用してくれた叔父のためにも、客に非礼があってはならないと覚悟を決める。
客は、庭に咲く曼珠沙華に恐れおののくが、おちかに対して自分の過去にまつわる怪をぽつり、ぽつりと話し始める。
帰宅後、おちかから事の顛末を聞いた伊兵衛は、江戸中から不思議な話を集めるとして、おちかにその聞き役を務めるよう言い渡すのだった。

あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)

参考:

一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。ある事件を境に心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々にその心は溶け始めていた。ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」の話を聞く。それは、暗獣“くろすけ”にまつわる切ない物語であった。人を恋いながら人のそばでは生きられない“くろすけ”とは―。三島屋シリーズ第2弾!
あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)(「BOOK」データベースより)

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1作目

宮部みゆき:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)
A 10.00pt - 6.95pt - 4.18pt

17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。

2作目

宮部みゆき:あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)
A 9.00pt - 7.70pt - 4.61pt

一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。

3作目

宮部みゆき:泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)
B 0.00pt - 7.12pt - 4.49pt

三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。

4作目

宮部みゆき:三鬼 三島屋変調百物語四之続
B 0.00pt - 7.20pt - 4.58pt

江戸の洒落者たちに人気の袋物屋、神田の三島屋は“お嬢さん”のおちかが一度に一人の語り手を招き入れての変わり百物語も評判だ。

5作目

宮部みゆき:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続
A 9.00pt - 7.89pt - 4.59pt

人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業――これぞ江戸怪談の最高峰! 塩断ちを機に次々と家族を襲った身も凍るほどの怪異、妖を呼び寄せる声をもった女中の奉公話、世にも奇妙な写本の話……人間の愚...

6作目

宮部みゆき:黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続
A 9.00pt - 8.00pt - 4.16pt

おちかに代わり三島屋次男坊・富次郎が新たな聞き手に。心揺さぶる極上の江戸怪談、新章突入─。

7作目

宮部みゆき:魂手形 三島屋変調百物語七之続
B 0.00pt - 8.00pt - 4.18pt

嘘も真実も善きも悪しきも、すべてが詰まった江戸怪談の新骨頂! 江戸は神田の三島屋で行われている変わり百物語。

8作目

宮部みゆき:よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続 (角川文庫)
A 0.00pt - 8.00pt - 4.00pt

江戸は神田の袋物屋・三島屋は風変わりな百物語で知られている。語り手一人に聞き手も一人。

9作目

宮部みゆき:青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 (角川文庫)
- 0.00pt - 0.00pt - 0.00pt

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。


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